GRAND ILLUSION (2001)(日本語)

 

スウェーデンからまた新たな新人、GRAND ILLUSIONが登場しました。彼等のアルバム”THE BOOK OF HOW TO MAKE IT”は2001年3月23日にMARQUEE/Avalonさんから発売に、更に欧州では2001年4月7日にESCAPE MUSICから発売。日本盤にはボーナストラック”The Hardest Part”が収録されています。

GRAND ILLUSIONはPROMOTIONを基に始まったバンドだ。1986年から共に演っているが、ホーン・セクションがあったりなかったりだ。長年を通してバンドは自分達が演りたい音楽を演ってきた、オリジナルだろうとカヴァー曲だろうと。仕事というよりも楽しみの為にスウェーデン南部でライヴをやっていた。1995年にAnders Rydholmがスタジオを作り、自分達の作品をレコーディングする様になる迄は。1stアルバムは”NOT FOR SALE”は古い作品を集めたものだ。低予算で作られたもので、長い期間がかかった為目標はそれ程高くはなかった。PROMOTIONの名前で”NOT FOR SALE”をAndersの会社GodisPaScenから発売した。バンドはドイツのネット・レコード・ディーラーのGeorg Sieglと接触、彼の協力により「ボールが転がり始めた」。サイト、音楽雑誌の好意的なレビューがGIの様なバンドにもマーケットがあるとバンドに自信を持たせた。と同時により質の高い曲が収録され、よりプロらしい姿勢を持った全く新しいアルバムを作る為のインスピレーションを与える事となった。”YEAH, YEAH”は同じ状況で発売され、Georg Sieglが再び協力してくれた。予算は相変わらず低かったが、1stアルバムへの全ての積極的な反応が後押ししてくれた。このアルバムには更に好意的なレビューが寄せられ、世界中のリスナーからの好意的な感想が寄せられた。2枚のアルバムへのレビューの多くをここで読む事が出来るのでチェックして欲しい:

http://www.godispascen.se/promotion/(S-ROCK注:このページは存在していません)

3rdアルバムは前2枚の作品よりも更にヘヴィーなものとなった。よりピュアなAORだ。2000年5月にバンドはEscape Musicと契約。そしてバンドは名前を変更しようと話し合いを始めた。4ヵ月後バンドはその名前を”GRAND ILLUSION”に決定する。GRAND ILLUSIONは5人編成だが、その内の3人に焦点が当てられる:Andersは作曲、アレンジ、そして多くのパートを担当している。 Ola Karlssonは全ての歌詞を担当。Peter Sundellはリード・シンガーで非常に個性的な声の持ち主だ。現在バンドは殆どライヴ活動をしていない。何故なら、テクノ、ヒップホップかデスメタルでも演っていない限りスウェーデンではチャンスが非常に少ないからだ。バンドはツアーを希望しており、もしライヴを演る可能性があれば間違いなくバンドは興味を示すだろう。メンバー:Peter Sundell (Vo)、Per Svensson (Vo)、Anders Rydholm (Key&B&G)、 Christian Sundell (Ds)、Ola Karlsson (G)。

Anders Rydholm (Key, B & G for GRAND ILLUSION)

 

良質のメロディックHRをお探しでしたら、このアルバムを強くお勧めします。

 

 

(Discography)

ORDINARY JUST WON’T DO (MARQUEE/Avalon, 2004)
VIEW FROM THE TOP (MARQUEE/Avalon, 2002)
THE BOOK OF HOW TO MAKE IT (MARQUEE/Avalon, 2001)
IN THE BEGINNING (ESCAPE MUSIC, 2001)

 

 

GRAND ILLUSION Official Website

http://www.godispascen.se/gi/

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