Sid Ringsby (B) – TINDRUM (1988)(日本語)

“Drums Of War”のEPシングル。

 

 

 

 

1.TINDRUMは、約40年間にわたるショービジネスで一緒になった4人のミュージシャンの協力の賜物なんだ。「俺の人生で初めて、俺は正しい事をしていると感じているんだ」
2.子供の頃、THE BEATLESやWINGS、Elton John、BLACK SABBATHやDEEP PURPLEを沢山聴いてきて、彼等のギターやベースのリフの殆どをコピーしていたんだ。1976年に初めてJaco Pastoriusを聴いて、何カ月もの練習を経て、俺のベース・プレイは飛躍的に上達したんだ。ベース・ネック上の運指がずっとし易くなって、ベース演奏そのものを大きく変化させたのさ、いい方向にね。
俺のキャリアについては、幾つかのノルウェーのバンドで演ってきたけど、TINDRUMの前に居たのはROADってバンドだったよ。今はバラバラになったけど、1983年から2枚のアルバムと1枚のEPを発表したんだ。
3.TINDRUMのデビュー・アルバムは1988年9月9日にノルウェーで発売される予定なんだ。次の10曲が収録されるよ:Drums Of War、Horoscope、Stranger In Paradise、Midnite Dynamite、Rain、Hello, The World Is Calling、Can’t Get Enough、Miracle Of Love、Keep Running、Once Bitten, Twice Shy。Drums Of Warの楽曲は、B面がMidnite Dynamiteで既に発表されている(5月にね)んだ。
4.これを話したら信じてくれるかなぁ?
えっと、10歳の時に父さんがエレキ・ギターを買ってくれたんだ、両親が長い間俺に約束してくれていたからね、で、父さんはエレキ・ベースを持って家に帰ってきたんだ。俺は2、3日泣きっ放しで父さんも母さんも、俺自身も殺してベースをぶっ壊そうと思った位さ。
まあ、誰でもいずれにしたって何とかするもんさ、生き残る為にね。俺はベースの演奏を始めたんだ、そしてそれから楽器を替えた事がないんだよ。

 

 

 

5.6歳の時に、母さんのHagströmのアコースティック・ギターを独学で演り始めたんだ。
7歳の時にピアノのレッスンを受け始めて、音楽を読む事を学ぶのにとにかくハマったのさ。
だからピアノからギターに全て切り替えたよ、言い換えれば俺の知識をピアノの楽譜をギターの楽譜を書くのに替えたって事だよ。そして知っての通り10歳の時に最初のベースを手に入れて、14歳で最初の本物のバンドを始めたんだ、MAC ATLANTICって名前で、他のバンドやアーティストをカバーしてたんだ。主にパーティー等で演ってたよ。
6.「他の奴等に彼等の事は語らせるよ」
1962年2月16日にノルウェーのオスロで誕生、69年に学校生活が始まって、12年後の81年で卒業。変わらない、本当に変わらないAEROSMITHのファンで、コーヒーを滅茶苦茶飲んで、いい食事を楽しみ、実際母さんの羊とキャベツ料理が大好きなんだ、それはノルウェーの国民的料理なんだよ。
多分ジャック・ダニエルズのボトルを飲み干せてしまうと思うなぁ。
結婚はしてなくて、朝が大嫌いで、二日酔いのまま立っていられる世界記録を持ってる。
ところで、毎回新しい記録をセットするんだ。(俺、ギネス・ブックに載るべきかな?)多分俺はイカレた状態で生まれてるんだと思う。
7.楽器を演奏したいなら、どんな楽器でも、って意味だよ、幾つかの楽器の演り方を知っておくのは常に役立つと思うよ。
何故なら見方が変わるからさ、背景がより良ければね。
俺の事を本当に好きだって言おうよ、そしてメインの楽器にベースを選んでくれ、ギターやキーボードを演奏できるのは素晴らしい事さ、音の多様性の為にはね、リズムの為のドラムも。
そして大事な事を言い忘れたよ、「練習、練習、練習あるのみ!」幸運を祈る!