Anders Rydholm (B, Key, G) – GRAND ILLUSION(日本語)

 

 

1.新作の製作中で、曲を書いたり、既に何曲かをレコーディングし始めているよ。18世紀のスウェーデンから中国への船旅を題材にしたミュージカルを書いているんだ。そのミュージカルは2002年の秋に上演される予定だよ。

2.THE BOOK OF HOW TO MAKE ITが俺達の最新アルバムだよ。 人々が曲とメロディーを気に入ってくれればいいな。好きな曲はFeeling Strangely FineとDon’t Wanna Knowだね。最高のメロディーがあると思うんだ。

3.相撲、寿司、黒澤(明監督)、エレクトロニクス、美しい建物、礼儀正しい人達、カメラ。早く日本にいけたらいいと思うよ。

4.音楽を演っているとリラックスするんだ。時間を過ごす為のお気に入りの方法さ。他のゴールは幸せになる事、そして家族が健康である事。

 

 

5.ジャズ、ファンクからロック迄何でも演ってきたよ。でも最近はAORが殆どだね。5歳の時にドラムを始めて、ベース、ギター、キーボードも演るよ。POINTZというバンドで1年間プロ・キーボーディストとして演っていたんだ。

6.好きなバンド:TOTO、GIANT、MR. MISTER、 AIRPLAY。好きなアーティスト:Gino Vannelli、David Foster。

7.君達が俺達の音楽を楽しんでくれます様に。どうもありがとう。

Ola Karlsson (G) – GRAND ILLUSION(日本語)

 

 

1.GRAND ILLUSIONの他に、MOONDRUNKっていう自分のバンドのリハーサル、レコーディングをしているよ。Andersと俺とで次のGIのアルバム用の新曲を書き始めているよ。

2.THE BOOK OF HOW TO MAKE ITアルバムを本当に誇りに思っているし、俺達の新しいスタイルはとてもいい感じなんだ。歌詞を書いているから、人々には言葉を聞いて欲しいんだ、この手の音楽の歌詞って大抵つまらないのが相場だから、余計にね。好きな曲はDon’t Want To Know、Boys Last Night OutとFeeling Strangely Fineさ。

3.テクノロジー、美しい芸術と建築物、フレンドリーな人達、素晴らしい文化的な歴史、高品質なレコード・アルバム、ライヴ・アルバム…。

4.ミュージシャンとしてのゴールは、リスナーと俺自身の両方に何かを与えられる音楽を演る事さ。

 

 

5.17歳(今俺は32歳さ)の時から音楽を演っていて、HM、プログレッシヴ・ロック、ブルース、ロック、歌手/作曲家として、カントリーを演ってきたよ。

6.好きなアーティストとバンドの幾つか:Todd Rundgren、BEN FOLDS FIVE, Jay Hawks、John Prine、Michael Penn、AMERICAN   MUSIC CLUB、CRACKER、 Hank Williams、Robbie Fulks、CLEM SNIDE、LED ZEPPELIN、WILCO、Jim White、QUEENS OF THE STONE AGE、BECK、Frank Sinatra、D’ANGELO、Buddy Miller、LOUVIN BROTHERS、Little Jimmy Scott、Miles Davis…等。つまり全ての音楽さ、いい音楽だよ!

7.日本のファンに沢山の愛を。素晴らしい北欧の音楽に注目し続けてくれ。武道館で逢おう!

Peter Sundell (Vo) – GRAND ILLUSION(日本語)

 

 

 

1.GRAND ILLUSIONの2ndアルバムのレコーディングを始めているよ。

2.GRAND ILLUSIONの1stアルバムが最新作だよ。好きな曲はAccidently On Purposeに続いていくBoys Last Night Outだね。

3.すぐにでも訪れなくてはならない国。

4.より素晴らしいシンガーになる事と、他の素晴らしい歌声を聴く事。アーティストとしてのゴールが俺個人のものになれば、それで十分さ。

 

5.5歳の時に最初の演奏をしたんだ。9歳の時に国営テレビでのデビューを果たした。18歳の時に自分のバンドでHRを演り始めたのさ。

6.音楽は何でも好きだけど、HRとウエストコースト・ロックはいつも心にあるだろうね。Steve Walshは素晴らしいシンガーだね。(好きなバンドは)TOTOとJOURNEY。

7.日本でみんなに逢えるといいね。

Christian Sundell (Ds) – GRAND ILLUSION(日本語)

 

 

1.GRAND ILLUSIONの2ndアルバムの為の練習を家の地下室でしているよ。OllieとLammuhultに居る友達と演ったりもしているんだ!

2.GRAND ILLUSIONのTHE BOOK OF HOW TO MAKE ITだよ。アルバムの素晴らしいメロディーに注目して欲しいね。好きな曲はPoorcow、Don’t Wanna Knowだよ。

3.CASSIOPEA、素晴らしいミュージシャンが居る素晴らしいバンドだね。

4.俺のゴールは、Jeff Porcaroの半分位でいいからいいドラマーになる事さ。

 

 

 

5.6歳の時にドラムを演り始めたよ。17歳の時にLena PHとツアーに出た。彼女はschulager(?) musicを演っているんだ。AORバンドの
WULCANで兄貴と一緒に演ってた。2、3回のライヴの為だけに続いたバンドに居た沢山の連中とも演っていたよ。87年からはAnders、Peter、Perと一緒にPROMOTION(現在のGI)で演っているんだ。

6.好きなバンドはTOTO、JOURNEY、MSG。音楽の好みはHRからジャズ迄。好きなミュージシャンはJeff Porcaro、Vinnie(綴り不明)、Ronni Le Tekrø、Mike Porcaro、Mike Slamer、リストは幾らでも長く出来るよ。

7.GIの音楽を聴いてくれてありがとう。じゃあまた。

GRAND ILLUSION(日本語)

(L to R) Christian Sundell (Ds), Per Svensson (Vo), Anders Rydholm (B,Key,G), Peter Sundell (Vo) & Ola Karlsson (G).
写真提供:GRAND ILLUSION

 

 

(質問)

1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?

2. 最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。

どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?

3.「日本」という言葉から連想するものは?

4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?

5.貴方の音楽キャリアとどんな音楽を演ってきたのか教えて下さい。

6. 音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。

7.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

Per Svensson (Vo) – GRAND ILLUSION(日本語)

 

 

1.先生として働いていて、高校で若いミュージシャンから学ぼうとしているよ。

2.歌詞にある皮肉を読み取って欲しいね。好きな曲はDon’t Want To Know。

3.寿司、相撲、とても礼儀正しい人々。

4.若いミュージシャンを応援する事。活力となり得る彼らの夢を実現する事。

 

 

5.音楽の修士号を持っているよ。アメリカのイーストコースト、ウェストコースト・ミュージックが好きなんだ。David Fosterは大きな存在だね、John Williamsもね。

6.自分の仕事にも関わるから全ての音楽を聴く様にはしているけど、好きなのはMAXUS PAGES(?)、TOTO、AIRPLAYに、本当に沢山あるんだよ。

7.音楽そのものを楽しんでくれ。

GRAND ILLUSION (2001)(日本語)

 

スウェーデンからまた新たな新人、GRAND ILLUSIONが登場しました。彼等のアルバム”THE BOOK OF HOW TO MAKE IT”は2001年3月23日にMARQUEE/Avalonさんから発売に、更に欧州では2001年4月7日にESCAPE MUSICから発売。日本盤にはボーナストラック”The Hardest Part”が収録されています。

GRAND ILLUSIONはPROMOTIONを基に始まったバンドだ。1986年から共に演っているが、ホーン・セクションがあったりなかったりだ。長年を通してバンドは自分達が演りたい音楽を演ってきた、オリジナルだろうとカヴァー曲だろうと。仕事というよりも楽しみの為にスウェーデン南部でライヴをやっていた。1995年にAnders Rydholmがスタジオを作り、自分達の作品をレコーディングする様になる迄は。1stアルバムは”NOT FOR SALE”は古い作品を集めたものだ。低予算で作られたもので、長い期間がかかった為目標はそれ程高くはなかった。PROMOTIONの名前で”NOT FOR SALE”をAndersの会社GodisPaScenから発売した。バンドはドイツのネット・レコード・ディーラーのGeorg Sieglと接触、彼の協力により「ボールが転がり始めた」。サイト、音楽雑誌の好意的なレビューがGIの様なバンドにもマーケットがあるとバンドに自信を持たせた。と同時により質の高い曲が収録され、よりプロらしい姿勢を持った全く新しいアルバムを作る為のインスピレーションを与える事となった。”YEAH, YEAH”は同じ状況で発売され、Georg Sieglが再び協力してくれた。予算は相変わらず低かったが、1stアルバムへの全ての積極的な反応が後押ししてくれた。このアルバムには更に好意的なレビューが寄せられ、世界中のリスナーからの好意的な感想が寄せられた。2枚のアルバムへのレビューの多くをここで読む事が出来るのでチェックして欲しい:

http://www.godispascen.se/promotion/(S-ROCK注:このページは存在していません)

3rdアルバムは前2枚の作品よりも更にヘヴィーなものとなった。よりピュアなAORだ。2000年5月にバンドはEscape Musicと契約。そしてバンドは名前を変更しようと話し合いを始めた。4ヵ月後バンドはその名前を”GRAND ILLUSION”に決定する。GRAND ILLUSIONは5人編成だが、その内の3人に焦点が当てられる:Andersは作曲、アレンジ、そして多くのパートを担当している。 Ola Karlssonは全ての歌詞を担当。Peter Sundellはリード・シンガーで非常に個性的な声の持ち主だ。現在バンドは殆どライヴ活動をしていない。何故なら、テクノ、ヒップホップかデスメタルでも演っていない限りスウェーデンではチャンスが非常に少ないからだ。バンドはツアーを希望しており、もしライヴを演る可能性があれば間違いなくバンドは興味を示すだろう。メンバー:Peter Sundell (Vo)、Per Svensson (Vo)、Anders Rydholm (Key&B&G)、 Christian Sundell (Ds)、Ola Karlsson (G)。

Anders Rydholm (Key, B & G for GRAND ILLUSION)

 

良質のメロディックHRをお探しでしたら、このアルバムを強くお勧めします。

 

 

(Discography)

ORDINARY JUST WON’T DO (MARQUEE/Avalon, 2004)
VIEW FROM THE TOP (MARQUEE/Avalon, 2002)
THE BOOK OF HOW TO MAKE IT (MARQUEE/Avalon, 2001)
IN THE BEGINNING (ESCAPE MUSIC, 2001)

 

 

GRAND ILLUSION Official Website

http://www.godispascen.se/gi/

Roger Ljunggren (G) – T’BELL (2000)(日本語)

 

 

 

1.今僕達はアルバムの最後の作業をしている所だよ、(欧州では)5月に出る予定なんだよ。

2.僕達が挑戦したのは、僕達の音楽に「80年代のフィーリング」をつかむ事なんだ。音楽は人々を幸せにすべきだし、曲と一緒に歌いたくなるものでなければいけないのさ。僕の好きな曲は”Do Ya”と”Take Me Tonite”だよ。

3.僕にとっての日本はウエストコースト・ミュージックに繋がっている所で、とても礼儀正しい人達で溢れている国だね。

4.ミュージシャンとしてのゴールは、僕がしている事によって人々を幸せにして満足させる事だよ。個人的には…殆ど同じだと思うよ。

 

 

5.80年代からスタジオ/セッション・ギタリストとして活動しているよ。80年代はもっとHM/HRに傾倒していたけど、大人になってからはよりAORやウエストコースト・ミュージックに傾倒して行ったのさ。

6.今はAORやウエストコースト・ミュージックに傾倒しているんだ。David FosterとJay Greydonのプロデュースによる80年代の作品がいいね。好きなバンドはTOTO、CHICAGO、AIRPLAYとPLANET 3かな。

7.僕達の仕事を君達が気に入ってくれる事を本当に祈ってるよ。君達の為に作ったんだからね、今でもAORとウエストコースト・ミュージックを愛している人達の為にだよ。

T’BELL (2000)(日本語)

(L to R) Roger Ljunggren(G), Ola Johansson(Ds) & Patrik Tibell(Vo).

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?
2.最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?
3.「日本」という言葉から連想するものは?
4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?
5.貴方の音楽キャリアとどんな音楽を演ってきたのか教えて下さい。
6.音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。
7.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

T’BELL (2000)(日本語)

 

 

スウェーデンからまた素晴らしいAORプロジェクトが登場しました。Patrik Tibell (Vo)とRoger Ljunggren (G)らの3人によるT’BELLです。 12曲入りのアルバム”REPLAY” はAOR HEAVENから2000年7月に発売、日本では2曲のボーナストラック(”Sorry Elaine”と”Forever”)を加えて2000年11月22日にMARQUEE/Avalonさんから発売となっています。以下はGのRogerから届いた彼等の簡単なバイオグラフィーです。

 

 

T’BELLのアイディアは80年代の終わりに始まったんだ。PerはSkaraのレコード会社で働いていて、Patrik Tibelの事を話してくれたんだ、Patrikは同じレコード会社でスタジオ・エンジニアとして働いていたんだけど、TRACEっていうローカル・バンドのVoとしても知られていたのさ。バンドの曲を殆ど全て書いていただけでなく、彼は自分用に沢山の曲を作っていた。そしてPerはその内の何曲かを聴く機会があって…彼は、Patrikの曲は彼がこれ迄聴いてきた最も素晴らしいAORの曲の数々に匹敵すると話してくれたよ…。この当時僕はスタジオ/セッション・ミュージシャンとして働いていて、TV番組の仕事でPatrikと一緒になった時に彼と逢ったのさ。彼は僕に自分の曲を何曲か聴かせてくれて、僕はぶっ飛んだよ。僕達は、近い将来是非一緒にスタジオで仕事をしようよ、と話し合ったんだけど、その時はお互いが沢山のプロジェクトと仕事をしていて、「一緒に演る」っていう僕達の計画を実行に移すには10年かかった…。僕達はまず昔の曲の新しいヴァージョンを作る事から始めたよ、どの作品も発売するっていう現実の予定は全くなかったんだけどね、でもPerが、レコード契約を取る為に真面目に取り組んでみないか?と勧めてくれたんだ。曲は15年もの間大事に温めて来たものなんだよ!!!そして僕達はやり遂げたんだ。君が聴いたのは僕達が作ったデモで、それが僕達をドイツのレコード会社AOR HEAVENと契約するきっかけになったんだ。僕達は現在、もうすぐ発売されるアルバム”REPLAY”の最終作業にかかっているんだ、アルバムは2000年5月に発売予定だよ。僕とPatrik以外のアルバムでのミュージシャンは、曲の仕上がりが最高になる様に、そして僕達が求めていた特別な音やスタイルを獲得する為にPatrikが特別に選んだスタジオ・ミュージシャンだよ。君達が、僕等と同じ位このアルバムに満足してくれる事を祈っているよ。

Roger Ljunggren

 

 

彼が言う様に、T’BELLの音楽は80年代風AOR。キャッチーでポップで、非常に無駄のないすっきりとした音作りがなされています。思わず一緒に歌いたくなる、という表現が彼等の音を表現するには一番ぴったりかも知れません。Mikael Erlandson辺りが好きな人には是非お勧めの作品です。

 

 

(Discography)

REPLAY (MARQUEE/Avalon, 2000)