ABOUT(日本語)

S-ROCKは、北欧メロディアスHM/HR & AORを愛する人々の為のサイトです。2000年3月末迄活動していたファン・サークルS-ROCKのサイトとして1999年2月に始まりました。

2019年2月にお陰様でサイト開設20周年を迎えました。

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Pasi Rantanen (Vo) – KING COMPANY(日本語)

 

 

1.ニュー・アルバム。

2.製作していて楽しかったよ。素晴らしいメロディーなんだ。

3.DEEP PURPLEのMADE IN JAPAN。

4.みんなを幸せにする事と、感じて貰う事。

 


5.ROCKする為に俺は生まれて来たんだ!

6.MR. BIG、WHITESNAKEとTOTO。

7.早くみんなに逢いたいな!

Jari Pailamo (Key) – KING COMPANY(日本語)

 

 

1.KING COMPANYの2ndアルバムのデモをレコーディングしているよ。

2.俺の最近の仕事はDAMNATION PLANのREALITY ILLUSIONアルバムのキーボード演奏だね。キーボードに注目してくれ。好きな曲は、Maze Of Despair、The EmpowermentとIron Curtain Fallsだね。

3.神秘の国で、多くの部分でフィンランド人に似ている人達が住んでいる所。俺の夢は、いつか日本で演る事なんだ。

4.多くのレベルでミュージシャンとして成長しようとしているよ。学ぶべき多くの事があるし、終わりのない冒険なんだ。人生でも同じだね、とても多くの素晴らしい物事が溢れている。肉体的にも精神的にも力とバランスを維持する事が大切だと思うよ。

 

 

5.簡単に言えば、家のオルガンで演奏を始めて、クラシック・ピアノに続いて、様々なタイプのバンドで演る事を始めたのさ。俺の全ての経歴はwww.jaripailamo.com/biographyで読めるよ。

6.どんな音楽でも楽しんで聴くけど、演って楽しいのはやっぱりロックとメタルさ。お気に入りを言うのは難しいな…物凄く多くの凄いミュージシャンやバンドが居るからね。

7.KING COMPANYを応援してくれて本当にありがとう!KCの次のアルバムや他のプロジェクトをチェックして、みんなに広めてくれよ。

Mirka “Leka” Rantanen (Ds) – KING COMPANY(日本語)

 

 

1.まだ休みが取れないよ!今丁度KCの2ndアルバムの曲を製作している所なんだ、素晴らしい曲達だよ。最終ヴァージョンを聴くのが待ち切れないよ!夏の間はあちこちでライヴをやる予定で、秋には短期のスペイン・ツアーも控えているけど、今の最重要事項は次のアルバムさ。

2.俺達の1stアルバムが本当に好きなんだ。俺にとっては「夢が叶った」のさ。君がクラシックHRの大ファンなら、このアルバムは君にもってこいの作品だね。1枚のアルバムに素晴らしい曲が沢山あるからなぁ、もし2、3曲に絞れって言うならShiningとIn Wheels Of No Returnだな。でも選ぶのが難しいよ、だってみんないいからね!

3.東京、侍達、素晴らしいファンのみんな、LOUDNESS、美しい国、日出づる国、酒、芸者達、いつか見てみたい多くの素晴らしい事…それに勿論寿司!

4.ミュージシャンとしては世界中をツアーしたいし、より良いドラマーになりたいし、将来沢山KING COMPANYの新譜を出したいんだ。俺個人としては全ての事に公平でありたいし、俺がどれだけみんなを愛しているかを伝えているんだ、(それにふさわしい人達)、俺の家族や友達にね。

 

 

5.10歳位の時にドラムを叩き始めたよ。THUNDERSTONEやWARMEN、KOTIPELTO、NORTHERN KINGSの様なHRかHMバンドでずっと演ってきたんだ。これ迄に30枚以上のアルバムのレコーディングに参加してきたよ。

6.俺の好きなミュージシャンやバンドは70年代から80年代からだね…DEEP PURPLE、LED ZEPPELIN、RAINBOW、KANSAS、DIO等。最も影響を受けたのはIan PaiceとCozy PowellとJohn Bonhamさ。おいおい、何てこった、全能のWHITESNAKEを忘れてたぜ!

7.みんなに広めて、俺達のアルバムを買ってくれ。早く日本でツアー出来るといいな。その時逢おう、ロックし続けてくれ!「乾杯」

KING COMPANY (2017)(日本語)

(L to R) Time Schleifer (B), Pasi Rantanen (Vo), Antti Wirman (G),
Mirka Rantanen (Ds) & Jari Pailamo (Key)
写真提供:KING COMPANY

Thanks to Rue for KING COMPANY JP on Twitter & FACEBOOK

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?
2.最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?
3.「日本」という言葉から連想するものは?
4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?
5.貴方の音楽キャリアとどんな音楽を演ってきたのか教えて下さい。
6.音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。
7.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

Time Schleifer (B) – KING COMPANY(日本語)

 

 

1.休みがないんだ!あちこちで幾つかライヴをやって、この春と夏は2ndアルバムの製作に力を注ぐよ。今年の後半には完成しなくちゃね…。

2.2ndアルバムはきっと90年代のスタイルを垣間見る事になると思うよ、それはいい事なんだ。全員で書いた曲もより多く収録される事になるだろうしね、それも素晴らしい事だよ、進化だと言いたいね。全ての曲はダイナマイトなんだ!

3.酒、富士、芸者…そして勿論LOUDNESS!

4.より多くの素晴らしい曲を書いて、もっと世界を見る事。それと、強力なKING COMPANY列車を走らせていく事。俺自身は、爆音で演る事を心掛けてファンを満足させたいね。

 

 

5.とても幅広いと思うんだ。クラシックからパワー・メタル迄ほぼ全ての音楽スタイルを試してきたよ。若い頃13年間バイオリンを弾いていたんだよ。この頃はベースかギターを弾いていて、沢山のフィンランドの有名なアーティストとの共演経験があるのさ。

6.ブラック・メタル以外は殆ど何でも聴くよ、あれは俺の耳には壊れたスピーカーみたいに聞こえちゃうんだ。それとR&B、俺には馴染まないな。(好きなミュージシャンは) WHITESNAKE、VAN HALEN、MR. BIG、DIO…LOUDNESS!

7.全ての日本のKCファンのみんなへ…ロックし続けてくれ!早くみんなに逢えるといいな。追伸:俺たちのアルバムを買ってくれ…。

Antti Wirman (G) – KING COMPANY(日本語)

 

 

1.次のアルバムの為の曲を書いているよ。夏の間は幾つかライヴの予定もあるんだ。

2.”ONE FOR THE ROAD”というアルバムで、素晴らしいコーラスと ソロのあるピュアなメロディックHRだよ。好きな曲はタイトル曲とShiningだね。

3.LOUD PARKと、六本木や新宿のイケイケな夜!それと勿論本当に礼儀正しい日本の人達!

4.より創造的になる事と、より速くなる事!

 

 

5.3歳の時にピアノを始めて、10歳でギターに転向したよ。ジャズからデスメタル迄何でも演ってきたんだ。

6.耳に心地良いものなら何でも好きだよ。(好きなミュージシャンはPaul Gilbert、Nuno Bettencourt、Steve Vai等…。

7.すぐにでもKING COMPANYと日本に行けるといいな。素晴らしい応援をありがとう!「ちょっと酔ったみたいです!」

KING COMPANY (2017)(日本語)

 

KING COMPANYは2014年の初春に結成された。ドラマーのMirka “Leka” Rantanen (RASKASTA JOULUA、 WARMEN、元THUNDERSTONE、 元KOTIPELTO等) は、長い間新しいHR/メロディック・メタル・バンドを結成したいと考えていた。かつて一緒に仕事をした事があり、良きミュージシャンであり良き友達としても知っている人達とこのバンドで一緒に演りたい、と思っていた。まず初めに彼は即加入を希望したギタリストのAntti Wirman (WARMEN) に連絡をした。シンガーのPasi Rantanenの事は最初からMirkaの心に浮かんでいた、何故なら以前2、3のバンド (THUNDERSTONE、WARMEN)で一緒に演っていたからだ。キーボーディストのJari Pailamo (KIURAS、 PONIES TO KILL)とベーシストのTime Schleifer (ENFARCE) が加入して、このスーパー・バンドは始動の準備が整った。バンドの元々の名前は”NO MAN’S LAND”だった。興奮と熱狂の中バンドは彼等の最初の楽曲に取り掛かり、2014年の秋に初めての3曲デモの製作の為有名なASTIAスタジオに入った。程なくしてAntti WirmanがCHILDRENS OF BODOMのツアー・ギタリストとして一時的にライヴに参加する事となった為KCのリハーサル時間が制約されたが、バンドはそれでも次々曲を作ろうとしていた。FRONTIERS RECORDSとのレコーディング契約を結果的にKCにもたらす事となったHeta HyttinenとGINGER WINE MANAGEMENTとの提携を開始。これがバンドの夢を実現させる事となり、デビュー・アルバムのレコーディング開始が可能となった。2015年の秋にはヘルシンキとユヴァスキュラでの非常に成功したライヴを開催した。ほぼ完売のON THE ROCKSではバンドの最初のライヴ・パフォーマンスが目撃された、発売間近のアルバムからの曲全てを演奏したからだ。それらのライヴの後すぐにデビュー・アルバムのレコーディングが始まり、2016年の1月にアルバムはマスタリングされた。アルバムのレコーディングとミキシングはJanne WirmanとKal Kaercherが、マスタリングはMika Jussilaが担当した。FRONTIERS RECORDSはバンド名を変更する事を提案した、何故なら同じバンド名のバンドが既に2つあり、混乱を招く恐れがあったからだ。バンドは名前を”KING COMPANY”と改めた。アルバムの発売日は2016年の初秋で、その後バンドはまずはフィンランド、そして世界の他地区でライヴを行なう。デビュー・アルバムのタイトルは”ONE FOR THE ROAD”だ。

(公式サイトより)

 

 

(Discography)
ONE FOR THE ROAD (FRONTIERS/KING RECORDS, 2016)

 

KING COMPANY Official Website

http://www.kingcompanyband.com/

Bente Smaavik – E-mail Interview (2017)(日本語)

 

*彼女は美しく歌う*

1990年前後に西新宿の輸入盤屋がこぞって北欧メロディアス系のCDを仕入れて、4千円前後の高値で販売していた事を覚えていらっしゃる方、また実際に購入なさった方ならご存知だと思います。ノルウェーのBLONDE ON BLONDEもしくはPERFECT CRIMEというバンドがありました。Bente Smaavikの存在はそれをきっかけに日本の北欧メロディアス系ファンに知られました。
それ以降話題が途絶えていましたが、現在はソロ活動を中心にして様々なプロジェクトにも参加、2014年に結婚した夫のVictor Borge (AMMUNITION)との作品も発表し、精力的な音楽活動を展開しています。
今回は彼女とのEメール・インタビューをお届けします。

 

Photo by Kjell Roger Solstad

 

S-ROCK: 2012年に1979 – 2011というコンピレーション・アルバムを発売しましたね。貴女の音楽の歴史が分かる作品です。どういう経緯で発売する事になったのですか?

Bente: 私の大事な友達でジャーナリストのJohan Svendsenが何度も勧めて来たのよ、ベスト・アルバムの様なものを出すべきだ、と。それで2012年に発売したの。Johanはその年に亡くなってしまったわ。彼の存命中にCDを発売する事が出来て本当に感謝しているわ。

S-ROCK: CDブックレットはノルウェー語で書かれています。それぞれの曲について少し解説して頂けますか?

Bente: 01. Walk With Me

BLONDE ON BLONDEとPERFECT CRIMEのギタリストJimmy Iversenが書いた曲よ。彼のソロ・アルバムの中の曲なの。力強い歌詞の美しいバラードよ。

02. Vision Of Lust

Jan Holberg Projectの”SENSE OF TIME”からの1曲で、Joe Lynn Turnerをフィーチャーしているわ。2011年と13年にJan Holberg Projectのツアーにシンガーとして参加して、バッキングVoもやったわ。”Vision Of Lust”はアルバムの中の1曲で、Joe Lynn Turnerと一緒に歌えてとてもラッキーだった。

03. Hard To Say Goodbye

2005年にA TRIBUTE TO STAGE DOLLSというプロジェクトのWINGS OF STEELアルバムに参加したの。STAGE DOLLSはノルウェーのAORバンドの最高峰の1つよ。彼等の曲を私のヴァージョンで歌ってくれとオファーされてとても幸運だったの。私は”Hard To Say Goodbye”を選んだわ。この曲は国営ラジオでヒットを飛ばしたのよ。

04. Vinterfolket

ある期間HAMMERS HAREMというバンドで歌っていたわ。私達はスキーのノルウェー国内大会の公式曲 “Vinterfolket(Winter People)”を書いて、GRANASENスタジアムでHarald国王の前で演奏したのよ。

05. I Natt

“I Natt (Tonight)”はHAMMERS HAREMのCD”EPROLOG”からの曲。2006年に発売されたわ。

06. Leaves In The Wind

ようやく私の自身のCDね、(3曲入りEP)2004年に発売されたの。”Leaves In The Wind”は国営ラジオで放送されて、5週間もの間NORSKTOPPENというチャートにランクインしていたわ。この曲が大好きで、自分のバンドのライヴで演っているのよ。

07. Hot Stuff

10年の後私達、Chrisと私(BLONDE ON BLONDE)はまた何か一緒にやる事にしたの。何ヶ月か一緒にバンドをやって、一緒にライヴをやったわ。”Hot Stuff”はDonna Summerのヒット曲のカヴァーよ。

08. Oern-Sangen

私の友達で、ノルウェー1の女性チームOERNのサッカー・コーチのPer Erling Tilset Larsenが、チームの曲を歌ってみないかと誘ってくれたの。勿論よ!長い間この曲はスタジアムで使用されているのよ。

09. Stripped To The Bone

この曲はPERFECT CRIMEから。素敵なグルーヴ感のある曲で、特にライヴで演奏すると最高。元WHITESNAKEのBernie Marsdenがプロデューサーだったわ。1990年にイギリスのCHAPELスタジオでレコーディングしたのよ。

10. Am I Right

PERFECT CRIME… “Am I Right”の第2ヴァージョンね。以前BLONDE ON BLONDEでこの曲の違うヴァージョンをやった事があったわ。”Am I Right”は素晴らしいバラードで、勿論まだライヴで演っているの。

11. Love Me Or Leave Me

1989年、BLONDE ON BLONDE…ライヴで演るのに最高の曲。PERFECT CRIMEはこの曲の別ヴァージョンをやったわ。私個人はBLONDE ON BLONDEのヴァージョンが一番だと思ってる。Jimmy IversenとSteinar Eikum、ギタリストとベーシストがBLONDE ON BLONDEとPERFECT CRIMEの殆どの曲を書いてきたわ。

12. Sail Away

BLONDE ON BLONDE…1988年に発売された1stシングル。ストックホルムのMONTEZUMAスタジオでレコーディングしたわ。これが大きく動き出す事の序章になったの。

13. Normal Life

この曲にはゲストVoとして参加したわ。ROADのアルバム”BREAKING OUT”からの曲。ギタリスト(Jimmy Iversen)とドラマー(Willy Bendiksen)は後にBLONDE ON BLONDEとPERFECT CRIMEで私と活動する事になるわ。

14. God Tur Til Paris

FOUR JETSは70~80年代にノルウェーでよく知られたバンドだったわ。彼等はヒット曲を幾つか持ってたの。1982年に私が優勝した才能発掘コンテストの後、彼等と一緒に歌って欲しいと依頼されたの。”God Tur Til Paris”はノルウェーでの裁判についての曲で沢山の注目を集めたわ。

15. Per Kleppe Og Skattesnytera’n

1979年…私の一番最初のバンドで、最初のスタジオでの経験だったわ。私達のギタリストが持っていたロッカーで何年か前にテープが見つかったの。Terje Nilsenが、テープから音が消えてしまう前にデジタル化するのを手伝ってくれて本当に幸せよ。音は最悪だけど、私にとってはかけがえのないものだわ。私は14歳だった… SUBWAY SUCKのスタジオで歌ったわ。当時のDag Ingebrigtsenのバンドよ。

16. Benny Bankboks

Per Kleppe Og Skattesnytera’n の”Benny Bankboks”はノルウェーの泥棒についての自作よ。

S-ROCK: 日本やノルウェー国外の他の国の貴女のファン達がこのインタビューを読んだら、このCDに興味を持つと思います、どうやったら買えますか?

Bente: 以前はTYLDEN & Co.にディストリビューションを任せていたのだけど、今は私から直接買うのが唯一の方法ね。それと、SportifyやiTunes等でデジタル音源として買う方法ね。

(S-ROCK注: サイン入りCDが欲しい方は、直接Bente本人に彼女のFBか公式サイトより連絡して下さい、勿論英語でお願いします。英語が苦手という方は、弊サイトのメールフォームよりご相談下さればお手伝い致します)

 

Photo by Kjell Roger Solstad

 

S-ROCK: 貴女の歌はこれ迄以上に良くなってますよね、歌う時何が一番重要ですか?どうやってそんな風に声を維持しているんでしょうか?

Bente: どうもありがとう!声の維持の為にあれこれやっている訳じゃないわ。夫のVictor Borgeと私は沢山練習する場所としてスタジオを自宅に持っているの(ENGLAGARDスタジオっていうのよ)。これ迄喫煙歴は全くなくて、正しく健康的な生活を送っていると思うわ。

S-ROCK: 2013年以降貴女は毎年シングルを発表しています。フルアルバムを発売する予定はありますか?

Bente: アルバムになるのは確かよ!いつになるかは分からないけど、いずれ出るわ。その前に、もっとシングルが出るからチェックしてね!

S-ROCK: PERFECT CRIMEのBLONDE ON BLONDEアルバムがドイツのレーベルYESTERROCKから、そしてLABYRINTH OF LOVEがドイツのレーベルNL DISTRIBUTIONから発売されています。それらは公式に発売されたのでしょうか?

Bente: PERFECT CRIMEの再発盤については知らないわ。唯一知ってるのは、2012年にEMIが連絡してきて、PERFECT CRIMEの作品が遂にデジタル・メディアとして再発されるべき時が来たと言われたって事。うーん…でもまだSportifyでもiTunesでも見つけられてないのよね。だからYESTERROCKは私には未知のレーベルよ。
2007年にLABYRINTH OF LOVEはドイツのレーベルのNL DISTRIBUTIONから再発されたわ。彼等から再発の要望を受けた私達のベーシストSteinar Eikumから電話があったわ。これが私達が知っている全ての事よ。

S-ROCK: 1990年前後に日本の輸入盤店が北欧からメロディックHRやAORのCDの輸入を始めて、彼等は1枚4000円といった高額で販売していました。当時北欧のバンドやアーティストのCDを買うのは非常に困難だったからです。PERFECT CRIMEのBLONDE ON BLONDEのCDも4000円前後したと記憶しています。

Bente: それは素晴らしいわ。

(S-ROCK注:Benteはこちらの意図する所を良い方に捉えた様です)

S-ROCK: ソロ活動に加えて最近の貴女の活動といえば、TNTやTROENDER-FESTIVALやSOULSISTER等で歌う事ですよね。何か最新情報や、新しいプロジェクトやバンドの情報はありますか?

Bente: 最近はSOULSISTERで歌っているけれど、TNTとはもう仕事をしていないのよ。3月にGran CanariaでのTROENDER-FESTIVALに参加してDiesel DahlやTerje Tysland、CASINO STEEL、Dag Ingebrigtsenと一緒に仕事したのは素晴らしい経験だった。
まだちょっとした秘密なんだけど、Chrisと私(BLONDE ON BLONDE)は再びバンドを始めて、シングルの発売と幾つかライヴをやる事を予定しているわ。プロジェクトの名前は多分「Chris Candy and Bente Smaavik – former BLONDE ON BLONDE – Back To The Roots」になると思う。

S-ROCK: TNTがTELL NO TALES30周年記念ライヴをやる際は貴女も再来日しますか?

(S-ROCK注:先にBenteがTNTとはもう仕事をしていない旨回答していますが、この質問はその回答を受け取る前に送っています)

Bente: 残念ながら私はもうTNTのバッキングVoをやっていないのよ。

S-ROCK: 日本に居る貴女のファンにメッセージを頂けますか?

Bente: 日本の皆さんのサポートに本当に感謝しているわ。いつかまた日本に行けたらいいわね。大きなハグをみんなに。

 

(Discography)

*Single of solo work*
Join The Band (2016)
Come To me (2015)
Still Strong (2015)
Snart e det jul (2014)
Samklang (2014)
Meant To Be (2014)
Sweet Summer Feeling (2013)
Mature (2003)

 

*Album of solo work*
1979-2011 (2012, Smaavik Records)

 

*BLONDE OF BLONDE/PERFECT CRIME albums*

BLONDE ON BLONDE (1990, EMI Norsk As)
LABYRINTH OF LOVE (1989, Blazing Records)

 

*BLONDE ON BLONDE/PERFECT CRIME singles*

Hot Stuff (1997, Norske Gram)
Am I Right/One of These Days (1991, EMI Norsk As)
Love Me or Leave Me (1990, EMI Norsk As)
Sail Away/Miss You (1988, CNR Records)

 

*FOUR JETS album*

TIL ALLE (1985)

 

*FOUR JETS singles*

Til Alle/God Tur Til Paris (1985)
Jeg Liker Det/Papirklipp (1984)

 

*HAMMERS HAREM album*

EPROLOG (2007, Nokken Records)

 

and more…..

 

Official Website
http://www.bentesmaavik.com/

FACEBOOK
https://www.facebook.com/bente.smaavik

KINGS & DREAMS (2014)(日本語)

 

Peo PetterssonとDan Boströmは80年代の中頃から終わりに出会い、友達になった、それぞれが違ったバンドで演りながら。

2、3年後、PeoはリードVoとしてLEVITICUSとレコーディングとツアーを行なった。Danが主にクラブや教会で地元のロック・AORバンドと演っている頃だ。彼等は90年代迄はそれぞれ違うバンド、集まりでの活動を続けていた。

90年代の初め、Danは高く評価されたPeoのソロ・デビュー”LOOK WHAT I’VE STARTED”  (オーストラリアのRod Westとの共作)の試聴に招かれ、彼等は音楽のアイディアが詰まったデモを交換した。しかし彼等2人の友達が一緒に音楽を製作する決断をする黄金期ではなかった。

2000年代の初めから今に至る迄、男達はそれぞれのプロジェクトでも活動していた。Peoは他アーティストのプロデュースを続け、ソロ作品を幾つか発表、LIMITED EDITIONやNOCTURNE ALLIANCEとのレコーディングもしていた。Danは地元のミュージシャン達とプログレ、ジャズ、フュージョンの世界で活躍し、彼自身のプロジェクトBEYOND KNOWNの為の曲作りをしていた。

90分のドライブの距離を離れて暮らし、年に2~3週間だけ共に作業する状態でKINGS & DREAMSはバンドというよりサイド・プロジェクトとして始動した。しかしすぐにPeoとDanはお互いの協力と曲作りは単なるジャム・セッションを超えている事に気付いていた。

当時Peoは全てテープ(デジタル・ジャングルの10年の後に彼が戻っていくもの)に録音していた。PeoとDanは作曲し、アルバム全体のミックス、プロデュースを行なった。殆どの作品は西部の田舎にあるGöteneのPeoのスタジオで、そして時にはJönköpingにあるDanのスタジオでレコーディング。デジタル・レコーディングの世界への移行に挑戦しながら、DanとPeoは当初ギター、キーボード、サンプリング、プログラムされたドラムで曲を組み立てていた。2、3年の後彼等はその作業を止める事を決意し、気持ちも新たに本物のミュージシャン達と仕事を始めた。

ドラマーにPeter Björklund(ジャズ・ドラマー)、Petter Karlsson (THERION、HOLOCOASTER)、Bengan Andersson (Johan Randen、MACHINE、NIVA、PEO、Lena PH)、ベースにBjörn Millton (SALT)、Simon Dahlstöem(LAVA ENGINE、BEYOND KNOWN)を迎え、楽曲に新しい堅実な土台を得てPeoとDanはフル・アルバムとなった作品を再アレンジ、再レコーディングした。

2人のルーツはブルースとHRだが、彼等はクラシック、ジャズ、ポップス、ソウル、フュージョンにもインスピレーションを得ている。メロディーには決して妥協せず、KINGS & DREAMSはJOURNEY、TOTO、ABBA、MR. MISTERの歩みを追い続けるだろう、但しもう少しだけHR寄りだが。

2011年にはKINGS& DREAMSはティーザーとなる新譜からの2曲、スムースでソウルフルな”It’s Been So Long”とよりミステリアスで夢見心地なロック・シャッフル”How Can I Go On”を収録したプロモ・シングルを発表。同業者であるミュージシャンやプロデューサー達から「ワールド・クラス」と賞賛され、他の楽曲を熱望された。

そして遂に、最初のジャム・セッションから13年後KINGS & DREAMSのデビュー・アルバムは発売された。ポップからソウル、HRと多岐にわたる11の強力な楽曲だ。Amazon.comのレビューでAORの最高の歌声の持ち主と評されたPeoが殆どのリードVoを担当、Danも”In Your Arms”、”Mayday”と”Save My Soul”でリードを歌っている。

歌詞は思慮に富み、正直で、人生や人々や場所の関係を扱っていて、希望や信念を聴き手の中で高めるものとなっている。

KINGS & DREAMSを特別にしているものは恐らく、素晴らしい作曲、素晴らしいヴォーカル、力強いメロディーを奏でるギターは別として、「彼等の崇高で前向きな雰囲気」(CD BABYのレビューによる)なのだ。

これがKINGS& DREAMSの旅の始まりの印だ。KINGS & DREAMSはもはやサイド・プロジェクトではない…将来、PeoとDanはアルバムを発表し続け、時間があれば他のアーティストとの仕事もするだろう。

(オフィシャルサイト掲載のバイオグラフィーより)

 

 

(Discography)

KINGS & DREAMS (POP PRODUCTIONS, KD02, 2014)

 

 

Official Website

http://www.kingsanddreams.net/