Patrik Tibell (Vo) – T’BELL (2000)(日本語)

 

 

 

1.スタジオ・エンジニア、そしてプロデューサーとして働いているよ。空いた時間でT’BELLのアルバムの最後の作業を終わらせようとしている所さ。今毎日、1日10~15時間働いていて休みを取る暇がないんだよ。5月に引っ越す予定で家を買った所だから、家のための時間を取れる様に何とかするつもりなんだ。

2.アルバムの曲は元々は1983~1995年の間に書かれたものだから、歌詞は今僕が書くものとは多分違うだろうね。でも殆どの曲は色々な状況にある恋愛や人生の時期について歌っているんだよ。僕自身はとても複雑だけど、誰でも一緒に歌えるシンプルな音作りを楽しんでいる。アルバムからの僕の好きな曲は”Refugee”か”Send Her A Letter”かな。89年に書いた”It’s Only Love”もいいね。

3.家族というものに対しての高い意識…価値観と尊敬を抱いている素晴らしくて親切な人達。君達が80年代のウェストコースト・ミュージックが好きなんだって事を知っているよ。

4.僕はもう30歳を超えているけれど、シンガーとして向上したいね。より素晴らしいソング・ライター、そしてキーボード・プレイヤーになれる様に努力しているよ。

 

 

5.1980年に最初の「本物」のバンド、IC-SAS-bandを始めたんだ。2、3年後ソングライターでKeyのTommie Petterssonに出会って、007、後にTRACEになるバンドを結成するのさ。80年代終わりにスウェーデンやノルウェーの色々な場所で演っていたよ。1989年に唯一のシングル”Was It Love”をレコーディングして、その2、3ヶ月後に解散したんだ。その後はスタジオ・エンジニアとしてフルタイムで働く様になったよ。TRACEは90年代に2、3回再結成ライヴをやったけど、94年以降僕はステージには立っていないんだよ。

6.ELOが大好きなんだ。Jeff Lynneは素晴らしいソングライターだと思うのさ、彼等が”Roll Over Beethoven”でヒットを飛ばした時、1973年から彼等の音楽を聴き始めたんだ。70年代にはAC/DC、SWEET、Alice Cooper、THIN LIZZY、そして勿論TOTO、CHICAGO等を聴いていたよ。AIRPLAYを聴いた時、どんな音楽を演りたいかが分かったのさ。好きなミュージシャンは僕の真のインスピレーションの源になってくれているSteve Lukather、Jay Graydon、David Fosterだよ。

7.日本に僕達のアルバムが輸出されるんだったら、君達が聴いてくれて、出来れば買ってくれるといいな。