Jacob Kjaer (G) – ROYAL HUNT (1996)(日本語)

弊誌S-ROCK vol. 2(1997年発行)より

 

1996年当時の新譜は、1996年に発売された2枚組のライヴ・アルバム”1996″でした。

 

 

 

1.次のアルバムのギター・パートのリハーサルをしていて、元気にやっているよ。明日は残りのクリスマス・プレゼントを買いに出掛けるよ。みんなにメリー・クリスマス!

2.(1996年)5月31日(に録音された)のROYAL HUNT LIVE IN JAPANさ。このアルバムの音が好きなのと、沢山のエネルギーを感じるよね。好きな曲は、”1348″、”Wasted Time”、”Drums And Bass Solo”、”Epilogue”だね。”Epilogue”のD.C.の歌とソロが入る最後の所が凄く好きなんだ。ハーモニーがとても美しいと思うよ。

3.良い人達と新幹線を思い出すな。そしてとてもとても居心地のいいホテル。

4.音楽を通じて俺は世界中を旅している。それはとても幸せな事だと思ってるよ。そしてバンドをやっていく事そのものが好きなんだ。連中とつるんで出掛けたり、ライヴをやったり、旅したり、そしてアルバムを作ったりね。

 

 

5.最初のギターは1985年に手に入れたんだ。James Hetfieldの様になりたかったし、今でも彼は一番かっこいい奴の1人だと思ってる。1990~92年の間は2、3のデモ・テープを作ったけど、真剣とは言えなかった。その頃俺のメロディックな演奏が上達していって、1993年にROYAL HUNTに出会った時に沢山のテクニックを練習する事が必要だと悟ったのさ。

6.俺の好きなバンドはJUDAS PRIEST、THIN LIZZY、DOKKEN、LYNCH MOBだ。刺激を受けた・受けているギタリストはGeorge Lynch、Michael Schenker、Warren De Martini、Kee Marcello、Greg Howe、Shawn Lane、James Hetfield、Steve Lukatherだね。
Rob Halford、Phil Lynott、Elvis Presleyも尊敬しているよ。

7.メリー・クリスマス、そして明けましておめでとう。1997年もROYAL HUNTが来日出来るのを祈ってるよ。1995年、1996年の日本公演のツアーでは素晴らしい思い出が出来たし、また是非行きたいんだ。また逢おうね。体には気を付けて。

D.C. Cooper (Vo) – ROYAL HUNT (1996)(日本語)

弊誌S-ROCK vol. 2(1997年発行)より

 

1996年当時の新譜は、1996年に発売された2枚組のライヴ・アルバム”1996″でした。

 

 

D.C.の回答はFAXで送られた為一部がかすれています。ご了承下さい。

 

 

1.注文制作の宝石のデザインとスキーを楽しんでいるよ。休暇は最高だったよ!家族や友達とゆっくりと過ごせたからね。

2.新譜がどんな感じなのか、どんな音なのか全く見当が付かないよ。まだサンプルを受け取っていないから、好きな曲もまだないんだ。

3.尊敬と友情。日本の文化は、相手にとても敬意を表するし、尊敬に値するものだ、特にお互いに対してね。沢山の他の文化を持つ人々も学ぶ事が出来るんじゃないかな。

4.俺のゴールは、尊敬され、良いシンガーとして、そして良い人間とみなされる事だ。それら2つの本質は時間を掛けて得なくてはならないものだけど、どちらでもいられる様に気配りをする努力をしているんだ。

 

 

5.14歳の時に始めて、以来ずっと積極的に活動しているよ。グラム・バンドと一緒に東海岸をツアーしたり、5年半オペラのレッスンを受けたり(これはRob Halfordの勧めだったんだ)してきた。(ROYAL HUNTの前に)一番最近居たバンドの音はもっとザクザクしていて、挑戦的な感じだったんだ。

6.俺の音楽の好みは幅広いんだ。メタルからカントリー・ミュージック迄あるんだよ。幾つか好きなものを挙げると、DREAM THEATER、QUEENSRŸCHE、James Taylor、Aaron Neville、Vince Gill、IRON MAIDEN(Bailey加入前)。

7.俺の思いは、日々の生活の中で日本の友達と共にあるんだ。彼等が恋しいよ。彼等が見せてくれた愛と友情に本当に感謝している。彼等に半分お返し出来ていればいいなと思っているよ!少なくとも半分をね!!!

ENCORE (1997) (English)

“FREE IN CHAOS” released only in Japan in 1998. In 1997 ENCORE made promo materials called “THE NEW SINGLES” and “ANOTHER 6 SONGS”.

 

 

Answers for our questionnaire from ENCORE in 1997 from S-ROCK issue vol. 3 published in 1998.

 

 

Band members of ENCORE in 1997:

Carsten Olsen (Vo)
Benny Petersen (G)
Jesper Bang (B)
Per Fisker (Ds)

 

 

(Questions)

1. What are you doing these days? Let us know what has happened to you since JACKAL got separated.
2. Let us know your latest CD with 5 songs for promotion. What do you want people in music business to pay attention on? Which songs from the CD do you like?
3. What do you think of the music scene in Denmark these days? What is the most important for you guys to continue ENCORE there?
4. Would you describe each member of ENCORE including yourself?
5. What is a future plan for ENCORE so far?
6. A message to your Japanese fans for S-ROCK. And your autograph, please.

Jesper Bang (B) – ENCORE (1997) (English)

From S-ROCK issue vol. 3 published in 1998.

 

“FREE IN CHAOS” released only in Japan in 1998. In 1997 ENCORE made promo materials called “THE NEW SINGLES” and “ANOTHER 6 SONGS”.

 

 

Jesper answered 7 questions of ordinary S-ROCK questionnaire, don’t remember why instead of the one for ENCORE.

 

 

ENCORE (1997)(日本語)

1998年に日本のみで発売された”FREE IN CHAOS”アルバム。1997年の時点では、プロモ盤の”THE NEW SINGLES”と”ANOTHER 6 SONGS”を発表していました。

 

 

1998年発行の弊誌S-ROCK vol. 3に掲載された、1997年当時のENCOREの質問状回答を掲載します。

 

 

1997年当時のENCOREのメンバー:

Carsten Olsen (Vo)
Benny Petersen (G)
Jesper Bang (B)
Per Fisker (Ds)

 

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?JACKALが分裂した後何があったのかを教えて下さい。
2.最新の5曲入りプロモCDについて教えて下さい。業界の人々には何に注目して欲しいですか?どれが好きな曲かも教えて下さい。
3.最近のデンマークのミュージック・シーンをどう思いますか?デンマークでENCOREを続けていく為に貴方達にとって最も重要な事は何でしょう?
4.貴方自身も含めてENCOREのメンバーを表現して下さい。
5.今後のENCOREの予定を教えて下さい。
6.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

Per Fisker (Ds) – ENCORE (1997)(日本語)

1998年に発行されたS-ROCK vol. 3より

 

1998年に日本のみで発売された”FREE IN CHAOS”アルバム。1997年の時点では、プロモ盤の”THE NEW SINGLES”と”ANOTHER 6 SONGS”を発表していました。

 

 

 

1.最近は多くの時間を曲作りに費やしているよ、新譜が出る迄はね。やらなくちゃならない事が沢山あるし、今の所それが俺達の主な関心事だよ。

2.ああ、全部好きさ。このCDは主に欧州、もしくはデンマーク向けに作られたんだけど、Marathon Designは、数十年の終わりに向けて俺達が作った一番わくわくする曲なんじゃないかな。俺はそのスタイルがとても好きなんだけど、音楽業界の人達が全ての曲を1つのまとまったアルバムとして評価してくれる事を祈ってるよ。

3.知っての通り、ENCOREはJACKALじゃないんだ、今は全てが全く新しい。こっちでも誰もENCOREを知らないから、新しい事に対してのパワーと興味は俺達にとってとてもわくわくするものなんだ、それにデンマークのシーンは、あらゆる異なったスタイルやバンドにとても開放的だと思うんだ。だから前向きになれるんだ、以前JACKALに居た時にはなかった事だよ。

 

 

4.まずBennyから始めようか。20年以上彼を知っているから、一番評価し辛いな、ハハハ…。Bennyは公平でまっすぐな人間さ、君が彼と2ヶ月付き合いがあれば、彼を完全に理解している事になるね。
Carstenはあらゆる意味でとてもパワフルな男さ。作曲の仕方から歌い方からね。誰にとってもいい友達で、自分が何を求めているか分かっている男でもある。
Jesperは俺達の中で一番若いから、とても開放的な奴だよ、いつも笑っていて、凄いベーシストだ。
えーっと、俺?他の奴等が俺について何を書いているのか読むのが待ち切れないな…まあ俺はいい奴だよ。

5.ライヴをやって、新曲を作り、新譜を宣伝して、沢山楽しんで、旅をして、幾らか稼いで、音楽業界にまつわる事全てさ。でも俺達はまだライヴをやっていないんだ、だからデンマークの小規模な会場を全て回るんじゃないかな、楽しむ為と経験の為にね。

6.日本のファンを沢山獲得できることを祈ってるよ、JACKALのファンが俺達にとってどれだけ大切な存在だったか、そして今でも大切な存在かを知っているからね。日本でファンを獲得すれば、彼等はいい時も悪い時もバンドと共に居てくれる、それは俺の心を動かすものなんだ。みんなありがとう…。

 

 

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Jesper Bang (B) – ENCORE (1997)(日本語)

1998年に発行されたS-ROCK vol. 3より

 

1998年に日本のみで発売された”FREE IN CHAOS”アルバム。1997年の時点では、プロモ盤の”THE NEW SINGLES”と”ANOTHER 6 SONGS”を発表していました。

 

 

Jesperについては、通常のS-ROCKの質問状の7問に対して回答しています。彼だけ何故通常の質問状に回答しているのか、当時の記憶が全くございません。

 

 

 

1.今のデンマークの気候はとてもいいんだ、35℃で一日中太陽が出ているからね。ただ明確にすべき事といえば、ビーチで寝そべり、泳いで、美味しいものを沢山食べて、いい音楽を沢山聴き、ビーチ・バレーをやって、パーティー三昧だ。でも俺達は落ち着かなくなっているんだ、俺達のドラマーの…(S-ROCK注:下ネタなので訳すのを自粛します)で、リハーサル・ルームに戻りたくて仕方ないし、特に観客の前に戻りたくてたまらないんだ。

2.俺達の新譜は2、3か月の内に店頭に並ぶだろう。タイトルは”ENCORE”だ。プロモ・シングルは既に出た筈だよ。
“ENCORE”をレコーディングしてから俺達は驚くほど多くのインスピレーションを得てきているんだ。
次のアルバム用に十分な材料もあるしね、そして観衆が、君達がどういう反応を示すかを確かめたくてウズウズしているんだよ。

3.俺のそれとは全く違った文化を持った神秘的な所だと思ってるんだ。
美味しい食べ物と、いつか訪ねていきたい素晴らしい人々が居る文化さ。

4.俺のミュージシャンとしての第一のゴールは、自分自身と(勿論)バンドのファンを満足させられる作品を作る事。
ミュージシャンでいる事は精神世界に居る様なものさ。第一のゴールがミュージシャンになる事と音楽を創造する事にある瞑想の世界なんだ。

 

 

5.どんな種類のものも演ってきたよ。ジャズ、フォーク、ハードコアHM、グランジ、ポスト・グランジ…。3歳の時に母さんが俺に小さなピアノを買ってくれた時から俺のキャリアは始まったんだ。後で彼女はフルート、トランペット、ドラム、そして遂に…14歳の誕生日にベースを買ってくれた。俺は、父さんが編み出したバイオリン、サックス、ピアノ、クラリネット、ハーモニカ、アコーディオンや様々な楽器に囲まれて育ったのさ。

6.STONE TEMPLE PILOTS – TINY MUSIC…SONGS FROM THE VATICAN GIFT SHOP、EELS – BEAUTIFUL FREAK、OASIS – BE HERE NOW、PRODIGY – THE FAT OF THE LAND、CAKE – FASHION NUGGET、SMASHING PUMPKINS – MELLOW CONNIE AND THE INFINITE SADNESS、Jeff Buckley – GRACE、BRAND NEW HEAVIES – SHELTER、PEARL JAM – VERSUS、Miles Davis – KIND OF BLUE、SKUNK ANANSIE – STOOSH、NIRVANA (は一通り)、RED HOT CHILI PEPPERS – BLOOD SUGAR SEX MAGIK。

7.日本に行けるのを楽しみにしているんだ。君達の世界がどういう風なのかこの目で確かめるのさ。これ(RADIOHEAD – OK COMPUTER、John Coltrane – BALLADS、Tom Waits – SMALL CHANGE、Barry White は一通り)を聴いて、音楽に対するその素晴らしい姿勢を忘れないでくれ!