Patrik Tibell (T’BELL) – S-ROCK 10th Anniversary Special(日本語)

新プロジェクトに大いに期待しましょう!

1.スウェーデンのMariann Recordsでスタジオ・エンジニアとして働いていたのと、RogerがT’BELLのアルバムを製作しようと俺をけしかける迄は曲を書くという事に消極的だったんだ。今思えば、あのアルバムで違う事も出来たかな、でも何てこった、君達から素晴らしいレビューを貰ったんだ、ありがとう!

2.いい仕事を続けて、新たなリスナーにAORを広めてくれ!世界中の人達と音楽を分かち合うのはいつでも素晴らしい事だし、S-ROCKはこの10年間それを続けて来たんだからね。Rock on!

 

Patrik Tibell Facebook

Patril Tibell – T’BELL (2005)(日本語)

 

タイ料理を食べながらRoger達と自宅の庭でくつろいでいるよ。今は夜の9時でまだ暖かいんだ(20℃位かな)。
日本にはまだ俺達のファンが居るんだってね、凄い事だよ。もう誰も覚えてないと思ってたんだ、CDを出してからもう5年も経ってしまったからね。時はとても速く流れて、俺はプロデューサー兼エンジニアとして働いているから、沢山曲を書く暇がないんだ。次のアルバムを作れればいいけど、いつになるか分からないな。時間が取れるといいなと思っているよ。
楽しい1日を。
Patrik Tibell (T’BELL)

 

 

プロデューサー兼エンジニアとして多忙な日々を送るPatrik。余りの多忙さ故T’BELLの次作にかける時間が全く取れず、5年の年月が流れてしまいました。現在彼等は何らかの形で作品を発表すべく、新曲のレコーディングを計画しています。PatrikとRogerはスウェーデンのアイドル発掘プロジェクトFAME FACTORYに携わっています。

T’BELL (2000)(日本語)

(L to R) Roger Ljunggren(G), Ola Johansson(Ds) & Patrik Tibell(Vo).

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?
2.最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?
3.「日本」という言葉から連想するものは?
4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?
5.貴方の音楽キャリアとどんな音楽を演ってきたのか教えて下さい。
6.音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。
7.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

T’BELL (2000)(日本語)

 

 

スウェーデンからまた素晴らしいAORプロジェクトが登場しました。Patrik Tibell (Vo)とRoger Ljunggren (G)らの3人によるT’BELLです。 12曲入りのアルバム”REPLAY” はAOR HEAVENから2000年7月に発売、日本では2曲のボーナストラック(”Sorry Elaine”と”Forever”)を加えて2000年11月22日にMARQUEE/Avalonさんから発売となっています。以下はGのRogerから届いた彼等の簡単なバイオグラフィーです。

 

 

T’BELLのアイディアは80年代の終わりに始まったんだ。PerはSkaraのレコード会社で働いていて、Patrik Tibelの事を話してくれたんだ、Patrikは同じレコード会社でスタジオ・エンジニアとして働いていたんだけど、TRACEっていうローカル・バンドのVoとしても知られていたのさ。バンドの曲を殆ど全て書いていただけでなく、彼は自分用に沢山の曲を作っていた。そしてPerはその内の何曲かを聴く機会があって…彼は、Patrikの曲は彼がこれ迄聴いてきた最も素晴らしいAORの曲の数々に匹敵すると話してくれたよ…。この当時僕はスタジオ/セッション・ミュージシャンとして働いていて、TV番組の仕事でPatrikと一緒になった時に彼と逢ったのさ。彼は僕に自分の曲を何曲か聴かせてくれて、僕はぶっ飛んだよ。僕達は、近い将来是非一緒にスタジオで仕事をしようよ、と話し合ったんだけど、その時はお互いが沢山のプロジェクトと仕事をしていて、「一緒に演る」っていう僕達の計画を実行に移すには10年かかった…。僕達はまず昔の曲の新しいヴァージョンを作る事から始めたよ、どの作品も発売するっていう現実の予定は全くなかったんだけどね、でもPerが、レコード契約を取る為に真面目に取り組んでみないか?と勧めてくれたんだ。曲は15年もの間大事に温めて来たものなんだよ!!!そして僕達はやり遂げたんだ。君が聴いたのは僕達が作ったデモで、それが僕達をドイツのレコード会社AOR HEAVENと契約するきっかけになったんだ。僕達は現在、もうすぐ発売されるアルバム”REPLAY”の最終作業にかかっているんだ、アルバムは2000年5月に発売予定だよ。僕とPatrik以外のアルバムでのミュージシャンは、曲の仕上がりが最高になる様に、そして僕達が求めていた特別な音やスタイルを獲得する為にPatrikが特別に選んだスタジオ・ミュージシャンだよ。君達が、僕等と同じ位このアルバムに満足してくれる事を祈っているよ。

Roger Ljunggren

 

 

彼が言う様に、T’BELLの音楽は80年代風AOR。キャッチーでポップで、非常に無駄のないすっきりとした音作りがなされています。思わず一緒に歌いたくなる、という表現が彼等の音を表現するには一番ぴったりかも知れません。Mikael Erlandson辺りが好きな人には是非お勧めの作品です。

 

 

(Discography)

REPLAY (MARQUEE/Avalon, 2000)

 

Patrik Tibell (Vo) – T’BELL (2000)(日本語)

 

 

 

1.スタジオ・エンジニア、そしてプロデューサーとして働いているよ。空いた時間でT’BELLのアルバムの最後の作業を終わらせようとしている所さ。今毎日、1日10~15時間働いていて休みを取る暇がないんだよ。5月に引っ越す予定で家を買った所だから、家のための時間を取れる様に何とかするつもりなんだ。

2.アルバムの曲は元々は1983~1995年の間に書かれたものだから、歌詞は今僕が書くものとは多分違うだろうね。でも殆どの曲は色々な状況にある恋愛や人生の時期について歌っているんだよ。僕自身はとても複雑だけど、誰でも一緒に歌えるシンプルな音作りを楽しんでいる。アルバムからの僕の好きな曲は”Refugee”か”Send Her A Letter”かな。89年に書いた”It’s Only Love”もいいね。

3.家族というものに対しての高い意識…価値観と尊敬を抱いている素晴らしくて親切な人達。君達が80年代のウェストコースト・ミュージックが好きなんだって事を知っているよ。

4.僕はもう30歳を超えているけれど、シンガーとして向上したいね。より素晴らしいソング・ライター、そしてキーボード・プレイヤーになれる様に努力しているよ。

 

 

5.1980年に最初の「本物」のバンド、IC-SAS-bandを始めたんだ。2、3年後ソングライターでKeyのTommie Petterssonに出会って、007、後にTRACEになるバンドを結成するのさ。80年代終わりにスウェーデンやノルウェーの色々な場所で演っていたよ。1989年に唯一のシングル”Was It Love”をレコーディングして、その2、3ヶ月後に解散したんだ。その後はスタジオ・エンジニアとしてフルタイムで働く様になったよ。TRACEは90年代に2、3回再結成ライヴをやったけど、94年以降僕はステージには立っていないんだよ。

6.ELOが大好きなんだ。Jeff Lynneは素晴らしいソングライターだと思うのさ、彼等が”Roll Over Beethoven”でヒットを飛ばした時、1973年から彼等の音楽を聴き始めたんだ。70年代にはAC/DC、SWEET、Alice Cooper、THIN LIZZY、そして勿論TOTO、CHICAGO等を聴いていたよ。AIRPLAYを聴いた時、どんな音楽を演りたいかが分かったのさ。好きなミュージシャンは僕の真のインスピレーションの源になってくれているSteve Lukather、Jay Graydon、David Fosterだよ。

7.日本に僕達のアルバムが輸出されるんだったら、君達が聴いてくれて、出来れば買ってくれるといいな。