Roger Ljunggren (G) – T’BELL (2000)(日本語)

 

 

 

1.今僕達はアルバムの最後の作業をしている所だよ、(欧州では)5月に出る予定なんだよ。

2.僕達が挑戦したのは、僕達の音楽に「80年代のフィーリング」をつかむ事なんだ。音楽は人々を幸せにすべきだし、曲と一緒に歌いたくなるものでなければいけないのさ。僕の好きな曲は”Do Ya”と”Take Me Tonite”だよ。

3.僕にとっての日本はウエストコースト・ミュージックに繋がっている所で、とても礼儀正しい人達で溢れている国だね。

4.ミュージシャンとしてのゴールは、僕がしている事によって人々を幸せにして満足させる事だよ。個人的には…殆ど同じだと思うよ。

 

 

5.80年代からスタジオ/セッション・ギタリストとして活動しているよ。80年代はもっとHM/HRに傾倒していたけど、大人になってからはよりAORやウエストコースト・ミュージックに傾倒して行ったのさ。

6.今はAORやウエストコースト・ミュージックに傾倒しているんだ。David FosterとJay Greydonのプロデュースによる80年代の作品がいいね。好きなバンドはTOTO、CHICAGO、AIRPLAYとPLANET 3かな。

7.僕達の仕事を君達が気に入ってくれる事を本当に祈ってるよ。君達の為に作ったんだからね、今でもAORとウエストコースト・ミュージックを愛している人達の為にだよ。

T’BELL (2000)(日本語)

(L to R) Roger Ljunggren(G), Ola Johansson(Ds) & Patrik Tibell(Vo).

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?
2.最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?
3.「日本」という言葉から連想するものは?
4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?
5.貴方の音楽キャリアとどんな音楽を演ってきたのか教えて下さい。
6.音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。
7.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

T’BELL (2000)(日本語)

 

 

スウェーデンからまた素晴らしいAORプロジェクトが登場しました。Patrik Tibell (Vo)とRoger Ljunggren (G)らの3人によるT’BELLです。 12曲入りのアルバム”REPLAY” はAOR HEAVENから2000年7月に発売、日本では2曲のボーナストラック(”Sorry Elaine”と”Forever”)を加えて2000年11月22日にMARQUEE/Avalonさんから発売となっています。以下はGのRogerから届いた彼等の簡単なバイオグラフィーです。

 

 

T’BELLのアイディアは80年代の終わりに始まったんだ。PerはSkaraのレコード会社で働いていて、Patrik Tibelの事を話してくれたんだ、Patrikは同じレコード会社でスタジオ・エンジニアとして働いていたんだけど、TRACEっていうローカル・バンドのVoとしても知られていたのさ。バンドの曲を殆ど全て書いていただけでなく、彼は自分用に沢山の曲を作っていた。そしてPerはその内の何曲かを聴く機会があって…彼は、Patrikの曲は彼がこれ迄聴いてきた最も素晴らしいAORの曲の数々に匹敵すると話してくれたよ…。この当時僕はスタジオ/セッション・ミュージシャンとして働いていて、TV番組の仕事でPatrikと一緒になった時に彼と逢ったのさ。彼は僕に自分の曲を何曲か聴かせてくれて、僕はぶっ飛んだよ。僕達は、近い将来是非一緒にスタジオで仕事をしようよ、と話し合ったんだけど、その時はお互いが沢山のプロジェクトと仕事をしていて、「一緒に演る」っていう僕達の計画を実行に移すには10年かかった…。僕達はまず昔の曲の新しいヴァージョンを作る事から始めたよ、どの作品も発売するっていう現実の予定は全くなかったんだけどね、でもPerが、レコード契約を取る為に真面目に取り組んでみないか?と勧めてくれたんだ。曲は15年もの間大事に温めて来たものなんだよ!!!そして僕達はやり遂げたんだ。君が聴いたのは僕達が作ったデモで、それが僕達をドイツのレコード会社AOR HEAVENと契約するきっかけになったんだ。僕達は現在、もうすぐ発売されるアルバム”REPLAY”の最終作業にかかっているんだ、アルバムは2000年5月に発売予定だよ。僕とPatrik以外のアルバムでのミュージシャンは、曲の仕上がりが最高になる様に、そして僕達が求めていた特別な音やスタイルを獲得する為にPatrikが特別に選んだスタジオ・ミュージシャンだよ。君達が、僕等と同じ位このアルバムに満足してくれる事を祈っているよ。

Roger Ljunggren

 

 

彼が言う様に、T’BELLの音楽は80年代風AOR。キャッチーでポップで、非常に無駄のないすっきりとした音作りがなされています。思わず一緒に歌いたくなる、という表現が彼等の音を表現するには一番ぴったりかも知れません。Mikael Erlandson辺りが好きな人には是非お勧めの作品です。

 

 

(Discography)

REPLAY (MARQUEE/Avalon, 2000)