CC-ROCK – E-mail interview with Peter & Anssi (2006)(日本語)

 

*AORの大型新人登場!*
スウェーデン¥から新たなAORプロジェクトが登場しました。Peter LundinとAnssi Alataloの2人によるCC-ROCKです。T’BELLのメンバーと同郷の彼等は、Patrik TibellとRoger Ljunggrenの協力を得て4曲入りのThe EPを完成。現在契約先を探しています。AORファン、T’BELLのファンは勿論、メロディアスHRのお好きな方にお勧めです!今回は、彼等とのEメール・インタビューをお届けします。

(追記・2007年2月)
2月21日に発売されたCC-ROCK – s/tに収録されている音源は、将来出る(かも知れない)フルレンス・アルバムや他のCDに収録される事はない、とバンド側がコメントしています。試聴なさってお気に召した方は是非このミニアルバムをご購入下さい!

 

 

S-ROCK: まず初めに、”CC-ROCK”の意味は?

Peter: 俺が取得したドメインから来てるんだ。かっこいい名前だと思ったんでそのまま使う事にしたんだよ。かっこ良くて新鮮な響きがするという事以外特別な意味はないんだ。

Anssi: 意味はないよ、Peterが持っていたドメイン名を拝借したんだ。かっこいいと思ったからね。

S-ROCK: The EPに収録されている曲を紹介してくれますか?どれが貴方の好きな曲ですか?

Peter: このプロジェクトを始めた時、俺達の目的は「80年代のメロディアスな力を持っていて、尚且つより力強く、新しく現代的なプロダクションを備えた作品」を作る事だった。曲の力がプロジェクトにとっては重要な事で、そして今The EPが完成してワクワクしているんだ。

Wanna Feel Like The First Time:
最強のAOR魂が込められていて、80年代を思い起こさせる壮大なコーラスと素晴らしいメロディーがあるんだ。

The Best I Can:
この曲がプロジェクトを続けさせた原動力だったよ。激しいギターと突き抜けるメロディーを備えていて、多くのパワーと純粋なロックンロール精神のある曲だね。

Angel:
素晴らしい曲だよ、鳥肌が立つね。他の曲よりちょっと目立っていて、リフレインで間違いなくぶっ飛ばされる。

My Special Lady:
とにかく純粋なエネルギー、より多くのエネルギーを感じるよ。この曲のギターが好きで、The EPの中で一番完成度が高いんじゃないかな。この曲が終わった時、もっと聴きたくなる。

1曲選ぶのは難しいな。その時聴いているのが好きな曲だし、次に聴いた曲がその時好きな曲だから。本当に選ぼうとしたんだよ、でも無理だった。

 

Anssi Alatalo (G)

 

Anssi: それぞれスタイルが違っていて、出来るだけ多くのリスナーが気に入ってくれる様に作ってあるんだ。俺の好きな曲は”My Special Lady”だけど、それぞれの曲にいい部分があるんだよ。

S-ROCK: 音楽を創る上でのアイディアは何から得ていますか?

CC-ROCK: 世界と、自分の周囲の友達から刺激を受けているよ。時には大変だったりストレスを感じたりもするけれど、楽しい事も多いんだ。人生の中のそんな小さな出来事を逃さない様にしているのさ。

S-ROCK: レコーディング中の面白いエピソードはありますか?

Peter: とにかくよく一緒に笑ったね。2~3のイカれた話があるけど、ここじゃ話せないんだよね…。

Anssi: Patrikがもたらしてくれたもの、そして俺達がどう音作りをしたいのかを聞き出す彼の手腕にいつも感銘を受けていたよ。

S-ROCK: CC-ROCKでの貴方のパートナーはどんな人ですか?貴方自身はどうですか?

Peter: Anssiは穏やかで平和な人間さ。彼の事は子供の頃から知っていて、一緒に育ち80年代に同じものに興味を抱いていたのさ、それが音楽だ。一緒にライヴを観て、騒いだものさ。彼はいつでも人生最良の友なんだ。

俺自身???イカれてると思うね。いつも楽しんでいたいし、みんなが笑っているのを見ていたいんだ。

Anssi: Peterの事は80年代から知っていて、イカれたロック野郎のいい友達だと思っていたよ。彼はいつもブチ切れていて面白いんだ。

俺自身:常に我が道を行く、おとなしい人間だよ。

S-ROCK: どの様にしてPatrikとRogerとは知り合ったのですか?彼等はどんな人達ですか?

Peter: Patrikとはこのプロジェクトを企画している最中に出会ったんだ、彼の事は聞いてはいたんだけどね。Patrikはどんな奴かと聞かれたらこう答えるね: とにかく才能があるミュージシャンで、凄腕のプロデューサーで、俺達がどういった音を求めているかを把握する能力に長けた人物。

Rogerとはこのプロジェクトを通じて親しくなったよ。共通の友達が居たんだ。凄腕のギタリストであり、作曲家であり、刺激を受けるんだ。彼のする事は完璧で、音楽を創る事に精通しているという感じだ。勿論とてもいい友達なんだよ。

Anssi: Patrikは、彼がTRACEに居た頃から知っているんだ。とても愉快な奴で、何が欲しいかはっきり言うんだ。

Rogerは80年代の半ばから知っているよ、ミュージシャンとしてだけでなく友達としてもね。彼は完璧主義者で時間厳守、凄いギタリストだよ。

 

Peter Lundin (G)

 

S-ROCK: ミュージシャンとしてのゴールは何ですか?貴方個人としてはどうですか?

Peter: 常にミュージシャンとしてのゴールは、楽しむという事と、友達と同じ楽しみを共有する事だね。人々に働きかけ、喜びをもたらす何かを創造する事に携わる気持ちは、俺にとっては強力な原動力だ。自分の人生においてもそうだね、人生の明るい部分を見る様に努めたいし、その気持ちをみんなにも届けたいんだ。

Anssi: 一番はやっぱり楽しく演るって事だよ。

S-ROCK: 貴方の好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。

Peter: 難しいなぁ…自分の気持ちを表現する手段になる音楽を聴くのが好きなんだよね。CHICAGOからMOTORHEAD迄何でも聴くんだ。これ、と言われたらJOURNEYとTNTと、80年代のメタルシーンの音楽だね。

ミュージシャンとしては、素晴らしいギター・ヒーローと、沢山のブルース・ギタリストが好きだよ。ブルース・プレイヤーはいつも多大な影響をもたらしてくれるんだ。

Anssi: 多くて書ききれないけど挙げるとすれば、Brent Mason、Eddie Van Halen、Steve Morse、KANSAS、Jay Graydon、DREAM THEATER、A.C.T、MOTORHEADに Shania Twainかな。

S-ROCK: このインタビューを読んでいる貴方達のファンにメッセージをお願いします。

Peter: みんながThe EPを気に入ってくれて、幸せを感じてくれる事を祈っているよ、勿論聴いている間楽しんでくれるといいな。

Anssi: 俺達自身と同じ位気に入ってくれるといいな。いつか逢えるといいね。

 

(Discography)

CC-ROCK – s/t (MICP-10641)