KING COMPANY (2017)(日本語)

 

KING COMPANYは2014年の初春に結成された。ドラマーのMirka “Leka” Rantanen (RASKASTA JOULUA、 WARMEN、元THUNDERSTONE、 元KOTIPELTO等) は、長い間新しいHR/メロディック・メタル・バンドを結成したいと考えていた。かつて一緒に仕事をした事があり、良きミュージシャンであり良き友達としても知っている人達とこのバンドで一緒に演りたい、と思っていた。まず初めに彼は即加入を希望したギタリストのAntti Wirman (WARMEN) に連絡をした。シンガーのPasi Rantanenの事は最初からMirkaの心に浮かんでいた、何故なら以前2、3のバンド (THUNDERSTONE、WARMEN)で一緒に演っていたからだ。キーボーディストのJari Pailamo (KIURAS、 PONIES TO KILL)とベーシストのTime Schleifer (ENFARCE) が加入して、このスーパー・バンドは始動の準備が整った。バンドの元々の名前は”NO MAN’S LAND”だった。興奮と熱狂の中バンドは彼等の最初の楽曲に取り掛かり、2014年の秋に初めての3曲デモの製作の為有名なASTIAスタジオに入った。程なくしてAntti WirmanがCHILDRENS OF BODOMのツアー・ギタリストとして一時的にライヴに参加する事となった為KCのリハーサル時間が制約されたが、バンドはそれでも次々曲を作ろうとしていた。FRONTIERS RECORDSとのレコーディング契約を結果的にKCにもたらす事となったHeta HyttinenとGINGER WINE MANAGEMENTとの提携を開始。これがバンドの夢を実現させる事となり、デビュー・アルバムのレコーディング開始が可能となった。2015年の秋にはヘルシンキとユヴァスキュラでの非常に成功したライヴを開催した。ほぼ完売のON THE ROCKSではバンドの最初のライヴ・パフォーマンスが目撃された、発売間近のアルバムからの曲全てを演奏したからだ。それらのライヴの後すぐにデビュー・アルバムのレコーディングが始まり、2016年の1月にアルバムはマスタリングされた。アルバムのレコーディングとミキシングはJanne WirmanとKal Kaercherが、マスタリングはMika Jussilaが担当した。FRONTIERS RECORDSはバンド名を変更する事を提案した、何故なら同じバンド名のバンドが既に2つあり、混乱を招く恐れがあったからだ。バンドは名前を”KING COMPANY”と改めた。アルバムの発売日は2016年の初秋で、その後バンドはまずはフィンランド、そして世界の他地区でライヴを行なう。デビュー・アルバムのタイトルは”ONE FOR THE ROAD”だ。

(公式サイトより)

 

 

(Discography)
ONE FOR THE ROAD (FRONTIERS/KING RECORDS, 2016)

 

KING COMPANY Official Website

http://www.kingcompanyband.com/

Bente Smaavik – E-mail Interview (2017)(日本語)

 

*彼女は美しく歌う*

1990年前後に西新宿の輸入盤屋がこぞって北欧メロディアス系のCDを仕入れて、4千円前後の高値で販売していた事を覚えていらっしゃる方、また実際に購入なさった方ならご存知だと思います。ノルウェーのBLONDE ON BLONDEもしくはPERFECT CRIMEというバンドがありました。Bente Smaavikの存在はそれをきっかけに日本の北欧メロディアス系ファンに知られました。
それ以降話題が途絶えていましたが、現在はソロ活動を中心にして様々なプロジェクトにも参加、2014年に結婚した夫のVictor Borge (AMMUNITION)との作品も発表し、精力的な音楽活動を展開しています。
今回は彼女とのEメール・インタビューをお届けします。

 

Photo by Kjell Roger Solstad

 

S-ROCK: 2012年に1979 – 2011というコンピレーション・アルバムを発売しましたね。貴女の音楽の歴史が分かる作品です。どういう経緯で発売する事になったのですか?

Bente: 私の大事な友達でジャーナリストのJohan Svendsenが何度も勧めて来たのよ、ベスト・アルバムの様なものを出すべきだ、と。それで2012年に発売したの。Johanはその年に亡くなってしまったわ。彼の存命中にCDを発売する事が出来て本当に感謝しているわ。

S-ROCK: CDブックレットはノルウェー語で書かれています。それぞれの曲について少し解説して頂けますか?

Bente: 01. Walk With Me

BLONDE ON BLONDEとPERFECT CRIMEのギタリストJimmy Iversenが書いた曲よ。彼のソロ・アルバムの中の曲なの。力強い歌詞の美しいバラードよ。

02. Vision Of Lust

Jan Holberg Projectの”SENSE OF TIME”からの1曲で、Joe Lynn Turnerをフィーチャーしているわ。2011年と13年にJan Holberg Projectのツアーにシンガーとして参加して、バッキングVoもやったわ。”Vision Of Lust”はアルバムの中の1曲で、Joe Lynn Turnerと一緒に歌えてとてもラッキーだった。

03. Hard To Say Goodbye

2005年にA TRIBUTE TO STAGE DOLLSというプロジェクトのWINGS OF STEELアルバムに参加したの。STAGE DOLLSはノルウェーのAORバンドの最高峰の1つよ。彼等の曲を私のヴァージョンで歌ってくれとオファーされてとても幸運だったの。私は”Hard To Say Goodbye”を選んだわ。この曲は国営ラジオでヒットを飛ばしたのよ。

04. Vinterfolket

ある期間HAMMERS HAREMというバンドで歌っていたわ。私達はスキーのノルウェー国内大会の公式曲 “Vinterfolket(Winter People)”を書いて、GRANASENスタジアムでHarald国王の前で演奏したのよ。

05. I Natt

“I Natt (Tonight)”はHAMMERS HAREMのCD”EPROLOG”からの曲。2006年に発売されたわ。

06. Leaves In The Wind

ようやく私の自身のCDね、(3曲入りEP)2004年に発売されたの。”Leaves In The Wind”は国営ラジオで放送されて、5週間もの間NORSKTOPPENというチャートにランクインしていたわ。この曲が大好きで、自分のバンドのライヴで演っているのよ。

07. Hot Stuff

10年の後私達、Chrisと私(BLONDE ON BLONDE)はまた何か一緒にやる事にしたの。何ヶ月か一緒にバンドをやって、一緒にライヴをやったわ。”Hot Stuff”はDonna Summerのヒット曲のカヴァーよ。

08. Oern-Sangen

私の友達で、ノルウェー1の女性チームOERNのサッカー・コーチのPer Erling Tilset Larsenが、チームの曲を歌ってみないかと誘ってくれたの。勿論よ!長い間この曲はスタジアムで使用されているのよ。

09. Stripped To The Bone

この曲はPERFECT CRIMEから。素敵なグルーヴ感のある曲で、特にライヴで演奏すると最高。元WHITESNAKEのBernie Marsdenがプロデューサーだったわ。1990年にイギリスのCHAPELスタジオでレコーディングしたのよ。

10. Am I Right

PERFECT CRIME… “Am I Right”の第2ヴァージョンね。以前BLONDE ON BLONDEでこの曲の違うヴァージョンをやった事があったわ。”Am I Right”は素晴らしいバラードで、勿論まだライヴで演っているの。

11. Love Me Or Leave Me

1989年、BLONDE ON BLONDE…ライヴで演るのに最高の曲。PERFECT CRIMEはこの曲の別ヴァージョンをやったわ。私個人はBLONDE ON BLONDEのヴァージョンが一番だと思ってる。Jimmy IversenとSteinar Eikum、ギタリストとベーシストがBLONDE ON BLONDEとPERFECT CRIMEの殆どの曲を書いてきたわ。

12. Sail Away

BLONDE ON BLONDE…1988年に発売された1stシングル。ストックホルムのMONTEZUMAスタジオでレコーディングしたわ。これが大きく動き出す事の序章になったの。

13. Normal Life

この曲にはゲストVoとして参加したわ。ROADのアルバム”BREAKING OUT”からの曲。ギタリスト(Jimmy Iversen)とドラマー(Willy Bendiksen)は後にBLONDE ON BLONDEとPERFECT CRIMEで私と活動する事になるわ。

14. God Tur Til Paris

FOUR JETSは70~80年代にノルウェーでよく知られたバンドだったわ。彼等はヒット曲を幾つか持ってたの。1982年に私が優勝した才能発掘コンテストの後、彼等と一緒に歌って欲しいと依頼されたの。”God Tur Til Paris”はノルウェーでの裁判についての曲で沢山の注目を集めたわ。

15. Per Kleppe Og Skattesnytera’n

1979年…私の一番最初のバンドで、最初のスタジオでの経験だったわ。私達のギタリストが持っていたロッカーで何年か前にテープが見つかったの。Terje Nilsenが、テープから音が消えてしまう前にデジタル化するのを手伝ってくれて本当に幸せよ。音は最悪だけど、私にとってはかけがえのないものだわ。私は14歳だった… SUBWAY SUCKのスタジオで歌ったわ。当時のDag Ingebrigtsenのバンドよ。

16. Benny Bankboks

Per Kleppe Og Skattesnytera’n の”Benny Bankboks”はノルウェーの泥棒についての自作よ。

S-ROCK: 日本やノルウェー国外の他の国の貴女のファン達がこのインタビューを読んだら、このCDに興味を持つと思います、どうやったら買えますか?

Bente: 以前はTYLDEN & Co.にディストリビューションを任せていたのだけど、今は私から直接買うのが唯一の方法ね。それと、SportifyやiTunes等でデジタル音源として買う方法ね。

(S-ROCK注: サイン入りCDが欲しい方は、直接Bente本人に彼女のFBか公式サイトより連絡して下さい、勿論英語でお願いします。英語が苦手という方は、弊サイトのメールフォームよりご相談下さればお手伝い致します)

 

Photo by Kjell Roger Solstad

 

S-ROCK: 貴女の歌はこれ迄以上に良くなってますよね、歌う時何が一番重要ですか?どうやってそんな風に声を維持しているんでしょうか?

Bente: どうもありがとう!声の維持の為にあれこれやっている訳じゃないわ。夫のVictor Borgeと私は沢山練習する場所としてスタジオを自宅に持っているの(ENGLAGARDスタジオっていうのよ)。これ迄喫煙歴は全くなくて、正しく健康的な生活を送っていると思うわ。

S-ROCK: 2013年以降貴女は毎年シングルを発表しています。フルアルバムを発売する予定はありますか?

Bente: アルバムになるのは確かよ!いつになるかは分からないけど、いずれ出るわ。その前に、もっとシングルが出るからチェックしてね!

S-ROCK: PERFECT CRIMEのBLONDE ON BLONDEアルバムがドイツのレーベルYESTERROCKから、そしてLABYRINTH OF LOVEがドイツのレーベルNL DISTRIBUTIONから発売されています。それらは公式に発売されたのでしょうか?

Bente: PERFECT CRIMEの再発盤については知らないわ。唯一知ってるのは、2012年にEMIが連絡してきて、PERFECT CRIMEの作品が遂にデジタル・メディアとして再発されるべき時が来たと言われたって事。うーん…でもまだSportifyでもiTunesでも見つけられてないのよね。だからYESTERROCKは私には未知のレーベルよ。
2007年にLABYRINTH OF LOVEはドイツのレーベルのNL DISTRIBUTIONから再発されたわ。彼等から再発の要望を受けた私達のベーシストSteinar Eikumから電話があったわ。これが私達が知っている全ての事よ。

S-ROCK: 1990年前後に日本の輸入盤店が北欧からメロディックHRやAORのCDの輸入を始めて、彼等は1枚4000円といった高額で販売していました。当時北欧のバンドやアーティストのCDを買うのは非常に困難だったからです。PERFECT CRIMEのBLONDE ON BLONDEのCDも4000円前後したと記憶しています。

Bente: それは素晴らしいわ。

(S-ROCK注:Benteはこちらの意図する所を良い方に捉えた様です)

S-ROCK: ソロ活動に加えて最近の貴女の活動といえば、TNTやTROENDER-FESTIVALやSOULSISTER等で歌う事ですよね。何か最新情報や、新しいプロジェクトやバンドの情報はありますか?

Bente: 最近はSOULSISTERで歌っているけれど、TNTとはもう仕事をしていないのよ。3月にGran CanariaでのTROENDER-FESTIVALに参加してDiesel DahlやTerje Tysland、CASINO STEEL、Dag Ingebrigtsenと一緒に仕事したのは素晴らしい経験だった。
まだちょっとした秘密なんだけど、Chrisと私(BLONDE ON BLONDE)は再びバンドを始めて、シングルの発売と幾つかライヴをやる事を予定しているわ。プロジェクトの名前は多分「Chris Candy and Bente Smaavik – former BLONDE ON BLONDE – Back To The Roots」になると思う。

S-ROCK: TNTがTELL NO TALES30周年記念ライヴをやる際は貴女も再来日しますか?

(S-ROCK注:先にBenteがTNTとはもう仕事をしていない旨回答していますが、この質問はその回答を受け取る前に送っています)

Bente: 残念ながら私はもうTNTのバッキングVoをやっていないのよ。

S-ROCK: 日本に居る貴女のファンにメッセージを頂けますか?

Bente: 日本の皆さんのサポートに本当に感謝しているわ。いつかまた日本に行けたらいいわね。大きなハグをみんなに。

 

(Discography)

*Single of solo work*
Join The Band (2016)
Come To me (2015)
Still Strong (2015)
Snart e det jul (2014)
Samklang (2014)
Meant To Be (2014)
Sweet Summer Feeling (2013)
Mature (2003)

 

*Album of solo work*
1979-2011 (2012, Smaavik Records)

 

*BLONDE OF BLONDE/PERFECT CRIME albums*

BLONDE ON BLONDE (1990, EMI Norsk As)
LABYRINTH OF LOVE (1989, Blazing Records)

 

*BLONDE ON BLONDE/PERFECT CRIME singles*

Hot Stuff (1997, Norske Gram)
Am I Right/One of These Days (1991, EMI Norsk As)
Love Me or Leave Me (1990, EMI Norsk As)
Sail Away/Miss You (1988, CNR Records)

 

*FOUR JETS album*

TIL ALLE (1985)

 

*FOUR JETS singles*

Til Alle/God Tur Til Paris (1985)
Jeg Liker Det/Papirklipp (1984)

 

*HAMMERS HAREM album*

EPROLOG (2007, Nokken Records)

 

and more…..

 

Official Website
http://www.bentesmaavik.com/

FACEBOOK
https://www.facebook.com/bente.smaavik

Bente Smaavik – E-mail Interview (2017) (English)

 

*She sings beautifully*

If you remember disc stores in Nishi-Shinjuku, Tokyo imported and sold CDs of Scandinavian melodic HR and AOR very expensive like JPY4000.00- and if you bought those CDs, you know her. There were bands from Norway called BLONDE ON BLONDE and PERFECT CRIME. Bente Smaavik has been known among fans of melodic HR and AOR from Scandinavia in Japan since then. There was few info. on her for a while, these days she works her own materials, sings for various projects, also works with her husband Victor Borge (AMMUNITION) who married her in 2014 as well, she works hard and enjoys her music a lot.
This time S-ROCK proudly presents an E-mail Interview with her.

 

Photo by Kjell Roger Solstad

 

S-ROCK: You released the compilation album called 1979-2011 in 2012. This album shows your history of music, how did you get to release this?.

Bente: My good dear friend and journalist Mr. Johan Svendsen came with the suggestion (many times) that I should release a kind of “best of album” So I did in 2012. Johan died the same year. I am so thankful that I got to release the CD when he was still alive.

S-ROCK: The booklet for the CD is written in Norwegian, would you tell us a bit about each track?

Bente: 01. Walk With Me

Written by Jimmy Iversen, the guitar player for BLONDE ON BLONDE and PERFECT CRIME. This is one of the songs from his solo album. A beautiful ballad with strong lyrics.

02. Vision Of Lust

This is one of the songs from the album Jan Holberg Project “SENSE OF TIME” feat. Joe Lynn Turner. I was touring with Jan Holberg Project in 2011 and 2013 as a singer and also doing backing vocals. “Vision Of Lust” is one of the tracks at the album, and I was so lucky to sing together with Joe Lynn Turner.

03. Hard To Say Goodbye

In 2005 I was involved in a project called A TRIBUTE TO STAGE DOLLS – “WINGS OF STEEL”. STAGE DOLLS is one of Norway’s biggest AOR bands. I was so lucky to be asked to do my version of one of their songs. I chose “Hard To Say Goodbye”. The song was listed on national radio.

04. Vinterfolket

I sang with a band called HAMMERS HAREM for a while. We wrote the official song “Winter People” for the Norwegian championship in skiing and performed it live for king Harald in Granasen stadion.

05. I Natt

“Tonight” Another song from HAMMERS HAREM from the CD “EPROLOG” released 2006.

06. Leaves In The Wind

Finally my own CD (three songs – EP) – released in 2004. “Leaves In TheWind” was played on national radio and was at the list NORSKTOPPEN for 5 weeks. I love this song, and I play it live with my band.

07. Hot Stuff

After 10 years we did something together again, Chris and I (BLONDE ON BLONDE). We had a band going for some months and played some gigs. “Hot Stuff” is a cover version of Donna Summer’s hit.

08. Oern-Sangen

My friend Per Erling Tilset Larsen who was a football coach for one of Norway’s best female team OERN, asked me if I wanted to sing their song. Sure! So this song has been played a lot on stadions.

09. Stripped To The Bone

This track is taken from PERFECT CRIME. Great groovy song and especially, it’s fantastic to do live. Bernie Marsden ex-WHITESNAKE was our producer. I love this album! Recorded in CHAPEL studio, England 1990.

10. Am I Right

PERFECT CRIME – The second version of “Am I Right”. We did another version of this song with BLONDE ON BLONDE earlier. “Am I Right” is a wonderful ballad that we of course still play live.

11. Love Me Or Leave Me

BLONDE ON BLONDE 1989 – A fantastic song to do live. PERFECT CRIME did a another version of this song as well. I think BLONDE ON BLONDE’s version is the best. Jimmy Iversen and Steinar Eikum – the guitar player and the bass player has written nearly all of BLONDE ON BLONDE and PERFECT CRIME’s tracks.

12. Sail Away

BLONDE ON BLONDE – first single released in 1988. We recorded this single in Stockholm – MONTEZUMA studio. This was the beginning of something big.

13. Normal Life

I was a guest vocalist at this track. Taken from the album “BREAKING OUT” with the band ROAD. The guitarist  (Jimmy Iversen) and the drummer (Willy Bendiksen) should later play together with me in BLONDE ON BLONDE and PERFECT CRIME.

14. God Tur Til Paris

FOUR JETS was a band that was very well known in Norway in the seventies and eighties. They had several hits. And after a talent competition in 1982 – that I won – I was asked to sing with them. “God Tur Til Paris” is about a trial here in Norway and got a lot of attention.

15. Per Kleppe Og Skattesnytera’n

1979 – My first band, my first time in studio. This tape was find in a locker that our guitarist had some years ago. I am so happy that Terje Nilsen helped me to digitalize the tape before the music disappeared from the tape. The sound is horrible, but it means the world to me. I was 14 years old – singing in SUBWAY SUCK studio (Dag
Ingebrigtsen’s band at that time).

16. Benny Bankboks

Per Kleppe Og Skattesnytera’n – “Benny Bankboks” a self made song about a Norwegian robber.

S-ROCK: Your fans in Japan and other countries outside Norway will be interested in this CD when they read this interview, how can they buy it?

Bente: I had distribution through TYLDEN & Co., but now it can only be purchased directly from me. You can also find/buy it digitally on Spotify ITunes and more.

(S-ROCK: when you want an autographed CD, you may get in touch with Bente from her FB or official website)

 

Photo by Kjell Roger Solstad

 

S-ROCK: You sing much better now than ever, what is the most important thing when you sing and how do you keep your voice like that?

Bente: Thank you very much! I don’t do very much to keep my voice fit, My husband Victor Borge and I have a studio at home where we practice a lot (ENGLAGARD studio). I have never smoked and I think I have a normal healthy life.

S-ROCK: You’ve released a single every year since 2013, is there any plan to release a full album?

Bente: There is certain that there will an album! I don’t know when, but it’ll come. Before that: More single releases, so stay tuned!

S-ROCK: The album BLONDE ON BLONDE of PERFECT CRIME was re-released from a German label YESTERROCK, and LABYRINTH OF LOVE from a German label NL DISTRIBUTION. Were those officially released?

Bente: I don’t know about re-release for PERFECT CRIME. The only thing I know that EMI took a contact with me in 2012 and told me that PERFECT CRIME now finally should be released on all digital media. Well.. I have still not found PC on Spotify or Itunes. – So YESTERROCK is unknown for me. In 2007 LABYRINTH OF LOVE was re-released on a label from Germany called NL DISTRIBUTION. I had a call from our bass player Steinar Eikum who had an inquiry from this company. – So that’s we know about.

S-ROCK: Around 1990 import CD shops in Japan started importing CDs of melodic HR and AOR from Scandinavia and sold them very expensive like JPY4000.00- for a CD because there was few way to buy CDs of Scandinavian bands and artists. I remember PERFECT CRIME – BLONDE ON BLONDE was around JPY4000.00- as well.

Bente: That’s great

S-ROCK: And your recent work on music, besides your solo work, you sing for TNT, TROENDER-FESTIVAL,SOULSISTER etc., any updates and any new projects and bands?

Bente: At the moment I sing together with SOULSISTER, but no longer with TNT. TROENDER-FESTIVALEN at Gran Canaria was a great experience together with Diesel Dahl, Terje Tysland, CASINO STEEL, Dag Ingebrigtsen with several others in March. Still a little secret, but Chris and I (BLONDE ON BLONDE) are going to start a band again and release a single and do some gigs – maybe from late autumn. The name of this project gonna be “Chris Candy and Bente Smaavik – former BLONDE ON BLONDE – Back to the roots”

S-ROCK: Are you coming back to Japan when TNT do TELL NO TALES 30th anniversary tour here?

(S-ROCK: This question was sent to her before hearing she’s no longer working for TNT)

Bente: Unfortunately not. I am no longer doing backing vocals for TNT.

S-ROCK: Would you give a message to your fans in Japan?

Bente: I am so thankful for all your support in Japan. I hope I will be back one day. Big  hugs to all of you! <3

 

 

(Discography)

*Singles of solo work*

Join The Band (2016)
Come To me (2015)
Still Strong (2015)
Snart e det jul (2014)
Samklang (2014)
Meant To Be (2014)
Sweet Summer Feeling (2013)
Mature (2003)

 

*Album of solo work*

1979-2011 (2012, Smaavik Records)

 

*BLONDE OF BLONDE/PERFECT CRIME albums*

BLONDE ON BLONDE (1990, EMI Norsk As)
LABYRINTH OF LOVE (1989, Blazing Records)

 

*BLONDE ON BLONDE/PERFECT CRIME singles*

Hot Stuff (1997, Norske Gram)
Am I Right/One of These Days (1991, EMI Norsk As)
Love Me or Leave Me (1990, EMI Norsk As)
Sail Away/Miss You (1988, CNR Records)

 

*FOUR JETS album*

TIL ALLE (1985)

 

*FOUR JETS singles*

Til Alle/God Tur Til Paris (1985)
Jeg Liker Det/Papirklipp (1984)

 

*HAMMERS HAREM album*

EPROLOG (2007, Nokken Records)

 

and more…..

 

Official Website
http://www.bentesmaavik.com/

FACEBOOK
https://www.facebook.com/bente.smaavik

KINGS & DREAMS (2014)(日本語)

 

Peo PetterssonとDan Boströmは80年代の中頃から終わりに出会い、友達になった、それぞれが違ったバンドで演りながら。

2、3年後、PeoはリードVoとしてLEVITICUSとレコーディングとツアーを行なった。Danが主にクラブや教会で地元のロック・AORバンドと演っている頃だ。彼等は90年代迄はそれぞれ違うバンド、集まりでの活動を続けていた。

90年代の初め、Danは高く評価されたPeoのソロ・デビュー”LOOK WHAT I’VE STARTED”  (オーストラリアのRod Westとの共作)の試聴に招かれ、彼等は音楽のアイディアが詰まったデモを交換した。しかし彼等2人の友達が一緒に音楽を製作する決断をする黄金期ではなかった。

2000年代の初めから今に至る迄、男達はそれぞれのプロジェクトでも活動していた。Peoは他アーティストのプロデュースを続け、ソロ作品を幾つか発表、LIMITED EDITIONやNOCTURNE ALLIANCEとのレコーディングもしていた。Danは地元のミュージシャン達とプログレ、ジャズ、フュージョンの世界で活躍し、彼自身のプロジェクトBEYOND KNOWNの為の曲作りをしていた。

90分のドライブの距離を離れて暮らし、年に2~3週間だけ共に作業する状態でKINGS & DREAMSはバンドというよりサイド・プロジェクトとして始動した。しかしすぐにPeoとDanはお互いの協力と曲作りは単なるジャム・セッションを超えている事に気付いていた。

当時Peoは全てテープ(デジタル・ジャングルの10年の後に彼が戻っていくもの)に録音していた。PeoとDanは作曲し、アルバム全体のミックス、プロデュースを行なった。殆どの作品は西部の田舎にあるGöteneのPeoのスタジオで、そして時にはJönköpingにあるDanのスタジオでレコーディング。デジタル・レコーディングの世界への移行に挑戦しながら、DanとPeoは当初ギター、キーボード、サンプリング、プログラムされたドラムで曲を組み立てていた。2、3年の後彼等はその作業を止める事を決意し、気持ちも新たに本物のミュージシャン達と仕事を始めた。

ドラマーにPeter Björklund(ジャズ・ドラマー)、Petter Karlsson (THERION、HOLOCOASTER)、Bengan Andersson (Johan Randen、MACHINE、NIVA、PEO、Lena PH)、ベースにBjörn Millton (SALT)、Simon Dahlstöem(LAVA ENGINE、BEYOND KNOWN)を迎え、楽曲に新しい堅実な土台を得てPeoとDanはフル・アルバムとなった作品を再アレンジ、再レコーディングした。

2人のルーツはブルースとHRだが、彼等はクラシック、ジャズ、ポップス、ソウル、フュージョンにもインスピレーションを得ている。メロディーには決して妥協せず、KINGS & DREAMSはJOURNEY、TOTO、ABBA、MR. MISTERの歩みを追い続けるだろう、但しもう少しだけHR寄りだが。

2011年にはKINGS& DREAMSはティーザーとなる新譜からの2曲、スムースでソウルフルな”It’s Been So Long”とよりミステリアスで夢見心地なロック・シャッフル”How Can I Go On”を収録したプロモ・シングルを発表。同業者であるミュージシャンやプロデューサー達から「ワールド・クラス」と賞賛され、他の楽曲を熱望された。

そして遂に、最初のジャム・セッションから13年後KINGS & DREAMSのデビュー・アルバムは発売された。ポップからソウル、HRと多岐にわたる11の強力な楽曲だ。Amazon.comのレビューでAORの最高の歌声の持ち主と評されたPeoが殆どのリードVoを担当、Danも”In Your Arms”、”Mayday”と”Save My Soul”でリードを歌っている。

歌詞は思慮に富み、正直で、人生や人々や場所の関係を扱っていて、希望や信念を聴き手の中で高めるものとなっている。

KINGS & DREAMSを特別にしているものは恐らく、素晴らしい作曲、素晴らしいヴォーカル、力強いメロディーを奏でるギターは別として、「彼等の崇高で前向きな雰囲気」(CD BABYのレビューによる)なのだ。

これがKINGS& DREAMSの旅の始まりの印だ。KINGS & DREAMSはもはやサイド・プロジェクトではない…将来、PeoとDanはアルバムを発表し続け、時間があれば他のアーティストとの仕事もするだろう。

(オフィシャルサイト掲載のバイオグラフィーより)

 

 

(Discography)

KINGS & DREAMS (POP PRODUCTIONS, KD02, 2014)

 

 

Official Website

http://www.kingsanddreams.net/

KINGS & DREAMS (2014) (English)

 

Peo Pettersson and Dan Boström met and became friends in the mid to late eighties, playing in different bands respectively.

A few years later Peo recorded with LEVITICUS and toured the world as their lead singer, while Dan played in local rock and AOR bands, mostly in clubs and churches. They continued during the 90’s to play in different bands and constellations.

In the early 90’s, Dan was invited to Peo for a preview of his highly acclaimed solo debut, “Look what I’ve started” (co-written with Rod West, Australia), and they both shared demos of music ideas. But it wasn’t until the turn of the Millenia that the two friends decided to start writing music together.

From the early 2000’s to the present day, both guys have also worked on their own projects. Peo has continued to produce other artists, release several solo albums and record with LIMITED EDITION and NOCTURNE ALLIANCE. Dan has explored the world of progressive metal, jazz and fusion with local fellow musicians and been writing music for his project BEYOND KNOWN.

Living a ninety minutes drive apart and working just a few weekends a year, KINGS & DREAMS began as more of a side project than a band. But soon Peo and Dan found that their collaboration and songwriting was something beyond a friendly jam.

At the time Peo recorded everything on tape (something he would late return to after a decade in the digital jungle). Peo and Dan have written, mixed and produced the whole album. Most of the material was recorded at Peo’s studio in Götene in the western countryside, and occasionally in Dan’s studio in Jönköping. Trying to migrate into the world of digital recording, Dan and Peo built their songs initially on guitars, keyboards, samplings and programmed drums. But after a few years they decided to throw it away and start afresh with real musicians.

In came drummers Peter Björklund (Jazz drummer / Independent), Petter Karlsson (THERION, HOLOCOASTER) and Bengan Andersson (Johan Randen, MACHINE, NIVA, PEO, Lena PH), and excellent bassists Björn Millton (SALT) and Simon Dahlström (LAVA ENGINE, BEYOND KNOWN). With a new solid base to their songs, Peo and Dan re-arranged and re-recorded what had now become a full length album.

Although both had their roots in blues and hard rock, they’ve also found inspiration in classical, jazz, pop, soul, fusion. Never compromising on melody, KINGS & DREAMS will continue to follow in the footsteps of JOURNEY, TOTO, ABBA, MR. MISTER, but a bit more hard rock oriented. In 2011 KINGS & DREAMS released a teaser, a promotion single with two songs from the upcoming album; the smooth and soulful “It’s Been So Long” and the more mysterious and dreamy rock shuffle “How Can I Go On”. Fellow musicians and producers gave praise and labelled it “World class” and eagerly awaited more.

And finally, thirteen years after the initial jam session, KINGS & DREAMS debut album was released. 11 strong songs ranging from pop, soul to hard rock. Peo, “One of AOR’s Best Voices” (Amazon.com review), does most of the lead vocals, with Dan singing the lead on “In Your Arms”, “Mayday” and “Save My Soul”.

The lyrics are thoughtful, honest and deal with relations to life, people and places and are meant to raise hope and faith in the listener.

What maybe makes KINGS & DREAMS special, aside from good songwriting, great vocals, great guitar playing and strong melodies, is the “good spiritual and positive vibe about them” (according to a CD BABY review).

This marks the start of KINGS & DREAMS journey. KINGS & DREAMS is no more a side project… In the future, Peo and Dan will continue to release albums and also work with other artists when and if there’s time.

(Taken from the official website)

 

 

(Discography)

KINGS & DREAMS (POP PRODUCTIONS, KD02, 2014)

 

 

Official Website

http://www.kingsanddreams.net/

KINGS & DREAMS – E-mail Interview (2014) (English)

All photos are from KINGS & DREAMS

 

S-ROCK: First of all would you introduce yourself as this is the 1st time for us to have an interview with you.

Peo: I started playing with various local bands 1978.
At this time, I played most hard rock with classical symphonic influences.
1980 I started my own studio, where I started recording and producing my own music as well as other Swedish artists and bands.

1983 my band X-Ray was opening act for Joan Jett & THE BLACK HEARTS.
As Joan just had her hit (I Love Rock’N Roll) we had full houses all around.
This period I gained good experience and learned a lot about tour life and to meet a large audience.

Between 1980 and 1990, I recorded and produced over a hundred albums.
It was different genres, everything between punk rock and top list music.

1988 I was offered to be the lead singer in the band LEVITICUS that I had previously recorded and produced. It was three long US tours and two Soviet tours, also Australia and throughout Europe. We toured almost 15 countries for over 4 years.

1989 we went to the U.S. again to record a new album with Dino and John Elefante. (John Elefante American singer-songwriter, instrumentalist, and producer, known for his tenure as frontman of KANSAS, from 1981 to 1984.)
The same year LEVITICUS released the album Knights of Heaven.

1990 I decided to do my first solo album.
I then worked with Rod West, songwriter and producer from Australia.
I met Rod on tour in Australia 1988.
We became good friends and decided to write music together.

A few years later I released my first solo album (LOOK WHAT I’VE STARTED).
I received many good reviews around the world, for example BURRN! in Japan.
The album sold well and I continued to work with Rod. We kept writing songs together and also had releases with other artists.

1994 I got a contract as a songwriter at UNIVERSAL MUSIC.
For 6 years I worked full time on writing music. At this time, I wrote and produced about 50 songs per year. It was a hard pace!

Alongside song writing I also studied at the ACADEMY OF MUSIC in Stockholm for 2 years.

1995, I wrote my first hit which was number one on the charts in Sweden recorded by a Swedish dance band.

1998, I had another number one hit with the group JOYRIDE.

In 2000 I was completely tired of writing music and took a break.
I concentrated on my own music again and released the same year the album THE MAN BEHIND THE FACE.

I worked on and released in the 2000’s 6 more solo albums:
MY ACOUSTIC WORKS 1 (2007), BETTER NOT FORGET (2009), CLIMBING TO THE SUN (2010), OVER AND OVER AGAIN (2011), THE HARDEST ROCK (2011), FIREPLACE (2013).

During the 2000’s also began my collaboration with Dan Boström in what was to become KINGS & DREAMS.
We decided to make an uncompromising album that had to take its own time without a deadline.

I have by now produced and recorded about 250 albums with various artists and bands.
Although I have had some success and luck in my career I also know that it is just hard work that makes you succeed. It is also true that I have sacrificed much else in my life to get to my goal.

 

Peo Pettersson

 

Dan: I started to play the guitar at the age of 12, inspired by my uncle Janne who played Al Di Meola, Paco de Lucia and Bach for me. I started a local rock band at 13 with borrowed instruments. My parents bought me a Les Paul copy and a PA system. We played at local venues and recorded a song in the studio of a scout leader.
My guitar hero were Eddie van Halen at that time.

A friend of mine in high school, guitar virtuoso Roger Ljunggren (NIVA, GRAND ILLUSION, T’BELL), introduced me to many good musicians and groups and I got particularly hooked on Journey.

I later joined a gospel group and got to learn a wider spectrum of music. This is also when I got introduced to Westcoast/AOR music. We played in the local cafes and churches, but also toured Poland in -91.

In the late 80’s I also played in a few symphonic/progressive rock groups, playing and writing songs with odd time signatures.
I participated on a few recordings with backing vocals and guitar, but nothing big.
At this time there were several rock bands in the area, and I met Peo through mutual friends.

I got married in 1990 to the love of my life and we have two daughters, both aestetic and musically gifted.

In the 90’s I worked as a pastor and continued to write music and worship songs. I played in mostly small venues and also started to tutor guitar students privately.

I joined the band HEARTCRY in 1998. We made some gigs and almost finished an album a year later, but laid the band to rest when the founder had to move with his family. At this time I and Peo reunited and became very good friends.

The friendship and collaboration with Peo has meant a lot to me. We’ve worked together musically for almost fifteen years now in KINGS & DREAMS and with other bands and artists. I think we have a special bond, both spiritually and musically. About half of the time we’re solving philosophical problems or technical issues. So no rush there. The music takes its time.

During the 2000’s I’ve also experimented with writing different kinds of music in a fellowship project called ´BEYOND KNOWN´. I’ve played on a worship album in England, produced a couple of records and also played on other side projects. I’ve continued to give guitar lessons. Lately I have written acoustic guitar pieces for meditation and hope to release some of those next year.

 

Dan Boström

 

S-ROCK: Would you let us know each track from the 1st album “KINGS & DREAMS”, which song(s) do you like? What do you want people to pay attention carefully when they listen to the album?

Peo&Dan:

1. Two Thousand Miles

Peo: I have always loved the sound from the Hammond organ and in this song you can clearly hear my desire for this amazing instrument. Together with Dan’s brilliant guitar playing this will be a nice mix!

Dan: This song is about following your heart wherever it leads you and regardless of what people around you may think. A great uptempo song!

2. In Your Arms

Peo: Even if the song is good overall I like the verse very much! Fine atmosphere and great lead vocals!

Dan: A very poetic song about the sacred love between a man and a woman. Originally written on acoustic guitar, we spiced it up with another great Hammond solo from Peo and guitar melodies in the chorus and outro.

3. Moments Of Grace

Peo: One of the first songs we wrote together. The guitar solo is short but stunning!

Dan: What we take to be “moments of grace” in our lives can actually turn out to be our selfish hunt for fame and ruin our inner life. I like this song, since it paved the way for later compositions. Great bass playing by Björn Millton.

4. It’s Been So Long

Peo: This song is special to us. It represents all those influences we have received over the years. You can hear the pop, rock but also a whiff of soul and jazz.

Dan: About a man returning to his small town after many years and rediscovering his roots. This laid back song was recorded using a loop, a door frame, a plastic juice bottle and Peo’s knees for percussion (!) and a sampled chord from a symphonic orchestra at the end. Mixed with beauty by Peo. A radio hit?

5. Mayday

Peo: Typical AOR inspired from the 80’s.

Dan: I like the mix of hardrock guitars in a AOR/westcoast song, and the modulation of chords in the chorus. Peo also forced me to do dual harmonies in the solo.

6. Give It All Up

Peo: Nice and slow!

Dan: Also one of our first songs, showcasing the width in Peo’s great singing. 48 voices of backing vocals to do the subtle Oooh’s during the solo.

7. Save My Soul

Peo: Dan is the powerful engine of this song.

Dan: From our heavy artillery, a flirt with the hard rock and metal we played years ago. Great drumming by Petter Karlsson.

8. Stay With Me

Peo: Strong chorus. Emotions, passion, love.

Dan: The rock ballad of the album. This was the very first song we wrote together, feeling each other out in this gentle and passionate song.

9. Mirror Mirror

Peo: A song about a beautiful wife and one happy man! The song is good too!

Dan: I love to play these powerful riffs! The chorus is about being proud of your loved one.

10. Down The Road

Peo: The story of two buddies struggling through all of life’s circumstances; joy, pain, successes, setbacks.

Dan: Peo is a great guitar player. He played the intro licks and set the tone for the rest of the song. We produced this as a more straightforward rock song with focus on energy and not so much on bling…

11. How Can I Go On

Peo: This song is my favorite on the album. Mysterious intro, bluesy vocals. And heavy chorus.

Dan: This is also my favorite. A 6/8 shuffle. Atmosphere, arpeggiated keyboard, sliced delays to create a pulsating vibe. A great car driving song. And Björn Millton’s bass playing is world class.

S-ROCK: How do you have an idea to compose and to write lyrics? Music first or lyrics first?

Peo: Most often the music first and then the lyrics. But there are also exceptions.

Dan: Yes, especially when you’re jamming with other musicians. But I also like to write lyrics first and let that rhythm guide the music.

S-ROCK: You guys have played at Husaren, Skövde a couple of times, what is the strongest point of your gig to see?

Peo: We had the pleasure of playing with some of our favorite musicians:
Simon Dahlstrom Bass
Tommie Pettersson Keyboards
Linus Pettersson Guitars
These guys are experienced musicians and we rehearsed only one day before the gig!
Everything went very smoothly.

Dan: Yes, these guys are consummate professionals and very easy to work with. I think that the songs “Down The Road”and “Save My Soul” rocked the audience most.

S-ROCK: Peo, you joined LETIVICUS late 80’s and recorded “KNIGHTS OF HEAVEN”. THE BEST OF LEVITICUS was released in Japan from ZERO CORPORATION as well. Do you mind talking about the band?

Peo: I recorded and produced several albums of Leviticus. In the late 80’s, I became the lead singer and keyboard player. We toured all over the world and had great success for many years.

S-ROCK: Dan, you did the artwork for this KINGS & DREAMS album, what does this building (the castle?) symbolize?

Dan: This castle was built by a Count to his wife as a summer retreat house. It symbolizes a refuge, a place not only for kings but also for us ordinary people in need for a rest and to reignite our dreams. And that is one of the goals we have: to spread comfort, faith, hope and energy for those around us.

S-ROCK: What is your goal as a musician? How about as yourself?

Peo: I recently got married and bought a house in the Philippines. I now plan to build a studio there and will move away from Sweden in a few years. The reason for this is the cold climate in Sweden and my desire for sun and heat. The music will always be with me and if I can be healthy and creative I hope that I’ll get to do many more albums.

Dan: My goal as a musician and as a person is the same: to point people to another dimension in life where there’s joy, fellowship, trust and love. To do this more I hope that we can sell albums and earn our living so that we can continue to support and bless fans and fellow musicians in the future.

S-ROCK: Let us know your taste of music, your favorite musicians/bands.

Peo: DEEP PURPLE, WHITESNAKE, JOURNEY, BOSTON, KANSAS, SUPERTRAMP, AIR SUPPLY.

Dan: Bach, JOURNEY, Allan Holdsworth, Richard Page, Stephen Simmonds, TOTO, Glenn Hughes, ABBA.

S-ROCK: What do you image from a word “Japan”?

Peo: A country where people love music and still have the glow and passion for the ideals and artists. And that also buys CDs which allows the artist to continue record and produce music.

Dan: I totally agree!

S-ROCK: Would you give a message to your Japanese fans and S-ROCK site visitors, tack så mycket!

Peo: Thanks to all of you who listen to our music. Keep eyes and ears open for our next album!

Dan: Yes, thanks for encouraging us to write music with quality and putting in hard work to satisfy you melodic rock loving fans!

 

 

(Discography)

KINGS & DREAMS (POP PRODUCTIONS, 2014)

 

 

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KINGS & DREAMS – E-mail Interview (2014)(日本語)

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S-ROCK: お2人とのインタビューは今回が初めてですので、まずは自己紹介をお願い出来ますか?

Peo: 俺は1978年に色々な地元のバンドと演り始めたんだ。当時はクラシカルでシンフォニックな影響を受けたHRを主に演っていたよ。
1980年に自分のスタジオの運営を始めた、他のスウェーデンのアーティストやバンドの作品と同様に、自分自身の音楽を録音してプロデュースする事を始めた場なんだ。

1983年には自分のバンドX-RAYがJoan Jett &THE BLACK HEARTSのオープニング・アクトを務めた。当時JoanはI Love Rock’N Rollで大ヒットしていたから、何処へ行っても大盛況だった。
当時経験を重ね、ツアー生活や大規模な会場で観客を前にする事について多くを学んだんだ。

80年代と90年代の間には100を超えるアルバムを録音、プロデュースした。異なるジャンル、パンクからヒットチャートを駆け上る様なもの迄何でもやったよ。

1988年には、かつて録音・プロデュースしたLETIVICUSのリードVoにならないかと誘われたんだ。3回の長い全米ツアーと2回のソビエト・ツアー、オーストラリア、欧州ツアーをやった。4年間でほぼ15カ国を回ったんじゃないかな。

1989年に新作の録音の為Dino & John Elefanteと再びアメリカへ行った。John Elefanteはアメリカのシンガー・ソングライターで楽器演奏もし、プロデューサーもする人物。81年から84年迄KANSASのフロントマンだった事で知られているよ。
同じ年にLEVITICUSはKNIGHTS OF HEAVENアルバムを発表したんだ。

1990年には自身初のソロアルバムを製作する事を決めた。そしてオーストラリア出身の作曲家でプロデューサーのRod Westと仕事をしたんだ。1988年にオーストラリア・ツアー中に彼に逢ったよ。いい友達になって一緒に音楽を作ろうと合意したのさ。

2、3年後俺のソロアルバムLOOK WHAT I’VE STARTEDが発売されたよ。世界中でいいレビューを貰ったさ、例えば日本のBURRN!にね。アルバムはよく売れて、Rodとの仕事を継続したんだ。一緒に曲を書き続け、他のアーティストの作品を担当もした。

1994年には作曲家としてUNIVERSAL MUSICと契約を結んだんだ。6年間作曲に全てを費やしていたんだ。当時1年に50曲書いてプロデュースしていたよ。キツいペースだよね!

作曲と並行して、2年間ストックホルムの音楽アカデミーで学んだんだ。

1995年には、スウェーデンのダンス・バンドが録音した、本国チャートで1位を取った自身最初のヒット作を書いたよ。

1998年にはJOYRIDEというグループの1位獲得にも貢献した。

2000年には曲作りに疲れてしまって、休みを取っていた。再び自らの作品に集中して、THE MAN BEHIND THE FACEアルバムを発売したのさ。

2000年代には6枚のソロを製作して発売したんだ。
MY ACOUSTIC WORKS 1 (2007), BETTER NOT FORGET (2009), CLIMBING TO THE SUN (2010), OVER AND OVER AGAIN (2011), THE HARDEST ROCK (2011), FIREPLACE (2013).

2000年代には、後にKINGS & DREAMSとなるDan Boströmとのコラボレーションも始まった。
俺達が決めたのは、締め切りなしで時間をしっかりかけた、妥協しないアルバムを作ろうって事なんだ。

俺はこれ迄に色々なアーティストやバンドと250作品位をプロデュースして録音してきた。これ迄のキャリアで幾つかの成功や幸運もあったけど、成功には努力が必要だという事も知っている。ゴールに到達する為人生で多くを犠牲にしたのも事実さ。

 

Peo Pettersson

 

Dan: 俺は12歳の時にギターを演り始めたんだ、Al Di Meola、Paco de Luciaやバッハを弾いてくれた伯父のJanneに触発されてね。借り物の楽器で13歳の時地元でロックバンドを始めたのさ。両親がレスポールのコピー・ギターとPAシステムを買ってくれたんだ。地元のハコで演って、スカウト・リーダーのスタジオで1曲録音したよ。
俺の当時のギター・ヒーローはEddie van Halenだった。

高校の友達で、ギター名人のRoger Ljunggren (NIVA、GRAND ILLUSION、T’BELL)が沢山の素晴らしいミュージシャンやグループを教えてくれて、特にJOURNEYのとりこになったよ。

その後ゴスペル・グループに加入して、幅広く音楽を学ぶ事になった。同時にウエストコーストやAOR系にも導かれた頃なんだ。地元のカフェや教会で演奏したり、91年にはポーランドをツアーしたんだ。

80年代の終わりに2、3のシンフォニック、プログレッシヴ・ロック・バンドで演ってた、変拍子の曲を演ったり、書いたりしながらね。
バックVoとギターとして2、3のレコーディングにも参加したけど、大きな仕事じゃなかったな。
当時は地域に幾つかロック・バンドがあったから共通の友達を介してPeoと出会ったんだ。

90年に最愛の女性と結婚、2人娘が居て、どちらも芸術や音楽の才能に恵まれているんだ。

90年代には牧師として働き、曲作りと曲を熱愛する事を継続していた。主に小さなハコで演っていて、個人レッスンでギターを教える事も始めていたんだ。

98年にはHEARTCRYに加入した。何回かギグをやり、1年後にはアルバム1枚をほぼ完成していたのだけど、バンドの創始者が家族と一緒に引っ越さなくてはならなくなって、バンドは休止に追い込まれた。この頃、俺とPeoは再び合流し、とてもいい友達になったのさ。

Peoとの友情とコラボは俺にとって大きな意味があった。今はKINGS & DREAMSとして、また他のバンドやアーティストとの仕事も含めて、俺達はほぼ15年一緒に働いてきた。俺達には特別な絆があると思うんだ、精神的にも音楽的にもね。大体半分の時間で哲学的もしくは技術的問題を解決している。だから慌しさはそこにはない。音楽って時間がかかるものだからね。

2000年代の間は、親交プロジェクトBEYOND KNOWNで様々な種類の曲を書く経験をしてもいるんだ。イギリスの信仰アルバムでも演って、2、3枚のアルバムのプロデュースをし、他の幾つかのサイド・プロジェクトで演ったりもした。ギターを教える事も続けているよ。最近は瞑想の為のアコースティック・ギターの曲を書いていて、いずれ発売できたらいいなと思ってるよ。

 

Dan Boström

 

S-ROCK: 1stアルバムの”KINGS & DREAM”の各曲について解説して頂けますか?どの曲がお好きですか?アルバムを聴く時にどんな所に注目して欲しいですか?

Peo & Dan:

1. Two Thousand Miles

Peo: いつもハモンド・オルガンから出る音が好きで、この曲ではこの素晴らしい楽器に対する俺の願望をはっきり聴く事が出来るんだ。Danの素晴らしいギター演奏と相まって、素晴らしいミックスになるよ!

Dan: これは、何処へでも君を連れて行く君の心に従う、という事、君の周りの人々が多分考えているだろう無頓着な部分についての曲さ。かっこいいアップテンポの曲だよ!

2. In Your Arms

Peo: この曲が全体的に良いとしても、俺はこのヴァースがとても好きなんだ!いい雰囲気で素晴らしいリードVoなんだ!

Dan: 男と女の間の神聖な愛についての詩的な曲。元々はアコースティック・ギターで作られて、コーラスや終奏でPeoのハモンド・ソロとギター・メロディーが彩を加えているよ。

3. Moments Of Grace

Peo: 俺達が一緒に書いた最初の曲の1つなんだ。ギター・ソロは短いけど気絶しそうな程かっこいいよ!

Dan: 人生の中で美点の瞬間になろうと俺達が選ぶ事は、実際には自分勝手な名声狩りや精神的な部分を駄目にする結果に成り得る。この曲が好きなんだ、後の曲作りの道筋をつけてくれたからね。Björn Milltonの凄いベース・プレイもいいよ。

4. It’s Been So Long

Peo: この曲は俺達にとって特別なんだ。 ずっと俺達が受けて来た全ての影響を象徴しているからね。ポップもロックも、ソウルやジャズの香りもすると思うよ。

Dan: 長期間離れていた小さな町に戻り、自らのルーツを再認識する男の話。このレイドバックした曲は、取っ手やドアフレーム、プラスティックのジュース・ボトルや、パーカッション(!)にPeoの膝とか、最後には交響楽団のサンプル・コード迄使ってレコーディングされたんだ。Peoの美的センスでミックスされているよ。ラジオ・ヒットになるかも?

5. Mayday

Peo: 80年代に影響を受けた典型的なAORだよ。

Dan: AOR、ウェストコースト系の曲のHRギターのミックスや、コーラスの中のコード転調が好きなんだ。Peoは俺にソロの中で二重ハーモニーも強制したよ。

6. Give It All Up

Peo: かっこ良くてスロー!

Dan: これも最初の曲の1つだね、Peoの素晴らしい歌唱の幅広さのお披露目だね。ソロの間の巧みな「ウー」の声は48のバッキングVoを使ってるんだよ。

7. Save My Soul

Peo: Danはこの曲のパワフルなエンジンさ。

Dan: 俺達の重厚な大砲から、昔演っていたHRやHMを気軽に演ってみた、Petter Karlssonの素晴らしいドラムが聴けるよ。.

8. Stay With Me

Peo: 力強いコーラス。様々な感情、情熱、愛。.

Dan: アルバムの中のロック・バラードさ。これはは俺達が一緒に書いた本当に最初の曲で、この優しくて情熱的な曲の中でお互いを探り合っているんだ。

9. Mirror Mirror

Peo: 美しい妻と幸せな男の歌。これもいい曲だね!

Dan: このパワフルなリフを演るのが大好きさ!コーラスは、君の愛する人を誇りに思う事を歌っている。

10. Down The Road

Peo: 人生の状況、喜び、痛み、成功、停滞の全ての中でもがいてきた2人の相棒達の話。

Dan: Peoは素晴らしいギタリストだよ。彼はイントロ・リックを弾き、曲の他の部分の音を設定した。派手さより、より素直なロックに仕上げるべくプロデュースしたんだよ。

11. How Can I Go On

Peo: アルバムの中のお気に入り。ミステリアスなイントロ、ブルージーなVoとへヴィーなコーラス。

Dan: これもお気に入りだね。6/8 シャッフルだ。雰囲気、アルペジオで演奏されたキーボード、スライスされたディレイ。ドライブする時に最高だと思う。Björn Miltonのベースはワールド・クラスだね。

S-ROCK: 曲作りをする時のアイディアはどうやって得るのでしょうか?曲が先ですか、それとも歌詞?

Peo: 大抵は音楽が先で詞が後だけど、勿論例外もあるよ。

Dan: ああ、特に他のミュージシャンとジャムってる時はそうだね。でも詞を先に書いて、そのリズムで音楽を導くのもいいよね。

S-ROCK: 2、3度SkövdeのHusarenでライヴをやっていますね、貴方達のギグを観る上で最強のポイントは?

Peo: 俺達の好きなミュージシャンの何人かと演る楽しみを得たよ:

Simon Dahlstroem、ベース
Tommie Pettersson、キーボード
Linus Pettersson、ギター

彼等は経験豊かなミュージシャンで、ギグの前日にたった1日リハーサルしただけなんだ!全てスムーズに進んだよ!

Dan: ああ、彼等は完成されたプロで、とても一緒に働き易いんだ。”Down The Road”や”Save My Soul”は観客を一番盛り上げたと思うよ。

S-ROCK: Peo、貴方は80年代の終わりにLETIVICUSに加入して、 “KNIGHTS OF HEAVEN”アルバムをレコーディングしています。.”THE BEST OF LEVITICUS”アルバムは日本でもZERO CORPORATIONさんから発売されました。このバンドについて話すのはどうでしょう?

Peo: LEVITICUSの幾つかのアルバムをレコーディングし、プロデュースしてきたんだ。80年代の終わりにバンドのリードVoとキーボード・プレイヤーになったよ。世界中をツアーして長年素晴らしい成功を収めてきたのさ。

S-ROCK: Dan、貴方は”KINGS & DREAMS”アルバムのアートワークも担当していますね、この建物(城?)は何を象徴しているのですか?

Dan: この城は、ある伯爵が彼の妻の為に夏の避暑用に建てたものなんだ。隠れ家、王達だけじゃなく、俺達一般の人達でも休息や夢を再び燃え上がらせる必要がある時に使える場所さ。それが俺達のゴールの1つでもあるんだ。俺達を取り巻く快適さ、誠実、希望、エネルギーを広げる為にね。

S-ROCK: ミュージシャンとしてのゴールは何ですか?貴方自身ではどうですか?

Peo: 最近結婚したばかりで、フィリピンに家を買ったんだ。今はそこにスタジオを建てて、2、3年の内にスウェーデンから引っ越そうと計画している。その理由はスウェーデンの寒い気候と、太陽と暑さへの熱望だね。音楽はいつでも俺と一緒さ。
そして健康で創造的であれば、もっと多くのアルバムを製作したいね。

Dan: 俺のミュージシャンとして、そして人としてののゴールは同じなんだ。喜び、連帯感、信頼や愛のある人生の中で人々に他の面にも目を向けて貰いたいんだ。これを成し遂げる為には、アルバムを売って生活費を稼げたらいいなと思うね、そうすれば将来にわたってファンや仲間のミュージシャン達をサポートし、喜ばせ続ける事が出来るからさ。

S-ROCK: お好きな音楽、ミュージシャンやバンドを教えて下さい。

Peo: DEEP PURPLE、 WHITESNAKE、 JOURNEY、 BOSTON、 KANSAS、 SUPERTRAMPに AIR SUPPLY。

Dan: バッハ、 JOURNEY、 Allan Holdsworth、 Richard Page、 Stephen Simmonds、 TOTO、 Glenn HughesにABBA。

S-ROCK: 日本という言葉から何を連想しますか?

Peo: 人々が音楽を愛し、今も目標やアーティストに対して情熱を持っている国。アーティストが音楽の録音やプロデュースを続ける事を助けるCDを買ってくれるんだ。

Dan: 全くその通り!

S-ROCK: 貴方達の日本のファンとS-ROCKの訪問者にメッセージを頂けますか?

Peo: 俺達の音楽を聴いてくれるみんなにお礼が言いたい。次のアルバムにも注目してくれ!

Dan: ああ、俺達に高品質の音楽を作る原動力を与えて、メロディック・ロック・ファンの君達を満足させる大変な仕事を任せてくれてありがとう!

 

(Discography)

KINGS & DREAMS (POP PRODUCTIONS, 2014)

 

 

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NIVA – E-mail interview with Tony Niva (Vo) (2013)(日本語)

 

*NIVAの最新アルバムGRAVITATION*

NIVAの待望の新作MAGNITUDEが欧州で8月に発売、日本ではGRAVITATIONとタイトルを替えて9月に発売されました。S-ROCKはTony Niva (vo)とEメール・インタビューを行ない、素晴らしく、美しいAORのメロディー満載の新作についてお伺いしました。

 

(Taken from the the official website)

 

S-ROCK: 待望の新作MAGNITUDEがAOR HEAVENから8月30日に欧州で先行発売され、日本向けにはタイトルをGRAVITATION(引力・重力)と変更して9月18日に発売されました。東北の大地震に配慮して、とおっしゃっていましたが、他にGRAVITATIONというタイトルを選んだ理由はありますか?

Tony: 実際名前の変更に関してはそうするしかなかったのさ。俺達の日本のレーベルMARQUEE/Avalonの希望だったし、何故彼等がタイトル変更を望んだか完璧に理解出来るからね。日本向けのタイトル変更についての俺の助言は、俺達の星を守っている母なる大地を表したアートワークを考慮してしっくり来る名前だと個人的に思うGRAVITATIONはどうだい、って事さ。MARQUEE/Avalonと俺は、新作をNIVA – GRAVITATIONで発売する、という事で合意したんだ。

S-ROCK: アルバムの各曲を紹介して頂けますか?また貴方の好きな曲はどれですか?

Tony: 完璧に正直な気持ちを言うと、このアルバムの曲それぞれが好きなんだ。どの曲にも物語があるのさ、それぞれの生き方みたいなものがね。このアルバムの全ての曲のアイディアは、特定の時、特別なイヴェントや特別な出来事を作曲したものなんだよ。幾つかの例を次に挙げるよ。

“Never Too Late”は、例え君がもう終わってしまった、と思っていても、新たなスタートを切るのに遅い事など決してない、という曲。自分の内に秘めたものにときめこう、って事さ。秘めた夢や才能を開放するのに遅い事なんてない、君がそうしたいならね。

“Perfect Life”は、もう十分持ち得ているのにも関わらず、もっと物質的に満たされたいともがいている様を歌った曲だ。既に得たものや成し遂げたもので満足する代わりに、俺達は完璧な人生を目指している。高い生活水準を成し遂げるのは難しいよ、完璧な人類である事に俺達の社会は抵抗を示すからね。完璧な人生なんてあるかな?君が決める事だね、君は自分の人生を生きてるんだから。

“In A Misty Light”のアイディアは、俺の友達であり隣人だった人が亡くなった時に浮かんだんだ。この曲を、今は1人で住んでいる未亡人に捧げたかった。霧がかった光の中の何処かで彼に再び逢える彼女の事を歌っているのさ。起こった事全てを処理するのと、どちらにも敬意を表する、これが俺のやり方なんだ。

S-ROCK: GOLD FROM THE FUTURE / FINAL WARNINGとMAGNITUDE / GRAVITATIONの最大の違いは何ですか?

Tony: 難しいな、GRAVITATIONはプロダクションがずっとヘヴィーで、一方でよりメロディーがあって、メロディックな感触が多く、感情豊かで、それらは作曲の段階で影響があった。今回は、アルバムのヘヴィーな部分とソフトな部分の間に統合の様なものが、曲のメジャー、マイナー調の競演に聴けると思うんだ。

S-ROCK: アルバム・ジャケットには、火を持った女性が居て、彼女は地球を見ています。彼女は次に何をするのでしょう?

Tony: 前に話した通り、彼女は手を伸ばして、この世の全ての悪から俺達を守っているんだ、俺達を見守ってね、だから俺達は間違った方向へは行かず、地球を滅亡させる事もないんだ。

S-ROCK: 貴方達はバンド名をOXYGENと替え、欧州ではESCAPE MUSICからFINAL WARNINGとタイトルを替えてGOLD FROM THE FUTUREアルバムを発売しました。何故バンド名とアルバム名の両方を替えたのですか?ファンを混乱させると思いますが…。

Tony: ああ、そうだね、混乱しそうだね。ファンや友達、家族の為に欧州でGOLD FROM THE FUTUREを出すのがゴールだったんだ。だから俺の希望に沿うレーベルを探していたんだよ。
一番関心を示したのがESCAPE MUSICだったよ。彼等は欧州向けに名前を替える事を提案し、俺は欧州でアルバムを1枚発売する為に了承した。今は欧州ではAOR HEAVENと契約して、元々の名前に戻したのさ。もうファンのみんなは困る事はないよ。将来NIVAに関して変更する予定はないからね。これからは日本だけじゃなく、全世界でNIVAの名で活動していくよ。実際最新作は俺達の日本での3枚目のNIVAの作品なんだからね。

S-ROCK: 新作の発売後はライヴの予定はありますか?

Tony: 勿論観客の前で演りたいと思ってるよ。日本のファンに逢えたらもっとハッピーになるだろうね。ライヴを実現させる為の決断をする前に沢山の事柄を検討しなくちゃならないのさ。

S-ROCK: 次のアルバム用の曲作りは始めていますか?

Tony: ああ、取り掛かってるよ。でも誰かに強制されている訳じゃない。俺達の間で進行中の継続した過程なんだ。俺に関して言えば、これは終わりを迎える事のない過程なんだ。それが俺の生き方だから。

S-ROCK: 前回のインタビュー以降、スウェーデンの音楽シーンに何か変化はありますか?

Tony: 最近は、願わくば次のアルバム用になるだろう曲を作るのに凄く忙しくて全く気にしてなかったよ。それに、ITセクターの仕事と家族の事で手一杯でもある。色んな事が今進行中なのさ。

S-ROCK: 貴方達の日本のファンと、S-ROCKの訪問者にメッセージを頂けますか?

Tony: NIVAの俺達は、素晴らしいサポートと、過去と最新の作品に対する好意的な言葉の数々を貰って日本の全てのファンに感謝したいんだ。出来れば近い将来ライヴでファンに逢う事が出来たらいいね。

 

 

(Discography)

GRAVITATION (MARQUEE/Avalon, 2013)
MAGNITUDE (AOR HEAVEN, 2013)
GOLD FROM THE FUTURE (MARQUEE/Avalon, 2011)
NO CAPITULATION (ZERO CORPORATION, 1994)

 

 

Official Website
https://www.niva.se/

NIVA – E-mail interview with Tony Niva (Vo) (2013) (English)

 

*NIVA’s new album MAGNITUDE*

NIVA’s awaited new album called MAGNITUDE was released in Europe in August 2013, and in Japan in September with another title called GRAVITATION. S-ROCK had an e-mail interview with Tony Niva (vo) about the album which is full of amazing and beautiful melodies of AOR.

 

(Taken from the official website)

 

S-ROCK: New and awaited album of NIVA called “MAGNITUDE” was released on the 30th of August from AOR HEAVEN in Europe, and you guys changed the title of the album for Japanese market to “GRAVITATION”, which was released on the 18th of September. You told it’s because of the huge earthquake in Tohoku, Japan, why else for “GRAVITATION” to choose?

Tony: Actually, we had nothing to do with the name change in the first place. This was a wish from our Japanese label Marque Avalon and I can perfectly understand why they wanted a titelname change. My suggestion was to make a name change of the Japanese release to GRAVITATION which in my opinion was a suitable name considering the artwork with mother earth that are protecting our planet. MARQUEE/Avalon and I come to an agreement about the new album name which now is released under the name NIVA – GRAVITATION.

S-ROCK: Would you let us know each track from the album, which song(s) do you like?

Tony: I have to be perfectly honest about this and tell you that I like each and every track on this album. Every song has its own story, kind of living its own life. Every song idea for this album is composed for a specific occation, special event or a special happening. I bring up some examples below:

“Never Too Late” is about that it’s never too late to have a brand new start even though you might think it’s over. The song is all about encourage yourself to make wonders with what you have inside yourself. It’s never too late for releasing your inner dreams or talent, if you just dare to do so.

“Perfect Life” is a song about that we’re struggling for getting more and more materialistic things even though we have enough. We’re trying to reach for a perfect life style, instead of just being satisfied and happy with what you already have and what you’ve accomplished in your life. It’s hard to live up to the high standard our society are putting up being a perfect human being. Is there a perfect life? You decide, you live your life.

“In A Misty Light” came up when my friend and neighbour past away. I wanted to dedicate this song to his widow who now lives alone. This song is about her meeting with him again somewhere in a misty light. This is my way of processing everything that has happened and also giving my respect to both of them.

S-ROCK: What is the biggest difference between GOLD FROM THE FUTURE/FINAL WARNING and MAGNITUDE/GRAVITATION?

Tony: It’s hard to say but GRAVITATION is production-wise much heavier but on the other hand there are more melodies, melodic feel and emotions involved in the composing-stage. This time we can hear the cooperation between major and minor in the songs just like the intergration between the heavier and the softer parts on the album.

S-ROCK: The album jacket shows a girl having fire and she sees the earth – what will she do next?

Tony: As I mentioned before, she reaches out her hand and protects us from everything bad in the world, by watching over us so that we’re not taking wrong decision and that we’re not exploits our planet.

S-ROCK: You guys once changed the band name to OXYGEN and released “GOLD FROM THE FUTURE” in Europe from ESCAPE MUSIC as “FINAL WARNING”. Why did you changed both the band name and album title? It would get fans confused…..

Tony: Yes I know it’s a bit confusing. My goal was to release the GOLD FROM THE FUTURE for the European market for fans, friends and families. So there I was, trying to search for a label prepared to fullfill my wishes. The label showing the most interest was ESCAPE MUSIC. They suggested a name change for the European release and I agreed to that in order to have an album release for Europe. Now that we’re having our new label AOR HEAVEN, we changed back to our original name. Our fans do not have to be troubled anymore. We’re not planning of any changes for NIVA in the future. From now on I’m going to use the original name NIVA for Japan and for the rest of the world. The fact is also that the current release is our third NIVA release in Japan.

S-ROCK: Any plan like gigs after the release of new album?

Tony: We would of course like to play in front of a live audience. I would be more then happy to be able of meeting our fans in Japan. There are still a lot of issues to consider before making any decisions on having live gigs.

S-ROCK: You’ve already started composing for next album?

Tony: Yes, we have. But there is no one forcing us to write songs. This is an continuing process that is ongoing within us. Speaking for myself this is a process that never will come to an end. It’s just my way of living.

S-ROCK: Any change for music scene in Sweden since our last interview?

Tony: I haven’t reflected on that at all since I’ve been quite busy lately, composing new material for hopefully our nextcoming album. I’ve also been occupied with my profession within the IT-sector and family activities. There’s a lot of things going on right now.

S-ROCK: Would you give a message to your Japanese fans and S-ROCK site visitors, tack så mycket!

Tony: We in NIVA would like to thank all our fans in Japan for their great support and kind words for the previous and the current album. Hopefully we can be able of meeting our fans during live performances in a near future.

 

 

(Discography)

GRAVITATION (MARQUEE/Avalon, 2013)
MAGNITUDE (AOR HEAVEN, 2013)
GOLD FROM THE FUTURE (MARQUEE/Avalon, 2011)
NO CAPITULATION (ZERO CORPORATION, 1994)

 

Official Website
https://www.niva.se/

 

LOVER UNDER COVER – E-mail Interview with Mikael Carlsson (B)(日本語)

 

*30年の時を経て登場したスウェーデンのAORの新星*

1982年にRAINというバンドで一緒に活動していたMikael CarlssonとMikael Erlandsson(現LAST AUTUMN’S DREAM)が再びタッグを組み、LOVER UNDER COVERとしての活動を開始しました。
今回は、バンドの創始者でベーシストのMikael CarlssonとのEメール・インタビューをお届けします。

 

Mikael Carlsson (B)
(Taken from the official website)

 

S-ROCK: 貴方にインタビューするのは初めてですので、まず自己紹介して頂けますか?

Mikael: やあ日本!!!こうやってインタビューする事が出来て嬉しいよ。俺はMikael Carlsson (Mr. C)、LOVER UNDER COVER(以下LUC)の創始者だよ。13歳の時に最初のバンドを始めて、これ迄様々なバンドで演ってきたんだ。ベースを主に弾いているけど、ギターやキーボードもやるし、それとハーモニカを少し吹くよ。それと料理が得意なんだ。

S-ROCK: 貴方は1989年に別のシンガーとLUCを始めましたね、その時のチームで作った曲はこの素晴らしいアルバムSET THE NIGHT ON FIREに収録されていますか?今と80年代では音楽スタイルや作曲に変化はありますか?

Mikael: あの頃の曲は2曲入ってるよ。”Crazy For You”と”Through The Storm”だ。当時リードVoだったDaniel Boscovicと一緒に書いたんだ。俺が作曲し、彼が作詞したのさ。あの頃はサウンドにもっとKeyが使われていて、よりポップな音楽を演っていたよ。新しいLUCはずっとハードで、多分少し暗めの音作りをしている。曲作りは勿論より成長しているしね。25年間もあればより多くの経験をするだろ、あの頃だったら例えば”Hero”の様な曲は書けなかったよ。

 

Mikael Erlandsson (Vo)
(Taken from the official website)

 

S-ROCK: 貴方とMikael Erlandsson(以下Mikael E)は30年来の知り合いだそうですね。彼はミュージシャンとして、また個人としてはどんな人ですか?他のメンバーはどうですか?

Mikael: まず第一に、彼は素晴らしいシンガーなんだ。俺達は1982年に一緒に最初のバンドを始めたのさ。RAINっていう名前のバンドで、当時俺達は17~18歳だった。あの頃Mikael Eはドラムを叩いていて、まだシンガーとしての才能に気付いていなかったのさ。彼はポップ・バラードからゴリゴリのメタル迄何でも歌える。以前から、彼の声はよりハードなロックに合ってると思ってたから、新たなLUCを始動しようと思った時、彼を最初に選んだんだ。彼は本当にいい奴で、いわゆるロック野郎とは対極にあるんだ。本当に謙虚な男だよ。キーボードも上手いしね。Martin (Kronlund)は謙虚男No.2で、この業界ではトップ・プロデューサーの1人だし、このアルバムを驚異的な仕上がりにしてくれたんだ。素晴らしいギタリストでもあるから、LUCに彼が参加したいと知った時には嬉しかったよ。彼は自分のスタジオで有名ロック・スターと仕事をした経験があるんだ、Brian Robertson,、David Reece、Joe Lynn Turner、 Rob Morati、Paul Youngや Steve Overland等、挙げればキリがないよ。印象深いね。Perra (Johansson)は俺達の素晴らしいドラマーで、バンドのグルーヴの鍵だ。”Too Good To Be True”のカッコいいビートを刻む彼の仕事を聴いてみてくれ。彼も謙虚な男なんだ…何てこった、俺達みんないいヤツじゃん、ははは。このアルバムには素晴らしいゲストを迎えているんだ。JORNのTor Erik Myhre、COLDSPELLのMichael LarssonとTENのGed Rylandsだ。それと”Hero”ではKatarina Hagerが歌っているよ。信じられる?ゾクゾクするラインナップだよね。

S-ROCK: アルバムの各曲を紹介して頂けますか、それと貴方の好きな曲はどれですか?アルバムを聴く時、ここに注目して欲しいという所は何処ですか?

Mikael: まず初めにアルバム・カバーについて語っておきたいんだ、それ自体に物語があるからね。俺とMikael Eは最初のデモテープを完成させて、MySpaceで公開したんだ。俺のグラフィックの腕は限定的で、俺達のMySpaceはクソみたいな仕上がりにしかならなかった。ある日チリ人男性からメッセージを貰って、彼も俺達のMySpaceはクソみたいだけど音楽は凄いって思ってたらしいんだ。で、彼は俺達のページを作り直したいと申し出たのさ。何てこった、今以上に悪くはなり様がないさと思って彼を俺達のMySpaceにログインさせたのさ…何て事をしちまったんだと思った…けど、出来てみたら最高だったんだよ!彼は凄いグラフィック・デザイナーだったのさ。彼はAndres Orenaで、彼が俺達にしてくれたのは、Derek RiggsがIRON MAIDENにした事と同じ意味があるんだよ。彼はアルバム全曲の1つ1つにアートワークを作ってもくれた。それぞれが、曲のエッセンスを掴む為の愛と感覚に溢れているのさ。80年代半ばの最初のPHENOMENAアルバムのブックレットを知っていたら、俺の言いたい事は分かって貰えると思うよ。だから、もし俺達の音楽がクソだと思ったとしても、アートワークの為だけにCDを買う価値はあるんじゃないかな、と声を大にして言いたいんだ。

“My Best Friend”はアルバムのオープニング曲で、君の顔面にガツンとメロディックな衝撃を与えるのさ。アメリカの銃規制について歌っている。全ての問題を武器が解決すると思っている多くの人が居るけれど、それには反対を唱えたいね。この曲の歌詞が本当に好きだ。

“Angels Will Cry”はヘヴィーな1曲。ピアノで始まるイントロは美しくて、そして爆発するんだ!俺達はみんなそれぞれ恋愛の経験があって、関係が上手く行かなくなった時は、苦悩を吐き出したいと思うものだよね。

“Too Good To Be True”はタイトルが全てを物語っていると思うよ。みんなが君から何かを奪おうとしている、だから気を付けた方がいい、何故なら世の中の多くの事は見た目が良い事程偽善だからね。この曲の歌詞も力強いと思う。

“Hero”は俺のお気に入りの1つ。音楽と歌詞の両方がガッチリ君を捕らえて離さないよ。この曲は父親の視点で歌われているのさ、彼の可愛い10代の娘が反逆児になっても、彼には娘の破滅への道を止めるだけの強さがないんだ。ここで2人のスペシャル・ゲストの登場さ、JORNのErik Myhreがギターで参加、Katarina Hagerが反逆児の10代の娘役を演じているよ。

“Flash In The Night” はスウェーデンのポップ・バンドSECRET SERVICEのカヴァー曲だ。80年代初めに彼等はこの曲で大ヒットを飛ばしたのさ。俺はこの曲がずっと好きで、よりパワフルにしたら面白そうだと思ってた。この曲のピアノが好きだし、コーラスでギターが応えるのもいいね。

“Set The Night On Fire”はアルバム・タイトル曲。ヘヴィーで、示唆に富んでいて、魅惑的で、いいロックの曲の要素がみんな詰まっている。デモの段階では少し様子が違っていたんだ。この曲をレコーディングした時に、俺は2~3時間スタジオを離れなくちゃならなくて、戻って来たらMartinとMikael Eがブリッジとコーラスを変えていて全く違うものになってたのさ。最初は凄く驚いたけど、新ヴァージョンがとてもカッコ良かったから、そのまま使う事にしたんだ。

“Who Needs Love”もカヴァー曲だけど、ただのカヴァーじゃないんだ。新生LUCの全ての始まりだったのさ。Mikael EがLAST AUTUMN’S DREAMのDREAMCATCHERの為に書いたこの曲のデモテープを俺が作ったんだ。でもずっとヘヴィーなヴァージョンにしたんだ。Mikael Eに聴かせたらブッ飛んで、もっと録音したいと言い出した。それがLUCの始まりだったんだよ。LADのオリジナルを聴いて、LUCのヴァージョンと聴き比べてみてくれ。

“Crazy For You”は80年代に作った古い曲の1つさ。君は猛烈な恋に落ちて、友達には理解されない、っていうラヴ・ソングだよ。彼等にはヒントが見つからないんだ、だって俺は君に夢中だから…!

“Standing In Line”は欲望についての曲。手の届かない愛への欲望…でも君はそれでも、希望と夢の答えが内なる空虚感を満たしてくれる日が来る事を祈っているのさ。

“Through The Storm”は「絶対諦めない」事を歌った曲。昔アイルランドで起こった話なんだけど、世界中の何処でも起こり得る事なんだ。多くの人達が歌詞の中に自分を見つけると思う。

“A Nice Day”はアルバム唯一のバラード。誰にとっても心地良い曲さ。典型的な”Erlandsson”節が最適な状態で提供されているよ。

“Rain Of Tears”は日本向けのボートラで、一種のラヴ・ソングで悲しいんだ。報われない愛への思いを歌っている。COLDSPELLのMichael Larssonがゲストでギターを弾いているよ。

 

Martin Kronlund (G)
(Taken from the official website)

 

S-ROCK: 曲作りのアイディアはどうやって得るのですか?音楽が先ですか、それとも歌詞?

Mikael: ああ、ははは…その時によって違うんだ。例えば”Hero”のイントロのピアノは街に居た時俺のiPhoneで作ったんだよ。頭の中にメロディーが浮かんで来て、一度に録音したから忘れずに済んだんだ。だから曲はさっと進んだ。歌詞はとても時間がかかったよ。2ヶ月かかったけど、結果に満足している。ギター・リフやベース・ライン、ドラム・グルーヴ、もしくは1フレーズ、単語1つから始まる事もあるんだ。いつ閃くか分からないんだよ。

S-ROCK: 最近のスウェーデンの音楽業界についてどう思いますか?

Mikael: 本当に力強いよ。スウェーデンでは全てのジャンルのバンドが居る素晴らしい環境がある。ポップ・アクトからエクストリーム・メタル迄様々さ。スウェーデンは、バンド活動をするには最高の場所なんだ。ソーシャル・メディアでは君の音楽を世界中に広める事も出来るしね、PCでクリックすればいいんだから。アルバムを発売すれば、発売日当日、もしくはそれより前にネット上に広まるから、その点については多くのミュージシャンが対策を取らないとならないけどね。

S-ROCK: 「日本」という言葉を聞いて連想する事は?

Mikael: 高崎晃!!!ははは、俺はLOUDNESSのアルバム”DISSOLUTION”が大好きなんだ、でも日本に行った事はないのさ。映画やTVで観た事だけ知ってる。本も勿論そうだ。行けたらいいな、と思ってるよ。多分、俺達と同じ位日本のファンがこのアルバムを気に入ってくれたらチャンスがあるんじゃないかな?

 

Perra Johansson (Ds)
(Taken from the official website)

 

S-ROCK: ミュージシャンとしてのゴールは何ですか?貴方個人としてはどうですか?

Mikael: このアルバムを発売する前は、アルバム発売が目標だったよ。このバンドの他のメンバー達はこれ迄数々の作品を発表して来たけど、俺にとってはこれが初めての作品なんだ。だから、次はもっとハードルを上げようと思うのさ、フェスティヴァル出演とか、そして勿論…日本へ行く事だよ。

S-ROCK: 貴方の好きな音楽を教えて下さい。誰・どのバンドがお気に入りですか?

Mikael: このバンドのメンバーはみんなTHIN LIZZYが好きなんだ。俺はWHITESNAKEやGlenn Hughesが大好きで、PHENOMENAの1stとQUEENSRYCHEのOPERATION: MINDCRIMEが大好きなんだ。ノルウェーのJORNもいいね。スイスの新人CHAOSもいいよ。いい奴らでいいバンドなんだ。勿論俺達の友達COLDSPELLやチリのTIMELESSもお勧め。

S-ROCK: 日本に居る貴方のファンにメッセージを頂けますか?

Mikael: サポートしてくれて本当にありがとう。LUCを広める為に力を貸して欲しいんだ、どんな協力でもありがたいよ。俺達の事を君が知っている局やサイトにリクエストしてくれたら、そんなに遠くない未来に日本で演奏出来るかも知れないよ。俺達のサイトへ訪問してくれ。

 

(Discography)

SET THE NIGHT ON FIRE (RUBICON MUSIC/ESCAPE MUSIC, 2012)

 

 

LOVER UNDER COVER Official Website
https://www.loverundercovertheband.com/