“GENTLE PERSUASION” released in 1989.
For People Who Love Scandinavian HR and AOR, since February 15th, 1999.
“GENTLE PERSUASION” released in 1989.
当時の新譜で唯一の作品”GENTLE PERSUASION”は非常にレアで、特にCDは非常に入手困難。
S-ROCKの前身だった弊誌NHRSPG vol. 1 (1993年発行)に掲載された質問状回答を掲載します。当時の最新アルバムは”GENTLE PERSUASION”でした。
質問状回答の原本が見つからない為、冊子をスキャンしたファイルを掲載します。
1991年当時のMISSLEADのメンバー:
Tove (Vo)
O. Ø. Qure (G)
Victor B (B)
G. Bolsgaard (Ds)
(質問)
1.貴方達の最新アルバムについて教えて下さい。(アルバム・曲名)
2.どうやって喉のケアをしていますか?どうしたら貴方の様に上手く歌えますか?(Tove へ)/ 機材を教えて下さい(ギター等、 O. Ø.へ)/(ベース等、Victorへ)/(ドラム等、G.へ)
3.最近のお気に入りのバンドやアーティストを教えて下さい。
4.映画や本はどうですか?それらは貴方にどんな影響を与えましたか?
5.バンドについての貴方の夢を教えて下さい。
6.ノルウェーをどう表現しますか?貴方の国で一番誇れる事は何ですか?
7.MISSLEAD以前の詳細なキャリアを教えて下さい。
8.人生における貴方のモットーは何ですか?
9.貴方の日本のファン達に特別なメッセージをお願い出来ますか?
1989年に発売された”GENTLE PERSUASION”
1.”GENTLE PERSUASION”がまだ最新作なんだ。でも今スタジオで次のアルバムを作っている所なんだよ。これがいい作品なんだ。出来次第君達に知らせるよ。
2.Vigierの4弦とISP Horizonの5弦ベースを使っているよ。MarshallのJubileum(本人自筆の通り)と、TC Electronic Parametric Equalizerと、DOD Compressorも使っているんだ。RotosoundとGHSの弦を使ってるよ。
3.沢山の音楽を聴くし、種類も多彩なんだ。例えばMR. BIG、David Ree Roth、RUSH、ジャズではStanley Clark、Stewart MannやMarcus Millerなんかだね。
4.バード・オン・ワイヤー(Mel Gibson、Goldie Hawn)、Ingvar Ambjørnsenや他のノルウェーの作家の本。
5.フルタイムのミュージシャンになる事と、世界中をツアーする事、そしてもっとアルバムを作る事。
6.短い夏、でも暑くて居心地がいいよ。素晴らしい山々とフィヨルドがあって…アメリカ人は俺達のフィヨルドが大好きなんだ。
7.SWEET PAIN、BEE FLATの他沢山。もう存在していないと思うんだ。
8.物事を良い方に考えよう!決して諦めなければ、チャンスは巡ってくるさ。
9.日本にファンが居るって聞いて嬉しいよ。いつか逢える事を祈っているよ。Keep On Rockin’, I love you all.
1989年に発売された”GENTLE PERSUASION”
1.MISSLEADの最新作は”GENTLE PERSUASION”っていう1989年に出た作品だよ。次はもうすぐ出るかな?
2.22のドラムで、Sonor/Tama/Simmonsのキットなんだ。Paisteのシンバル(S-ROCK注:この後は意味が分かりません)。幾つかのドラムとSimmonsのパッドは、AkaiのS900サンプラーで整えてるよ。
3.レコードはそんなに沢山聴かないんだけど、幾つか好きなバンドを挙げるなら、GIANT、RUSH、昔のGENESIS等だよ。
4.ピンチクリフ・グランプリ、ロジャー・ラビットだね。刺激を受けるのはLudvig、Solanにロジャー・ラビットさ。
5.折れないドラム・スティックを手に入れる事。
6.寒いよ。誇りに思うのはホッキョクグマさ。
7.MISSLEAD以外にはマジなバンドはないんだけど、何年間かBLACKEN & CO.とかPEEPE COOPER BANDだったかの名前の楽しみの為のバンドで叩いていたよ。そのバンドでは最小限の機材で演っていたんだ。
8.最小限の労働で、最大級の金を手に入れる事。
9.Jeg spiser ikke rå fisk (I don’t eat raw fish)=生魚は食べないんだ。
Ingen årsak (You’re welcome)=どういたしまして。
1989年に発売された”GENTLE PERSUASION”
1.俺達のアルバム”GENTLE PERSUASION”以来、沢山の新曲を書いているよ。その中から多くを録音したんだけど、まだ結果に満足していないんだ。タイトルの幾つかを挙げると、”Edge Of Your Heart”、”Moth Of The Flame”、”I Can’t Stop”…。
2.幾つかギターを持っているよ。Gibsonを2、3本、Ibanezを1本、GuildにWashburn1本と、Peavey Vandenbergを1本。アンプはMarshallで、8台の100Wがあるよ。弦はよく使ってるのが2種類あるんだ。Dean MarkleyとErnie Ballなんだ。
3.MOTHER’S FINEST、EXTREME、GIANTだね。
4.時間がないんだ、あったらいいんだけど、でも本を読む時は、哲学書とかムルティ、ニーチェとか教育的なものだね。読書したり、映画館に行く時は、何か新しい事を体験したかったり、自分の限界を広げたいんだよ。「ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女」、「コックと泥棒、その妻と愛人」、「ウィズネイルと僕」、「恋の掟」は面白かったよ。
5.世界中でアルバムを発売して、日本で沢山売れたら、レコード会社が俺達を行かせてくれるから、そうなるといいな。
6.いい所だけど、物価が高いよ。一番誇りに思う事は、ノルウェーの歴史とビールだよ。
7.他のバンドで演った事がないんだ。
8.他の人を傷付けない掛けない限りの自分のしたい事をしよう。
9.俺達の新譜が日本で発売になる時は…なるさ。ツアーで逢おう。
1989年に発売された”GENTLE PERSUASION”
1.私達の最新作(1989年)は”GENTLE PERSUASION”っていうの。今年次の作品が出ると思うけれど、時が教えてくれるわ。
2.歌のレッスンを受けていたし、今もやっているの。正しく歌う方法をそうして習得するのよ。歌う前には必ずウォーミング・アップを欠かさないわ、そうすれば声を潰さずに済むからよ。私の練習には音階とそれに類するものも入っているわ。暖かくして風邪をひかない様にする事にも気を付けているわ。
3.実際私には特別好きなバンドってないのよ。いいものである限り様々なアーティストを聴いているの。2、3挙げるとMOTHER’S FINEST、Mariah Carey、Barbura Streisand、QUEENSRŸCHE、POINTER SISTERSやその他もね。
4.映画は、「スパイナル・タップ」(あれは基本でしょ!)、「ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女」、ピーター・セラーズの作品、 「コックと泥棒、その妻と愛人」、スティーヴ・マーティンの作品ね。本は、シェイクスピアの劇と詩(娯楽の為よ)、歌う事、音楽、政治や社会の本ね。直接映画や本に刺激を受ける事はないんだけど、違った感情を得られるから、多分2、3は学んでいると思うわ…。
5.いつも音楽を演っていられる事。世界中でアルバムを出して、ツアーに出る事。日本もね。
6.ノルウェーはいい国なんだけれど、ここの気候が気に入らないの。寒過ぎるわ。何を特に誇りに思っているのか確証はないの、でも(ほぼ)民主主義の国だもの、勿論いい事だわ。でも私が誇りに思うのはMISSLEADなのよ…。
7.私の初めてのバンドはMISSLEADだったわ。でも1年間TINDRUMのヴォーカリストをしていたの。DRUMS OF WARという、ノルウェーでは好セールスを遂げたアルバムに参加したのよ。
8.積極的になり、かつ消極的にもなる事。いい事も悪い事も見る事。何も悩まずにただ幸せである事。いいえ、冗談よ。私のモットーは、いつも楽しくやる事よ。
9.みんな、私達を信じてくれて本当にありがとう。そしてKeep Rocking!