STRATOVARIUS – From The Issues

From S-ROCK issue vol. 3, published in February 1998.

Thanks to Anne Toivanen

 

The latest album “VISIONS” when the issue was out in 1998.

 

 

The message from Timo Tolkki includes sexual expressions in Japanese, S-ROCK got it masked before we get it online.

 

 

Timo Kotipelto (Vo)

 

Timo Tolkki (G)

The message from Timo Tolkki includes sexual expressions in Japanese, S-ROCK got it masked before we get it online.

 

Jari Kainulainen (B)

 

Jörg Michael (Ds)

Timo Tolkki’s messages are on the backside of this paper, S-ROCK tried to mask them as much as possible.

 

Jens Johansson (Key)

STRATOVARIUS – From The Issues

1998年2月発行のS-ROCK issue vol. 3より

Thanks to Anne Toivanen

 

掲載時の最新アルバム”VISIONS”

 

 

 

(Timo Tolkkiのメッセージについては性的な内容が日本語で書かれている為、今回のネット公開に伴いマスキングさせて頂いています)

 

 

Timo Kotipelto (Vo)

「フィンランドは寒いけど、熱い挨拶を送るよ!」

 

Timo Tolkki (G)

「ハロー S-ROCK、来年逢おうね!*******下さい」

(性的表現を含む為、今回のネット掲載に伴いマスキングさせて頂いております。また、同じ紙の裏にJörgのメッセージが書かれている為、文字が透けて見えておりますがご了承下さいませ)

 

Jari Kainulainen (B)

「ハロー 日本」

 

Jörg Michael (Ds)

「S-ROCKにハロー。ドラムスに語らせようぜ!」

(このメッセージの紙の裏側にTimo Tolkkiのメッセージが書かれている為、出来る限りTimoの書いたものが見えない様に加工してあります)

 

Jens Johansson (Key)

「ハロー」

20周年記念企画 / The 20th Anniversary Special Event

(日本語は英語の後に続きます)

For the 20th anniversary of S-ROCK website, we start a special event to celebrate.  We’ll show you:

(1) The latest autographed messages from related artists and bands for the anniversary.

(2) Autographed (some of them were not autographed though) answers for our questionnaire and autographed messages from issues of S-ROCK which were published ever as archives. We’re asking bands and artists for permission to reuse now, and have already got it from some bands.

Questions for our questionnaire in S-ROCK issues were the same as what we put online on S-ROCK site except some, 7 questions below:

 

(Questions)

1. What are you doing these days, for new album, for concerts or having holidays?
2. Let us know your latest album / demo tape. What do you want people to pay attention on it? Let us know your favorite songs from it.
3. What do you image from a word “Japan”?
4. What is your goal as a musician? How about as yourself?
5. Let us know your music career and what kind of music you used to play.
6. Let us know your taste of music, your favorite musicians and bands.
7. A message to your Japanese fans for S-ROCK. And your autograph, please.

 

(3) Autographed answers for questionnaire and autographed messages for issues of TNT Tomo-No-Kai, The Toten FC and NHRSPG which the webmaster used to manage. We’re asking bands and artists for permission to reuse now.

(4) E-mail interviews to talk about memories from 80’s/90’s.

We’ll reuse materials only when bands/artists/photographers allow us, and will upload materials one by one, hopefully every week until February 2020.

 

サイト開設20周年を記念して特別な企画を開催致します。皆様にご覧頂くのは:

(1)関連バンド、アーティストの最新自筆お祝いメッセージ。

(2)かつて発行していた冊子S-ROCKに掲載していた自筆(一部自筆でないものもあります)質問状回答、自筆メッセージをアーカイヴとして掲載します。再掲載許可の申請をしており、既に許可を得たものもあります。準備が整ったものから順次掲載予定です。

尚、S-ROCK誌で掲載していた質問状の質問は、一部例外を除いて現在弊サイトで掲載しているものと同一で、質問は以下の7つです。

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?
2.最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?
3.「日本」という言葉から連想するものは?
4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?
5.貴方の音楽キャリアとどんな音楽を演ってきたのか教えて下さい。
6.音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。
7.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

 

(3)管理人がかつて運営していたTNT友の会、The Toten FC、NHRSPGで発行していた冊子に掲載された自筆質問状回答、自筆メッセージをアーカイヴとして掲載します。こちらも再掲載許可の申請をしており、既に許可を得たものもあります。準備が整ったものから順次掲載予定です。

(4)80年代、90年代を語るEメール・インタビュー。

再掲載されるのは、バンド、アーティスト、撮影者から許可を得たもののみで、1つずつ順次掲載します。2020年2月迄毎週更新出来る様に予定・準備中です。

20th Anniversary サイト開設20周年

(日本語は英語の後に続きます)

Yesterday the 15th of February was the 20th anniversary of S-ROCK website. Thanks a lot from the bottom of my heart for bands and artists which/who have ever joined us by interviews, messages and photos, their record companies, management offices, related people and my friends which/who helped us to let us get in touch with bands/artists and have materials, and all the visitors who love Scandinavian melodic HR and AOR. In a couple of days we’ll start a special event to celebrate the anniversary. Thank you guys!

本年2月15日に弊サイトS-ROCKはお陰様で開設20周年を迎える事が出来ました。インタビューやメッセージ、写真等で弊サイトに協力して下さったバンドやアーティスト、彼等とコンタクトを取る橋渡しをして下さったり、資料を提供して下さったレコード会社、マネージメント、関係者や私の友達、そして北欧メロディックHRとAORを愛する訪問者の皆様に心よりお礼申し上げます。この2、3日中に20周年を記念して特別な企画をスタートします。ありがとうございます!

KING COMPANY – E-mail Interview(日本語)

Special Thanks to: Rue for KING COMPANY JP on FACEBOOK / Twitter

Thanks: Japanese fans of KING COMPANY who sent questions for this interview.

 

S-ROCK: 2ndアルバム”QUEEN OF HEARTS”の日本盤がKING RECORDSから7月25日に発売され、FRONTIERS盤が8月10日にリリースされました。アルバムの出来に満足していますか?

KING COMPANY (以下KC) : ああ、俺達はとても満足してるんだ。Janne Wirman (CHILDREN OF BODOM)は既に1枚アルバムをミックスしてくれていた(彼はONE FOR THE ROADもやってくれたよ)から、今回も俺達独自のサウンドをいとも簡単に見つけ出してくれた。君達が沢山のヘヴィー・ロック・レコードで聴く事が出来るベーシックなメタル・サウンドではないと言えるんだ。かつての作品の数々で聴く事が出来た自然な音の要素を幾つか見つけようと俺達は常に挑戦しているんだ。でも勿論、音が薄っぺらいものにならず、他のバンドに匹敵する様なものになる様に今に合った表現方法で作らないとならないんだ。

S-ROCK: このアルバムは新ヴォーカリストのLeonardのお披露目の意味もあると思います。MirkaがYouTubeでLeonardが歌っている動画を見てオファーしたそうですが、彼はフィンランドから遠く離れたイタリアに住んでいます。フィンランド国内でシンガーを探そうとは思わなかったのですか?またLeonardに決めた最大の理由は何ですか?

KC: ああ、まず俺達はフィンランドでどんなスタイルのシンガーを採用出来るか確認してみた、でもぴったりくる人物を見つけられなかったんだ。そして俺(Mirka)がYouTubeでLeonardを見つけた。「WHITESNAKEのトリビュート・バンド」というキーワードでヒットした…ははは。真実を言えば、最初はスペイン・ツアーの補充要員としての存在が必要なだけだったんだ、だから彼がイタリアでも何処出身でも構わなかった。このツアーだけ彼が歌ってくれて、その後はまたPasiと一緒にやるつもりでいた。でもツアー後、Pasiが喉の問題を抱えたままだから俺達と一緒に演っていけない、と言ってきたのさ。厳しい選択でとても悲しかったけど、Leonardと連絡を取る事はとても簡単だったから、この仕事を引き受けてくれるか尋ねてみたんだ。そうしたら彼はやりたいと言ったんだ。

俺達が彼を選んだ最大の理由は、彼がとても思いやりのある男で、ステージでとてもエネルギッシュで、既に彼と一緒にツアーを1つこなしていて、俺達の曲の多くを彼が既に知っていたからなんだ。

S-ROCK: 当初はPasiが歌う事を前提にレコーディングが進められていたと思いますが、Pasiの脱退とLeonardの正式加入を経てアルバムを完成させました。収録されている曲はLeonardが加入以前の曲ですか?Leonardが歌うために新たに作られた曲はありますか?

KC: このアルバムではPasiが辞めた後2曲が作られたよ。”Berlin”は、Timeが彼自身で作った曲で、彼自身が歌っている。それとAnttiがレコーディングの終盤で”Living The Dream”を書いた。俺(Mirka)が歌詞を書いて、何が面白いかって曲の途中でPasiが歌っているのが分かる事さ。スタジオでPasiがヴォーカル・プロデュースをしていた時にこのアイディアを思い付いて、Leonardの歌でレコーディングしたんだ。歌詞を読んだら、いいラインがあってPasiは多分歌えるんじゃないかと気付いたのさ。それは年長者が若者にどうやってこのバンドで生き残るかを教える様なものなんだよ…ははは!

S-ROCK: 各曲解説をお願い出来ますか?

Queen Of Hearts

(Antti) Queen Of HeartsはKING COMPANYの曲の中で最もヘヴィーだと思うんだ。この曲のアップテンポのフィーリングがとても好きなんだ。

Antti Wirman (G)

 

One Day Of Your Life

(Antti) このアルバムの為に最初に作った曲なんだ。曲のグルーヴィーなリフはアルバムの中での俺のお気に入りの瞬間の1つなんだよ。

Stars

(Jari) 歌詞とメロディーはギリシャ(キプロス)でほぼ作られたんだ、ビーチやバーで80年代や90年代のポップ・ロックのヒット曲を聴いている時にね。

メジャー・コードで出来た甘いアンチ・メタルのヴァースは、対応したマイナーのコーラスに劇的な効果を持たせる為にわざと使ったんだ。メタル・ヘッド達が俺を許してくれる事を祈るよ。

Jari Pailamo (Key)

 

Living In A Hurricane

(Antti) Living In A Hurricaneは2ndシングルで2曲目のビデオでもあり、アップテンポな曲でもあるんだ。この曲を書いた時は、アルバムの為にもう1曲ヘヴィーなものを書きたかったんだ。コーラスが大好きさ!

Under The Spell

(Mirka) 誰かが、これは俺達のDOKKENスタイルの曲だ、と言っていたんだ、彼・彼女は正しいと思うよ。キャッチーなコーラスがある、神秘的な感覚があってグルーヴィーな曲だからね。

Mirka Rantanen (Ds)

 

Never Say Goodbye

(Mirka) 俺がメロディー・ラインを書いたPasiの古い曲なんだ。とてもキャッチーなコーラスだよね、そう思わない?

Learn To Fly

(Mirka) これはアルバム中の俺達のパワー・メタル的な曲なんだ。当初はアルバムに合わないんじゃないかと思ったけど、最終的にこの曲を選んだし、良い選択だったと思う。みんな好きだからね!

Berlin

後で出て来るTime自身の回答を読んでくれ。

King For Tonight

(Jari) 俺がいつも支持している幾つかの叙事詩的要素のあるポジティヴでロックなパワー・ソングだよ。リハーサルで俺が演ったシンセ・リフから火が点いたんだ。Mirkaがそれを受け取って、曲に仕上げようと提案してきた。残りは、このアルバムで俺が多用した90年代風のピアノ・レイヤーから取っ掛かりを得た。コーラスにハモンドを加えたんだ。鋭いロッカー・チューンだね。

Living The Dream

(Mirka) 温かな感情が流れる良いバラードさ。最後にこのアルバムの為に書かれた曲で、俺が書いた歌詞の中では現時点で最高の出来になったものの1つだね。

Arrival

(Mirka) アルバムの叙情詩的エンディングの曲。凄くパワフルなギター・リフなんだ!

Never Say Goodbye (アコースティック・ヴァージョン、日本盤のボーナス・トラック)

最高の選択をしたと思ってるんだ、それにアコースティック・ヴァージョンに作り変えるのが簡単だったのさ!

Good Thing (欧州盤向けデジタル配信曲)

これもPasiの古い曲だ。とてもAOR志向が強くて、ずっといいヴァイブが続くんだけど、ある理由の為にボーナス・トラックとして選ばれたのさ。

S-ROCK: King Companyの曲作りはどのように行っていますか?次のアルバム用の曲もすでにありますか?

KC: 次のアルバム用の曲は何曲か既にあるよ、でもそんなに多くないね。通常は俺達全員が自宅でまず作業して、準備が出来たらリハーサル室でジャムって、その曲に相応しいパーツを探す様にする。でもJariが自宅で彼1人で1曲丸ごと準備してきて、俺達に曲のプレゼンをしてくれる様な例もある。そして必要なら、彼の曲に相応しいスパイスを俺達で加えるんだよ。

S-ROCK: 今回のレコーディングで苦労した事はありますか?Leonardはフィンランドでヴォーカルを録音し、イタリアでも録り直したと聞きました。

KC: ああ、彼はフィンランドで当初殆どのVoパートを歌ったんだ、でも彼が帰国してから、俺達はもう一度歌い直すべき所やより多くのハーモニーを加える方が良い部分がある事に気が付いた。それで彼はイタリアで残りの部分を歌ったのさ。

S-ROCK: アルバムに収録されている曲によってはもっとLeonardのヴォーカルが前面に出てもいいのではないかと思われるものもあります。もっとLeonardの声をダイレクトに聴きたいというファンもいます。

KC: うん、そうだね。幾つかの曲ではもっと彼の声が大きく聞こえる様に出来ただろうね。最後のミックスで何が起こったのか分からないんだ、でもVoパートの幾らかは少しだけ楽器の音の後ろに引っ込んでしまった。次回は良くなるさ。

S-ROCK: アルバムのアートワークに隠されたストーリーはありますか?アートワークに登場するKingはQueenに何か飲まされて骸骨にされたとか?

KC: Queen Of Heartsの歌詞を書いた時、これはアルバム・タイトルとしてもいいんじゃないかと思った。そしてアートワークのあのアイディアが心に浮かんだんだ、Darkgrove DesignのJan Yrlundにそれを説明して、彼は描いてくれたよ。俺の意見だけどとても素晴らしい絵だから、とても気に入ってるんだ。Jan Yrlundは素晴らしいアーティストだよ!

でもこのアルバムと、1stアルバムの歌詞の幾らかの中には、人生を生き延びようと必死に頑張っている女の子の幾つかの真実の物語を見つけられると思うんだ、時には彼女は落ちていき、また別の時には彼女は復活する、でも絶対に降伏はしないのさ。それが、彼女が両方のアルバムのジャケットに描かれている理由なんだよ。

S-ROCK: バンドはFRONTIERSと契約する際に今のバンド名に変えました。バンド名の”KING COMPANY”に込められた意味は何ですか?

KC: 良き友を持っている事を話す時に俺達が使うフィンランド語の言葉の直訳みたいなもので、それがKCの意味なんだ。(S-ROCK注:そのフィンランド語は” kuningas porukka”だそうです)

S-ROCK: バンドはデビューして2年になりますが、ライヴの回数は決して多い方とは言えません。もっとライヴを増やす考えはありませんか?日本を含めたフィンランド以外の国でのライヴの計画はありますか?

KC: 勿論俺達はもっとライヴを演りたいと思ってるし、実際に昨年の秋にはスペイン・ツアーもやった。ドイツとスペインで来年小規模ツアーをやる事が決まってるよ。それと他国でのフェスティヴァル出演も幾つか決まっているんだ。日本でも演れたら素晴らしいよね、叶えたい夢みたいなものだ、いつかきっと実現すると信じてるよ。

S-ROCK: (Leonard への質問) 去年の夏に突然Mirkaから連絡をもらった時のあなたの心境を教えてください。その時King Companyの存在は知っていましたか?

Leonard: あはは…特別じゃないよ…俺のFBのページを開いて、こんなメッセージを読んだんだ。「やあ!俺はKING COMPANYのMirka Rantanenっていうんだ…9月のスペイン・ツアーの為のシンガーを探してるんだけど…興味ある?」そして俺はうん、と答えた…OK!あはは…そうじゃないよ、本当にびっくりした。それとその時Mirka Rantanenが誰なのか分からなかった…それに、スペイン・ツアーって言われても何の事だかピンと来なくてね…だってツアー経験がなかったんだ!ONE FOR THE ROADアルバムを最初に聴いた時のあの衝撃ときたら…その時俺は本当にラッキーだ、と理解したのさ。その時から俺はKCの為に一生懸命働き始めたのさ。

いや、知らなかったんだ…でもMirkaがTimo Kotipeltoのドラマーだって事は知ってた…そしてPasiがTHUNDERSTONEのシンガーだって事もね、Pasiの様なシンガーの代わりに加入するなんて全く思っても見なかったから、本当に凄い事だったんだ!

Leonard F. Guillan (Vo)

 

S-ROCK: (Anttiへの質問)  Children Of Bodomのサポートで3年前に日本に来た時、今でも覚えている印象的な事はありますか?日本ではあなたのギターを作っている工房に行ったと聞きました。

Antti: ああ、覚えてるさ。日本のおもてなしは信じられない位凄いんだ。人々は本当に親切だし、食べ物は美味いし、ビールは冷えてて酒は温かい!LOUD PARKはこれ迄参加した中で一番組織のしっかりしたフェスティヴァルだね、観客は巨大で大歓声!偶然ESPのギター・ショップへ行ったんだよ。友達と町を彷徨ってた時、店を見つけて入ったのさ。幾つか素晴らしいギターがあったし、勿論スタッフはとてもフレンドリーだったんだ。

S-ROCK: (Jariへの質問) 7月のスペインでのライヴはシンプルにキーボード1台で行われましたが、今後のライヴでのプランは?そして”Living In A Hurricane”のPVでのJariの編み物のシーンは日本でも評判になっています。あまりにも手慣れた感じでしたが実際に編み物はできますか?

Jari: 俺達がバンドを始めた時、ライヴでは4つのキーボードとラックを使ってた。凄いセットアップだったけど、そんなに多くの機材があると結局機材間の問題が生じるのは最初から分かってたんだ。機材はより少ない方がツアーの為のフライトではずっと楽だし、俺達の初のスペイン・ツアーでは2つキーボードを減らして、究極の最小の1台のセットアップをする事にしたんだ、日本でのツアーがいつ決まってもそこは準備万端だよ。このシンプルな1台のキーボードでのアプローチがとても気に入っていて、今の所はこれで行こうと思ってる。

ありがとう、尋ねてくれて嬉しいよ!本当に沢山の人達から求められれば、マーチャンダイス用にKING COMPANY “Living In A Hurricane”の白靴下を編み始めなくちゃいけないね。

本当の事を言えば、どうやって編むのか全く分からないし、どうやってやるのかビデオの撮影前に1回だけ見せて貰っただけなんだ。みんなを納得させられたみたいだから自慢なんだ。実際には本当に難しくてぎこちなかった。編み物する人達に敬礼!

S-ROCK: (Timeへの質問)  あなたが作って歌っている”Berlin”という曲について説明して下さい。ライヴで披露する可能性はありますか?

Time: Berlinのメイン・リフは2017年の10月のある早朝に浮かんだんだ。ギターを手に取って座ったよ。完成迄には2~3日かかって、2~3週間置いておいたよ。その間に歌詞を書き始めた。ベルリンに今も残っている戦争の魂や幽霊達についての曲に仕上がったんだ。

もし君が「気配を感じる」という表現に精通していて、ベルリンを訪れた経験があったら、この曲が何を歌っているか分かるんじゃないかな…!旧東ベルリンの特定の場所を歩いている時は特にね…不気味なんだよ!

そうだよ、今ライヴのセットリストにこの曲があって、演ってるよ!

Time Schleifer (B)

 

S-ROCK: (Mirkaへの質問)  あなたはKING COMPANYの曲の多くの作詞を手掛けています。いつ、どんなシチュエーションで作詞していますか?

Mirka: いつでも歌詞は書いているよ、多分2、3語や2、3行でも心に浮かんだ時には何でも記録帳に書き留めてる…忘れない様にね。そして最終的な歌詞を書く時に書き留めたものを使う事が出来るのさ。俺はそんなに良い作詞者じゃないからね、俺の英語は表現が限られるからさ、それでもいつももっと学びたい、より良い結果を残すにはどうしたらいいかと今も思っている。いつでも俺は心に沢山の良い話やアイディアを持ってるんだ…どうやってそれらを全て紙に残すかを考える様にしてるのさ、ははは!

S-ROCK: (全員へ)日本人はみんな同じ瞳の色をしているので海外のみなさんの瞳の色が気になるものです。差し支えなかったら教えてください。

KC: Mirka: 茶 Time: 青 Jari: 青が入ったグレー Antti: 赤 🙂 Leonard: 緑

S-ROCK: S-ROCKサイトを訪問する日本のKING COMPANYファンへメッセージをお願いします。

KC: こんにちは、全ての日本のファンのみんな!俺達の新譜を買ってくれて、そして君達からとても良いレビューを貰って本当に感謝しているよ!そしていつか日本で演って、君達に直に逢う事を本当に望んでるんだ!

実現する迄、KING COMPANYと一緒にロックし続けてくれ!

-Mirka, Antti, Jari, Time, Leonard-

 

KING COMPANY – E-mail Interview (English)

Special Thanks to: Rue for KING COMPANY JP on FACEBOOK / Twitter

Thanks: Japanese fans of KING COMPANY who sent questions for this interview.

 

S-ROCK: The 2nd album “QUEEN OF HEARTS” was from KING RECORDS out in Japan on the 25th of July and out from FRONTIERS RECORDS on the 10th of August in Europe. Are you guys satisfied with what the album sounds?

KING COMPANY (KC) : Yes we are very satisfied. Janne Wirman (CHILDREN OF BODOM) mixed an album (he mixed “ONE FOR THE ROAD” too) and he easily found our own sound again. I can say it’s not a basic metal sound what you can hear in many heavy rock records. We always try to find some natural sound elements what you can hear on the records back in the days. But of course we have to make it on these days terms that your sound is not too thin and you are comparable with other bands.

S-ROCK: This album means the 1st album for new singer Leonard to sing for KING COMPANY. You guys asked him to join the band after Mirka watched him singing on YouTube. He lives in Italy far from Finland. Did you guys try to find a singer in your country? And what was the biggest reason why you guys got Leonard?

KC: Yes, first we checked what kind of style singers we have available in Finland, but didn’t find anybody who was suitable. And yes I found Leonard from YouTube. Keyword “ WHITESNAKE tribute band” got a match 🙂 …hahaaha. Truth is that first we needed only re-fill singer for Spanish-tour, so it doesn’t matter he is from Italy or whereever. We thought that he’s just gonna do only this tour and then we continue again with Pasi. But after the tour Pasi told that he can’t continue with us cause he still have problems with his throat. Even it was a hard decision and really sad, it was still quite easy to call Leonard and ask him if he wanna take a job. And he wanted.

The biggest reason why we chose him was that he is a very kindly person, he is really energetic on a stage, and we had already one tour behind with him so he knows many of our songs already.

S-ROCK: At first You guys started recording the tracks which Pasi would sing for, but he left the band and Leonard joined officially then you guys finished the album. All the tracks are what you guys wrote before Leonard joined? Is there any new track just for Leonard to sing?

KC: On this album are two songs what we did after Pasi’s leaving. “Berlin”, what Time wrote by himself, and what he sang on album. Also Antti wrote “Living The Dream” in the end of the recordings. I wrote lyrics then for it, and what is funny you can hear Pasi singing there in middle of the song. This idea came to my mind when Pasi was doing vocal producing in a studio and we were recording Leonard’s vocals for this song. I read the lyrics and noticed that there is good line what Pasi maybe could sing. It’s kind of a instructions from an older guy to younger how to survive in this band..hahahah!

S-ROCK: Would you guys talk about each track of the album?

Queen Of Hearts

I think Queen Of Hearts is the heaviest track of KING COMPANY. I really like the uptempo feeling in the song. -Antti-

Antti Wirman (G)

 

One Day Of Your Life

First song I wrote it to the album. The groovy riff of a song is one of my favourite moments on the album. -Antti-

Stars

Lyrics and melody were mostly made in Greece (Cyprus) listening to 80’s and 90’s pop rock hits at the beach/bar.
Over sweet anti-metal verse made of major chords was intentional to make a drama for chorus in parallel minor. I hope the metal-heads forgive me this. -Jari-

Jari Pailamo (Key)

 

Living In A Hurricane

Living In A Hurricane is the second single and video song of the album uptempo song as well. When I wrote the song I wanted to write another heavy track for the album. I love the chorus! -Antti-

Under The Spell

Somebody said that is our DOKKEN-style song, and I can say he/she is right. Mystical feeling and groovy song with a catchy chorus. -Mirka-

Mirka Rantanen (Ds)

 

Never Say Goodbye

Pasi’s older song which I wrote melody line. I think it’s pretty catchy chorus…. Isn’t it? 🙂 -Mirka-

Learn To Fly

This is our power metalish song on a record. First we thought it doesn’t fit to the album style but finally we took it and it was good choice. People likes it! -Mirka-

Berlin

Check Time’s answer later.

King For Tonight

Positive and rocking power song with some epic elements which I always endorse. Ignited from the synth riff I played at rehearsal. Mirka catched it and suggested to make a complete song out of it. The rest came inspired from 90’s kind of piano layers that I used a lot on the album. Added Hammond to the chorus, it’s a solid rocker tune. -Jari-

Living The Dream

Nice ballad with warm feelings. Last song we wrote for the album which is so far one of best lyrics I have ever written. -Mirka-

Arrival

An epic ending song of the record. Great powerful guitar riff! -Mirka-

Never Say Goodbye (acoustic version, a bonus track for Japanese release)

We think it was best choice and it was easy transformed for an acoustic version!

Good Thing (Digital only for European release)

Also Pasi’s older song. It’s very AOR-oriented, there’s a good vibe all the time but for some reason it was chosen for a bonus track.

S-ROCK: How do you guys compose tracks for KING COMPANY? Any new tracks for next album?

KC: We have some new material ready for the next album, but not so much yet. Normally all of us works first at home with songs and when we have something ready we go to rehearsal place jamming together and try to find right parts for the song. But like an example Jari normally writes a whole song ready alone at his home and then he just introduces it for us. Then we just include some spices for his songs if it’s necessary.

S-ROCK: Was there anything difficult during the recording? We heard Leonard sang for recording in Finland then did some in Italy as well.

KC: Yes he did most of the vocal parts first here in Finland, but after he left we noticed that there is something what he should sing again or just add some more harmonies. Then he sang rest of the parts in Italy. 

S-ROCK: We think there are some tracks which Leonard voices could take steps forward, there are some fans who would like to listen to his voices louder.

KC: Yes that’s true. His voice could be louder in some of the songs. I don’t know what happened in a last mixing but for some reason some of the vocal parts are a little bit under the instruments. Better luck next time 🙂

S-ROCK: Is there any hidden story about the artwork of the album? We’d guess the Queen let the King dring something and he died and became bones?

KC: When I wrote lyrics for the song “Queen Of hearts” I thought it would be a good title of the album as well. Then this idea from the artwork came to my mind, and then I explained it to Jan Yrlund from Darkgrove Design and he illustrated it. In my opinion it’s a great picture, I like it a lot. Jan Yrlund is a great artist!

But in some of the lyrics on this album, and on first album as well, you can find some true stories about the girl who’s trying to survive through of her life, sometimes she’s falling down and sometimes she rises again, but she never surrenders. That’s why we have this girl on both album covers.

S-ROCK: You guys changed the band name to KING COMPANY before you guys got a deal with FRONTIERS RECORDS. What do you guys mean for the name “KING COMPANY”?

KC: It’s like straight translation from Finnish words what we use when we talk about when you have good friends together and this is the meaning of “KC”. (S-ROCK: Those Finnish words are “kuningas porukka”. Kiitos, Mirka!)

S-ROCK: You guys had the 2nd anniversary of the band though, the number of the gigs you played is not so many. Do you guys want to play more gigs? Any plan(s) to play in other countries including Japan outside Finland?

KC: Of course we want to play more gigs and actually we already made a tour in Spain last autumn. We have some small tours coming on next year in Germany and in Spain. Also we have confirmed some festival shows next year in other countries. But Japan would be also great, it’s a dream come true kind of a thing, and I’m pretty sure it will happen someday.

S-ROCK: (To Leonard) How did you feel when Mirka got in touch with you unexpectedly? Did you know KING COMPANY at that time?

Leonard: Ahaha.. Nothing speciaI .. I just opened my facebook page and I read: “Hey man! I’m Mirka Rantanen from KING COMPANY… We need a singer in September for a Spanish tour… are you interested?” And I said yes… Ok! Ahahah… Not really! I was really surprised. And In that moment I didn’t realize who Mirka Rantanen was… And I had no idea what did he mean when he said “Spanish Tour”.. I’ve never been on tour! Anyway the thing that really surprised me was when I listened to “ONE FOR THE ROAD” album for the first time.. Just in that moment I understood that I was so lucky.. And from that moment I started to work a lot for KC…

No, I didn’t… but I knew Mirka as the drummer of “Timo Kotipelto”… And Pasi for “THUNDERSTONE” and I never thought to replace a singer like Pasi, it was an amazing thing!

Leonard F. Guillan (Vo)

 

S-ROCK: (To Antti) Do you remember anything impressive when you came to Japan to play for CHILDREN OF BODOM 3 years ago? We heard you visited a workshop where your guitars were made.

Antti: Yes I do. Japanese hospitality is incredible. People are so nice, food is very good, beer is cold and Sake is warm! LOUD PARK is the best organized festival that I have ever visited, crowd was huge and loud! Actually I visited the ESP Guitar shop accidentally. I was wondering around the streets with my friend and we saw the shop and stopped by. There were some amazing guitars there and of course very friendly staffs.

S-ROCK: (To Jari) You played only 1 keyboard at the gig in Spain in July, are you going to do the same or use other keyboards at upcoming gigs? And your Japanese fans are talking about you were knitting in the promotion video of “Living In A Hurricane”. It’s impressed that you did very well, are you good at knitting?

Jari: When we started the band I had four keyboards and a rack live – it was great setup but I knew from the beginning that I would eventually run into logistics trouble with that much gear. Flying to gigs is a lot easier with less items and for our first tour in Spain I cut down to two keys and eventually I developed the ultimate minimum ‘one synth setup’ that is ready also for Japan gigs whenever that happen 😉  I like this simple one keyboard approach a lot and I will keep it that way for now.
Thanks, very nice to hear! I really should start knitting KING COMPANY “Living In A Hurricane” white wool socks for our merchandise since so many have asked about them.
To tell you the truth I really don’t know how to knit and only was shown once before the video shoot how it should be done. I’m proud I was convincing – in reality it felt really difficult and awkward. Knitters, I salute you! 😀

S-ROCK: (To Time) Would you tell us about “Berlin” you composed and sang on the album. Are you playing that track on stage?

Time: The main riff of Berlin came to my mind in early morning of October 2017. I took my guitar and sat down. It took couple days to finish it and then I left it down for a few weeks. In meanwhile, I started to write lyrics. It became a song about spirits and ghosts of war which are still remaining in Berlin.

If you’re familiar with expression “I can feel it in the air” and you’ve visited in Berlin , you might know what this song is about…! Especially if you’re walking in the certain part of old east Berlin….spooky I would say!

And yes we are playing the song on our live set now!

Time Schleifer (B)

 

S-ROCK: (To Mirka) You write lyrics of many tracks for KING COMPANY, When and how do you write them?

Mirka: I write lyrics all the time, maybe just a couple of words or lines to memory book whatever comes into my mind.. just that I don’t forget them. And then I can use them later when I write the final lyrics. I’m not a so good lyricist because of my limited English, but still want to learn more everytime, and how to come better. I have lots of good stories and ideas in my mind all the time… just try to think how to get them all to paper..hahahaa!

S-ROCK: (To all the guy) We’re curious about your eye color(s) as Japanese have black/brown eyes only. If you don’t mind, would you let us know?

KC: Mirka: BROWN,  Time: BLUE,  Jari: GREY WITH BLUE, Antti: RED 🙂 , Leonard: GREEN

S-ROCK: Would you give your messages to Japanese fans of KING COMPANY who visit S-ROCK site? Kiitos!

KC: KONNICHIWA all Japanese fans! We really appreciate that you have bought our new album and we have got very good reviews from you! Also we really hope we can play someday there and meet you alive!

Before this happen we hope you keep on rocking with KING COMPANY!

-Mirka, Antti, Jari, Time, Leonard-

Leonard F. Guillan – KING COMPANY(日本語)

 

 

 

1.やあみんな、この質問状を受け取った事は大きな俺の喜びだったよ!最近は、家に居る時も仕事をしている時もより関わろうとしているんだ。この何ヶ月かはQUEEN OF HEARTSアルバムのレコーディングやフィンランドでの次のギグの最終仕上げにとても忙しかったからね。

KING COMPANYのシンガーになってからというもの、俺には自由な1分すらないんだよ、リズムを失っちゃいけないからね!

2.この10年というもの、QUEEN OF HEARTSの様な音楽を歌ったり聴いたり全くしていなかったから、俺にとっては特別なものなんだ。これが俺にとっての初めてのHRの世界的シーンで、強い責任を感じている。みんなには、俺達みんながこのアルバムにつぎ込んだ情熱をぐっと感じて欲しいし、俺が「みんな」と言う時は、全てのスタッフと貢献してくれている全ての人達の事を指しているのさ。このアルバムは、友情の力と自分のバンドを信頼すれば何だって可能なんだという事を示しているよ。俺の好きな曲?”Living The Dream”だね。

3.最上の満足は、ステージ上に本物のLeonardを見つける事だったんだ。アルゼンチンに生まれて以来、サッカー選手としてイタリアに来る迄俺はずっととても忙しい人生を歩んできたんだ。

いつも沢山の趣味があったけど、ロック・ソングを歌う為にステージに上って以来、それが俺にとっての最高の情熱だと理解したのさ!

 

 

5.俺がイタリアで歌い始めたのは、膝の手術を数多く受けた為にサッカーのキャリアを終えた後の事なんだ。俺の初めてのバンドは友達と結成して、歌とギターを担当して、全ての曲を俺が書いていた。少しずつ俺の名前は街で知られる様になって、幾つかのバンドの連中がHMを演っている彼等のバンドで歌ってくれないかと頼み始めた。でも俺は、BON JOVI、Bryan Adams、EUROPEや勿論最後はWHITESNAKEのトリビュート・バンドで楽しく演る方が好きだったんだ。同じ頃、友達と一緒にDaniel Gazzoli Projectのアルバムをレコーディングした。その頃、幾つかのバンドのシンガーの代わりにイタリアでの小規模ツアーに参加もしたんだ!

6.いいよ!ファンクやエレクトロニック音楽、JAMIROQUAIやAvicciが大好きなんだ、でも俺にとって絶対的に一番のシンガー達は過去ロックを演っていた人達なんだ!例えばMichael Boltonだね。アルゼンチンのRATA BLANCAも大好きだし、大概何でも聴くのは好きなんだ、シンガー達から何かを学ぶ様にしているからね!俺の宗教?Steve LeeとCoverdaleだよ!

7.ヘイ、君!Keep Rockin’!君の魂を見つけてくれ。そして誰にも君を止めさせちゃ駄目だ。みんなに逢えるのを楽しみにしているよ!

 

 

Leonard F. Guillan – Artist Page on FACEBOOK

https://www.facebook.com/LeonardF.Guillan/

Satin – E-mail Interview (English)

The latest shot of Satin 2018

 

S-ROCK: Last time we asked you our questionnaire with basic questions, and now we’d like to ask you more about your albums, career, thoughts and so on. 

First of all your 1st solo album SATIN was out in Japan last month with bonus tracks after CD-R version was sold out through ANDERSTEIN MUSIC, how do you feel about it?

Satin: How that feels can’t be described with words. But, I’ll try and it is sort of like this: 

You write your little songs, you record your little songs, you mix and master your little songs, you release your little songs and suddenly, BAM; They aren’t little songs anymore. They’re now big songs; being listened to by thousands of people, being played on radio stations across the globe, talked about on podcast, shared on Social Media, getting reviewed by magazines and websites, people now sing along to these songs, party to these songs, they cry to these songs, make love to these songs and people are having personal opinions about those songs. Knowing that there is someone who resides in a country with a 7 hours time difference who believe there is a marked there for these songs as a product, it makes you, not only very happy, but very proud!

 

 

S-ROCK: I heard ANDERSTEIN MUSIC suggested you to change the artwork of Japanese release of SATIN album, but you didn’t like the idea. You just wanted to stay your photo to show you’re an solo artist?

Satin: No, that’s not true. I have not been approached by Anderstein Music regarding altering the album cover at any time. There was a question by Masao Fujiki in the liner notes of the ‘Japanese Edition’ of my debut album regarding the album cover being a black and white photo of me, and my answer was this: 

The album doesn’t have a title. It is just the name of the artist; “Satin”. So I went with a picture of the artist.”

S-ROCK: Would you let us know each track of IT’S ABOUT TIME as we can read your comments on each track of SATIN album in the booklet of Japanese CD and we’d like to know 🙂

Satin: Look Up In The Sky

The verses and pre-ref was written last year and the chorus and the bridge(after the solo) was written when I was 14 years old. 

The lyrics in the chorus sounds like a kids rhyme. The story is that I was nervous about an upcoming gig. As I sat out on my porch one night, I looked up at the sky and gazed at the stars. I saw a star that had a multicolor twinkle and I locked my eyes to only that star. Every night I “talked” to the star and was, in a weird way, asking it to “help” me through the gig. The gig went amazingly well and topped everything prior. I knew that this star didn’t do anything to that situation, but I liked the idea of it and wrote a song around it. 

Every winter when this star comes around up here in Norway, I smile when I see it.

I’ll Never Let You Down

This song could easily have been on the first album. It was the first song completed for this album. It has a little Desmond Child modulation vibe going on in the verses, but he is also one of my all time favorite songwriters so, to me, that can’t be a bad thing.

I also like the background “canon-vocals” in the chorus. It gives it a surprise twist to it.

Waiting For Someone

This song is near and dear. It has gone through countless revisions and I’m really happy how turned out. Lyrically, it’s about the age old “Doing What You Think Others Would Like You To Do” and, of course, you get burned. The one you’re actually waiting for, is yourself.

Use It Or Lose It

This one will bring you right back to the early 80’s. I wrote this song when I was fourteen, but the lyrics have been rewritten. It’s based on that one riff that plays as the intro, the verse and the chorus.

The Damage Got Done

Again a reworked song from my early years. It’s about jealousy. When you first realize, after the fact, that what you had was right and she has moved on. 

I’d probably call this a “modern 80’s rocker”.

This Time

Oh wow! I love this one. The first draft of this song was done in 1998. I gave it a new chorus and rewrote some of the lyrics.

Heading For A Fall

I performed an acoustic version of this song with my brother back in 1998 at ‘The National Championship Of Rock’ in Norway. With just two acoustic guitars, we competed against everything from ‘7 piece bands’ and artists with dancers etc. We placed 2nd. One of the judges told us that “they couldn’t give us first place, because the winner had to go on a little tour and two guys with acoustic guitars wasn’t enough, they need a band. But we should consider ourselves the winners“. 

The song was then left in a drawer for 18 years until I took it out and worked a little on it for this album.

 

 

Who You Are

This song was written a long time ago. The bridge was actually the chorus at first. It’s a very catchy and upbeat song, and in true Satin-style.

True Love

It’s a little heavier than the rest of the songs on the album. Again, a song I wrote in my teens that has had some lyrical work. It is driven by two main riffs, which I think sound a bit ‘Old School’, but I’m a huge KISS fan, so that’s probably the reason…hehe… 

Lying Eyes

This song was intended for my debut album. When it didn’t make that album, I was determined to use it on the next one. I love the energy of it and I was really in doubt of my decision-making when I took it out of the tracklisting. 

It’s Unbelievable

A song written in 2001. Great uptempo song with a catchy chorus. There’s no hocus-pocus with this one and it runs from start to end effortlessly. Lyrically, it touches on the subject of low self-esteem. When you feel like you blend in with those people that doesn’t try to make their mark. They all probably do, but it’s difficult for them.

Set My Own Heart Free

Intro-riff dates back to 2004, but the verse, chorus and bridge is new. As with “It’s Unbelievable“, this is only available on the Japan-release of this album.

S-ROCK: When you make music, music comes first or lyrics come first? And what gives your inspiration and ideas for your music?

Satin: Nine out of ten times, the music comes first. When I get a melody in my head, I NEVER change the melody to get a lyric “to fit”. I’d rather use months to find a line that works with the original melody. When I come up with a melody, I believe there’s a reason that I came up with THAT exact melody. I won’t alter it at any cost!

Inspirations and ideas can come from anything and everything. A baby crying on the train can trigger a melody, dropping a fork on the floor can set the beat of a song and overhearing a conversation at McDonald’s can trigger lyric ideas. The “antennas” are out even though they don’t show. 

S-ROCK: You play all instruments for your solo work, you have any plan to do gigs in the future? When you do, you’ll hire musicians to play for your gigs or you’ll sing with backing tracks?

Satin: People want me to play and I have also gotten many inquiries from other musicians to be in a band with me. We’ll see what happens, but as of now, there’s no plan for gigging this project.

I would definitely hire musicians to help me out live, if it came to that. I’m pretty much against backing tracks. Why try to sound like the CD while on stage? I like it when there is a “live” version and a “studio” version of a song. 

I don’t see the need for a “karaoke” version; that’s for the fans/public to enjoy themselves with. If you’re a troubadour, sure, use backing tracks. If you’re a duo, sure, use backing tracks. If you’re a trio, sure use some backing tracks. BUT, if you’re a band and have the instruments that represent and makes up the music; then PLAY 😉

If you see people enjoying themselves and singing along to a song, play the chorus again, make them sing it. If the guitar player is jamming and ripping on the solo, prolong the solo and let him continue to excel. You read the crowd and you sense the room. You and the audience feed of each others energy. If you have a computer in charge of the music, you’re done when the computer says you’re done. Of course you can program computers to fit your set, but I don’t see the need for it.

S-ROCK: On the back cover of booklet of IT’S ABOUT TIME there’s your message: Thank You For Getting Your Hands “Dirty” By Holding This Album. What did you want your fans to find from the message?

Satin: In Europe, especially in Scandinavia, people don’t buy CDs anymore. They mainly use Spotify, Tidal and Apple Music. It’s just some of the older generation that still buys physical products. But, their kids and grandkids are teaching them the digital world, so there is less and less of them too. And it is definitely spreading. So I truly, madly, deeply thank the ones that are actually holding that album physically in their hands. They have supported me and my music proper.

 

The track “Anyway” is on this album.

 

S-ROCK: Would you tell us about the band PEGASUS, you play with your brother Ronny. You guys won Spellemannprisen in 2012 and participated in MELODI GRAND PRIX with the song “Anyway” in 2016.

Satin: We started Pegasus, a light country rock band, back in 2006 and have, to this day, released 11 studio albums. At this time, we are working on some new music.. Yes, we won a ‘Spellemannpris(Norwegian Grammy) for ‘Album Of The Year’ in our respective category. ‘Melodi Grand Prix’(MGP) was really cool to to be a part of. Wig Wam has participated twice here in Norway, and the likes of H.E.A.T and Eclipse have participated in the Swedish version of that show. Almost 1/3 of Norway was watching it that evening.

 

 

S-ROCK: On the album “GODS OF THUNDER: A NORWEGIAN TRIBUTE TO KISS”  you play “The Magic Kiss Medley”. You didn’t play 1 track, you couldn’t choose one? Or you just prefer a medley?

Satin: Back in 2004, after not sleeping for a couple of days, I sat with my guitar in my lap just strumming. I started noodling and mumbling a KISS song. I suddenly realized that I was playing one song on the guitar and singing another, and they fit perfectly. 

Hmm…that’s interesting; and now I’m wide awake thinking: 

Are there other KISS songs I can “mashup?” Hell, yeah- there were. 

So I ended up with an amalgamation of KISS songs. In some parts, there is the music of one song, lyrics from another song and the vocal melody of a third song. I crammed 30 KISS songs into 5 minutes. There’s up to three songs going at the same time, but it sounds like one song.. I was persuaded by a fellow KISS Army member to post it on the ‘Norwegian Kiss Army’ Forum. Other forum members reacted and the third message was from the then ‘Kiss Army Norway’ General asking me to remove the song from the forum. He had started the production of this project and wanted my Kiss-Mix on it. He changed the title to “The Magic Kiss Medley” because he meant what I had accomplished was, in his words, “magic”. At the release-party for that album, there was a quiz for the audience handed to them at the entrance: “How many KISS songs can your hear in this medley?” They played my track !! Nobody managed to guess all thirty songs that night 😉

S-ROCK: You always write “Stay Gold, S*” in the end of your messages, what does “Stay Gold” mean for you?

Satin: As the saying goes: “Everybody is worth their weight in gold!” I like that. 

Gold represents the best, it’s number 1, the winner !!! 

So when I say/write “Stay Gold” at the end of sentences to people, I mean: 

“You’re the best, you’re a good person and you’re worth your weight in Gold! Try to stay that way, don’t change”.

S-ROCK: Would you let us know about your artist logo combined S and a star. S is probably from Satin, and a star means “a star” as a famous person? And why did you choose “Satin” as your solo artist name?

Satin: To me, a star is like an indicator light that shines when you have followed or fulfilled a dream. Like I sing in the chorus of ‘Look Up In The Sky’ from the “It’s About Time” album:

‘Look up in the sky at night

You will see a star shine bright

Try to make your dreams come true

The star you looked at will always shine for you’.

It’s like a little kid’s rhyme. But, as mentioned, I was fourteen years old when I wrote it.

So the S symbolizes me (Satin) and the star symbolizes “Made my dream come true”.

Satin was a band name that I came up with when I was 17 or 18. I never got the chance to use it until this solo project came along. 

S-ROCK: Your all-the-time favorite bands are KISS and BON JOVI (right?), how do those AOR/HR bands inspire you? Which track(s) of each band is/are your favorite(s)?

Satin: I became a fan of both KISS and BON JOVI at the age of 6. And from that moment on, they have given and done so much for me over time that they have become a part of my DNA, so to speak.

It’s very hard for me to even pick a favorite decade, for that matter, so to pick out songs? Completely impossible!

S-ROCK: What do you think about music scene in Norway these days? Japan is 1 of few countries where people prefer CDs to streaming/music files. And for even popular artists who used to sell millions in 80’s/90’s it’s really hard to sell more than even100000 copies. In Japan gold album should have sales of 100000 copies (for both domestic/international artists bands since 2003).

Satin: Not answered! I elaborated this in an earlier question on “getting my hands dirty” 🙂

S-ROCK: Is there any future plan which is confirmed so far? Already started writing new materials for your solo work?

Satin: Yes, I do have a couple of songs in the works and they really sound amazing. I’m looking forward to begin shaping them production wise. 

S-ROCK: Would you give a message to your Japanese fans who visit S-ROCK site? Tusen takk!

Satin: Hey guys and girls! 

Thank you for stopping by and reading through this interview, really appreciate it!

And remember; STAY GOLD,

S*

 

 

(Discography)

SATIN (2014, VERUM MUSIC / 2018, ANDERSTEIN MUSIC)

IT’S ABOUT TIME (2017,  VERUM MUSIC / 2018,  ANDERSTEIN MUSIC)

ONE STEP CLOSER – PEGASUS (2016, TYLDEN & CO.)

Other PEGASUS albums, see their label TYLDEN site: http://tylden.no/search/?q=pegasus&term=artistnavn
Tusen takk Satin for his suggestion for the link 🙂

GODS OF THUNDER: A NORWEGIAN TRIBUTE TO KISS (2006, VOICES OF WONDER)

Satin – E-mail Interview(日本語)

2018年撮影の最新ショット。

 

S-ROCK:前回は基本的な質問をまとめた質問状に回答して頂きました。今回は貴方のアルバムやキャリア、思い等についてお伺いしたいと思っています。

まず最初に、貴方のソロ1stアルバム”SATIN”が、ANDERSTEIN MUSICでCD-Rヴァージョンが完売した後、ボーナストラック入りで先月日本発売されました。それについてどう思いますか?

Satin:言葉で表現するのは不可能だけど試してみるよ、こんな感じかな。

君は自分の「小さな」曲達を書き、それらをレコーディングして、ミックスとマスタリングをして、発売したら突然バン!もうそれらは「小さな」曲達じゃなくなるんだ。それらは「大きい」曲達に変化する、何千もの人達に聴いて貰って、世界中のラジオ局で流して貰って、ポッドキャストで語られ、SNSで拡散されて、雑誌やサイトでレビューされて、人々がそれらの曲達を一緒に歌い、パーティーで流したり、聴いて涙して、愛を交わし、曲についての個人的な意見を持つ。7時間の時差のある土地に住む誰かが居て、その人がそれらの曲達を作品としてチェックしてくれているのを知るのは、とても幸せっていうだけじゃなくて、本当に光栄な事なんだ。

 

 

S-ROCK:ANDERSTEIN MUSICが”Satin”アルバムのジャケットを差し替える事を提案して、貴方はそれに同意しなかったと聞きました。貴方がソロ・アーティストだという事を示す為に写真をそのままにしたかったのですか?

Satin:いや、それは違うよ。ANDERSTEIN MUSICからはジャケット変更について連絡を受けた事はこれ迄ないんだ。デビュー・アルバムの日本盤ライナー・ノーツで、(BURRN!の)藤木昌生氏からジャケットが白黒の俺の写真だという事についての質問があったんだ。それに対しての俺の答えはこうだったよ。

「このアルバムにはタイトルがないんだ。それはアーティストの名前”Satin”さ。だからアーティストの写真で行く事にしたのさ」

S-ROCK:”IT’S ABOUT TIME”アルバムの各曲解説をお願い出来ますか?”SATIN”アルバムの曲については日本盤のブックレットで読めますし、是非知りたいです。

Satin: Look Up In The Sky

ヴァースとプレ・リフは昨年書いて、コーラスとブリッジ(ソロの後)は14歳の時に書いたものなんだ。

コーラスの歌詞は童謡みたいなんだ。内容は、俺が来たるライヴにそわそわしていた、というもの。ある晩家のポーチで座っていた時、空を見上げて星をじっと見ていたんだ。様々な色に光る1つの星を見つけて、その星だけに視線を固定したんだ。毎晩その星に「語りかけて」、ちょっと変だけどライヴが上手くいく様に助けてくれ、とその星に願ったのさ。そしてライヴは素晴らしく上手くいって、全てを上回ったんだ。その状況に対してあの星が何かをしてくれた訳じゃないのは分かってたけど、そのアイディアが気に入ったから曲を書いたのさ。

毎冬あの星がノルウェーのこの地に現れると、見つけて微笑むんだ。

I’ll Never Let You Down

この曲は1stアルバムに収録されていたかも知れないんだ。このアルバム用に最初に完成した作品。ヴァースの中にちょっとだけDesmond Child風の変調ヴァイブが続くんだけど、彼は常に俺の好きなソングライターの1人だから、俺にとっては、それが悪い事にはなり得ないのさ。

コーラスの中のカノン・ボーカルも気に入ってるんだ、びっくりするひねりがあるからね。

Waiting For Someone

この曲は身近な大切な存在。数え切れない修正を経て、仕上がりにとても満足してるんだ。歌詞の内容は、「他者に求められていると思う事をする」昔からある話についてで、そして勿論君は痛い目に遭うのさ。君が実際に待っているのは君自身だから。

Use It Or Lose It

この曲は君を80年代初頭に引き戻すよ。14歳の時に書いた曲だけど、歌詞は書き直したんだ。イントロやヴァース、コーラスで演っているリフが基になっているよ。

The Damage Got Done

これも初期の作品の手直しをしたもの。嫉妬についての曲なんだ。君が持っていたものは正しかったという事を君が最初に悟った時、その事実の後で、彼女はもう居ないのさ。

「現代の80年代ロッカー」とこれを呼ぼうかな。

This Time

あー!この曲が大好きなんだ。この曲の最初の案は98年に出来ていたよ。新たなコーラスを加えて、歌詞の幾らかを書き換えたんだ。

Heading For A Fall

ノルウェーの「全国ロック王座決定戦」で98年に兄と一緒にこの曲のアコースティック・ヴァージョンを演ったんだ。たった2本のアコギだけで7人編成のバンドやダンサー付きのアーティスト達等と競い合った。俺達は2位だったんだ。審査員の1人が俺達に言ったのは、「君達を優勝させられなかったんだ、優勝者はちょっとしたツアーをしなくてはならず、アコギの2人組では物足りなくて、バンドが必要だった。でも君達が勝者だと思わざるを得ない」という事。

この曲は、俺が取り出してこのアルバムの為に手を加える迄、その後18年間引き出しの中に入れられていたんだよ。

 

 

Who You Are

この曲は昔書かれたものだ。ブリッジは当初コーラスだったんだ。とてもキャッチーでアップビートの曲なんだ、真のSatinスタイルでね。

True Love

アルバムの他の曲より少しヘヴィーな1曲。これも10代の頃書いたもので、叙情的な仕事が幾らか含まれている。2つの主なリフが曲を進めていて、ちょっとオールド・スクールっぽいと思うんだけど、俺はKISSの大ファンだから、それが理由だろうね、へへ。

Lying Eyes

この曲はデビュー・アルバム用に予定されていたんだ。1stに入れない事になった時、次の作品で使おうと思ったのさ。この曲のエネルギーが大好きだから、トラックリストからこの曲を外した時は自分の決定に迷った位だ。

It’s Unbelievable

01年に書いた曲。キャッチーなコーラスのある素晴らしいアップテンポの曲だよ。まやかしゼロで最初から最後迄楽々と進んでいくよ。歌詞は、低い自尊心について触れている。成功する為努力しない奴等の中に混ぜられてしまった様な気分に君がなった時、多分彼等はみんな恐らくそうしようとするだろうけれど、でもそれは彼等には困難なんだ。

Set My Own Heart Free

イントロのリフは04年に作られたものだけどヴァースとコーラスとブリッジは新しいよ。It’s Unbelievable同様、日本盤のみに収録されているんだ。

S-ROCK:音楽を製作する際は、音が先ですか、それとも歌詞が先ですか?そして何が貴方の音楽にインスピレーションとアイディアをもたらすのでしょうか?

Satin:10回の中9回は音楽が先だよ。頭の中にメロディーが浮かんだ時は、絶対に歌詞に合わせてメロディーを変える事はないんだ。元のメロディーに合う文を探すのに何ヶ月も使う方がいい。メロディーが浮かんだら、まさにそのメロディーが浮かんだ理由がある筈だと信じてるから、何があっても変える事なんてないさ!

インスピレーションやアイディアはありとあらゆる事から得られるよ。電車で泣いている赤ちゃんの鳴き声がメロディーの取っ掛かりになったり、床にフォークを落とす事が曲のビートに繋がったり、マクドナルドで小耳に挟んだ会話が歌詞の取っ掛かりになったりする。「アンテナ」は見えなくても出ているんだ。

S-ROCK:ソロ作品では貴方が全ての楽器を演奏しています。将来ライヴをやる予定はありますか?やる時はライヴの為に演ってくれるミュージシャンを雇うのか、バッキング・トラックを使って歌うのですか?

Satin:みんな俺にライヴをやって欲しいと思っているし、他のミュージシャンとバンドで俺と一緒に演りたいというオファーを沢山貰ってきた。どうなるか様子を見ているんだ、でも今はこのプロジェクトでライヴ活動をする予定はないよ。

ライヴを開催するのに絶対ミュージシャン達を雇うよ、実現の折にはね。バッキング・トラックには心底反対する。だってステージ上に居るのに何故CDと同じ音を出そうとしなくちゃならないんだい?曲にはライヴ・ヴァージョンとスタジオ・ヴァージョンの両方が存在するのがいいと思うんだ。

「カラオケ」ヴァージョンの意義が見出せないんだよね。それはファンのみんなや一般の人達が彼等自身で楽しむものだと思うからさ。もし君がトルバドゥールなら、ああ、バッキング・トラックを使うだろう。君達がデュオなら、ああ、バッキング・トラックをやはり使うだろうね。君達がトリオなら、ああ、幾らかはバッキング・トラックを使うだろう。でも君がバンドをやっていて、音楽を演奏し、作り上げているなら、自分達で演奏しようよ 😉

みんなが楽しんでいて曲を一緒に歌ってくれているのを見たら、コーラスをもう一度演って彼等を歌わせるさ。ギタリストがジャムってて、ソロを弾き倒していたら、ソロ部分を延ばして彼に続けさせる。観客を読み取り、ハコの雰囲気を感じ取るのさ。君と観客はお互いにエネルギーを与えるんだ。君がコンピューターで音楽を管理していて、コンピューターが終了しましたと言えば君は終了している。勿論君はコンピューターを君のセットに合わせてプログラム出来る。でも俺はその必要性を感じないんだ。

S-ROCK: IT’S ABOUT TIMEアルバムのブックレットの背表紙にこんなメッセージがあります、「このアルバムを手にする事で君の手を”汚して”くれてありがとう」このメッセージからファンに何を見つけて欲しいと思ったのでしょうか?

Satin:欧州、特に北欧では人々はもはやCDは買わないんだ。彼等はSpotifyやTidalやApple Musicを利用している。年齢が上の世代の人達の幾らかはCDを買ってはいるけど、彼等の子供達や孫達が親や祖父母達にデジタル世界を教えている。だからCDを買う人達は益々減少の一途だ。だから俺は本当に、猛烈に、心からCDを手にして買ってくれた人達に感謝している。彼等は俺をサポートし続けてくれて、俺の音楽にふさわしい扱いをしてくれているからね。

 

このアルバムの中に”Anyway”が収録されています。

 

S-ROCK: PEGASUSというバンドについて教えて頂けますか?貴方はお兄さんのRonnyと一緒に活動していますよね。12年にSpellemannprisenを獲得し、16年には”Anyway”という曲でMELODI GRAND PRIX(EUROVISION SONG CONTESTのノルウェー国内大会)に出場しました。

Satin:俺達はPEGASUSを始めたんだ、軽めのカントリー・ロック・バンドだよ。06年から、これ迄に11枚のスタジオ・アルバムを発売している。今は新しい音楽の製作中なんだ…そうさ、俺達はSpellemanspris(ノルウェーのグラミー賞)の俺達の該当カテゴリーで「年間アルバム賞」を獲得したよ。Melodi Grand Prix (MGP) は出場して本当に楽しかったよ。ノルウェーではWIG WAMが2回出場していて、スウェーデンではH.E.A.TやECLIPSEがスウェーデン版 (Melodifestivalen) に出場しているんだ。ノルウェーではTV中継を国民の1/3近い人達が観ているんだよ。

 

 

S-ROCK:“GODS OF THUNDER: A NORWEGIAN TRIBUTE TO KISS” アルバムに、貴方は”The Magic KISS Medley”を提供しています。1曲ではなかったのは、1曲に絞れなかったのか、メドレーをやりたかったからですか?

Satin: 04年の話だよ、2、3日眠れない日が続いた後、俺はギターを膝に乗せてポロンと弾いてたんだ。あるKISSの曲をつま弾いてボソっと口ずさんでみた。そうしたら突然、ギターである曲を弾いて歌は別の曲を歌っている事に気が付いた。それが上手く行ったんだよね。

うーん、これは面白いぞ。すっきり目覚めて、考えたんだ。

他に俺がマッシュアップ出来るKISSの曲はあるのかな?ああ、あったんだ。

それで俺はKISSの曲の合体形を完成させたのさ。幾つかのパートでは、ある曲の音楽があり、別の曲の歌詞を持ってきて、3曲目のヴォーカル・メロディーを一緒にしてみた。5分間に30のKISSの楽曲を詰め込んだのさ。同時に最大3曲あるのに、聴いてみるとまるで1曲なんだよね…俺は、ノルウェーのKISS ARMYのフォーラムに投稿する事をあるメンバーから説得された。他のフォーラムのメンバー達から反応が返って来て、3番目のメッセージはKISS ARMY Norwayの管理人で、フォーラムから曲を削除する様に要請されてしまったのさ。彼はあのプロジェクトのプロダクションを開始して、俺のKISSミックスを収録したかったのさ。彼は曲のタイトルを”The Magic KISS Medley”に変更したんだ、俺が完成させたものは、彼の言葉を借りれば「魔法」だと彼が思ったから。発売記念パーティーでは入り口でクイズが書かれた紙が手渡された:「このメドレーの中に何曲KISSの曲が使われているか分かりますか?」彼等は俺の曲を流してくれたのさ!あの夜は誰もまさか30曲も使われているなんて想像出来なかったんだ。

S-ROCK:貴方はいつもメッセージの最後に”Stay Gold, S*”と書きますよね。貴方にとって「素晴らしい(純粋な)ままでいて」とはどういう意味を持つ言葉なのでしょうか?

Satin:ことわざにもある様に、「誰もが体重と同じ重さの金の価値がある」という言葉が好きなんだ。

金は最高を、ナンバー1を、勝者を意味するだろ!

だから俺が文の最後に「素晴らしい(純粋な)ままでいて」と人々に向けて書く時は、俺はこう伝えたいんだ:

「君は最高だ、君は良い人で体重と同じ重さの金の価値がある、そのままで居てくれ、変えちゃ駄目だ」

S-ROCK: Sの文字と星を組み合わせた貴方のアーティスト・ロゴについて教えて下さい。Sは多分Satinからきていて、星は有名人という意味のスターという事ですか?それから、どうしてソロ・アーティストとしてのアーティスト名をSatinとしたのですか?

Satin:俺にとって星とは、夢を追い続けて成し遂げる時に輝く方向指示器の様なものなんだ。”IT’S ABOUT TIME”アルバムの中の”Look Up In The Sky”のコーラスの中で歌っている様にね。

「夜空を見上げてごらん

明るく輝く星が見えるだろう

夢が実現する様に努力するんだ

君が見たその星は君の為にいつも輝くだろう」

少し童謡じみてるけど、前にも書いた通り、これを書いた時俺は14歳だったんだ。

だから、Sは俺 (Satin) を象徴していて、星は「俺の夢を叶えてくれたもの」を象徴しているんだ。

Satinは、俺が17、18歳の頃やっていたバンドの名前だったんだ。このソロ・プロジェクトが実現する迄使うチャンスがなかったんだよ。

S-ROCK:貴方のいつもお気に入りのバンドはKISSとBON JOVIですよね?それらのAOR/HRバンドは貴方にどの様な影響を与えていますか?それぞれのバンドのお気に入りの曲はどれですか?

Satin:6歳の時にKISSとBON JOVIのファンになったんだ。それからというもの、彼等は俺に多くのものを与えてくれている、いわば俺のDNAの一部みたいなものだね。

昔の名曲達から1曲を選ぶのすら物凄く難しいんだ。どうやって選べって言うんだい?完全に不可能だよ!

S-ROCK:最近のノルウェーの音楽シーンをどう思いますか?日本は、人々がストリーミングや音楽ファイルよりCDを好む稀有な国の1つです。そして、80/90年代に100万枚以上売っていた著名アーティストですら10万枚売るのが困難な時代となりました。日本ではゴールド・アルバム獲得には10万枚以上売る必要があります(03年から邦楽・洋楽共通となりました)。

Satin:答えないよ!「手を汚して」のくだりのちょっと前の質問で詳しく答えてるからね。

S-ROCK:現時点で既に決まっている将来の予定はありますか?ソロ活動用の新曲作りは既に始まっているのでしょうか?

Satin:ああ、既に2、3曲作業に入っていて、素晴らしいんだ。完成品として形にする事を開始するのを楽しみにしているよ。

S-ROCK:弊サイトに訪問する貴方の日本のファンにメッセージを頂けますか?ありがとうございました。

Satin:やあ、みんな!

訪問してこのインタビューを読んでくれてありがとう、本当に感謝しているんだ。

そして忘れないで、素晴らしい(純粋な)ままで居る事を。

S*

 

 

(Discography)

SATIN (2014, VERUM MUSIC / 2018, ANDERSTEIN MUSIC)

IT’S ABOUT TIME (2017, VERUM MUSIC / 2018, ANDERSTEIN MUSIC)

ONE STEP CLOSER – PEGASUS (2016, TYLDEN & CO.)

他のPEGASUSのアルバムについては、彼等の所属レーベルTYLDENのサイトをご参照下さい:http://tylden.no/search/?q=pegasus&term=artistnavn
*Satin本人からの助言でリンクを変更させて頂きました。

GODS OF THUNDER: A NORWEGIAN TRIBUTE TO KISS (2006, VOICES OF WONDER)