DIEZEL (1995)(日本語)

1995年に発表された唯一のアルバム”WILLPOWER”。

 

 

1995年発行の弊誌S-ROCK vol. 1に掲載された、1995年当時のDIEZELの質問状回答を掲載します。尚、当時NHRSPG vol. 2発行を目指して質問状回答を依頼していた為、設問中にNHRSPGの名前が出ています。NHRSPGは後にS-ROCKとなりました。

原本が見当たらない為、冊子をスキャンしたものを掲載します。

 

 

1995年当時のDIEZELのメンバー:

Frode Henriksen (Vo)
Jon Johannessen (G)
Tom Sennerud (G)
Sid Ringsby (B)
Diesel Dahl (Ds)

 

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?
2.最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?
3.「日本」という言葉から連想するものは?
4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?
5.貴方自身を含めたバンドのメンバーをどう表現しますか?
6.音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。
7.NHRSPGの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

Diesel Dahl (Ds) – DIEZEL (1995)(日本語)

2ndシングルのタイトル曲”When Sorrow Comes Alive”は、乳児の時逝去したDieselの愛息Dennisに捧げられています。

 

 

 

1.ニュー・シングルの”Love Has Got It’s Hold”をプロモーションする為のインタビューを受けているよ。HELLS ANGELSの兄弟たちと1520ccのハーレーに乗ってるしね。
2.アルバム・タイトルは”WILLPOWER”。11の新曲が収録されていて、プロデューサーはPHENOMENAや21 GUNSを手掛けたLeif Johansenが担当したよ。聴いて自分で判断してくれ。
3.エキゾチックで、全ての節目の中で多くを経験してきた国民。そっちへ行きたくて仕方ないんだ!
4.(ミュージシャンとしては)より良いドラマーになる事。新しいバンドDIEZELで素晴らしいコンサートを演る事。

 

 

5.みんな素晴らしい奴等さ!俺もね。
6.ごくメロディックなロックが好きだ。ZEPPELINやQUEEN、John BonhamにDIOだな。
7.ZERO CORPORATIONは、TINDRUMの“COOL, CAML & COLLECTED”を日本で発売した時に、次のアルバムの後に俺達(S-ROCK注:TINDRUMの話です)を日本に呼ぶって言ってたんだぜ。みんなに早く逢えるといいね。TINDRUMはなくなったんだ。長く続くのはDIEZELさ。

Sid Ringsby (B) – DIEZEL (1995)(日本語)

2ndシングルのタイトル曲”When Sorrow Comes Alive”は、乳児の時逝去したDieselの愛息Dennisに捧げられています。

 

 

 

1.最近は自分自身で、そしてDIEZELのメンバー達と一緒に最大限可能な良いライヴセットを作る為にリハーサルをしているんだ。クリスマス迄休暇を取る時間がないんだよ。
2.DIEZELの”WILLPOWER”は俺が演った中で一番最新のスタジオ盤さ。特に言うべき事はないんだけど、このアルバムはとても良い曲が集まった作品なんだ。好きな曲は、”Don’t Break My Heart”、”In The Wilderness”、”Gates Of Paradise”to
“Love Has Got It’s Hold”。
3.ノルウェーからとても遠い国。ずっと訪れたいと思ってきた国。日本からの人々はとても誇り高くて大変働き者だという事で知られているよ。君達は誰よりも「持っている」し、技術発展に関わってきたし、俺達がライヴとスタジオの両方で得る良い音をもたらしているんだ。
4.ミュージシャンとしてのゴールは、リハーサルの精神を持ち続け、年を取っても常に学ぶべき何かを得ているものだという事を悟るという事かな。俺自身のゴールは、DIEZELと共に日本で成功する事さ。

 

 

5.Diesel:彼はとても働き者で、のめり込むものに対してはいつでも100%心血を注ぎ込む奴だよ。Frode:一番素晴らしいメロディックなフックラインを見つける能力に恵まれた良いシンガーさ。どんなシンガー、あるいはミュージシャンでもそれが難しくて最も重要な役目だと知っているんだ。Jon:奴の事は”Mr. Together”と呼んでくれよ。彼は物事をまとめる役割を担ってる。素晴らしいギタリストである他に、良いソングライターでもあるよ。Tom:彼はJonと一緒に素晴らしいソングライター・チームを作っている。Jonと同じく素晴らしいギタリストでもあるし、どんなベーシストやミュージシャンも安心して一緒に演れる奴でもあるよ。俺自身:自分の事を書くのは難しいな。だから他の連中にこれは任せるよ。「君が理解出来なければ、奴等4人はとてもいい連中だという事さ」。
6.殆ど何でも聴くんだけど、いつでも好きなのはAEROSMITHとLED ZEPPLINさ。好きなミュージシャンはSteve Lukatherだよ。
7.君達がこのアルバムを楽しんでくれる事を本当に祈っているよ。もしそうなら、多分95年の終わりか、来年の初めには来日してツアーをすると思うんだ。

Tom Sennerud (G) – DIEZEL (1995)(日本語)

2ndシングルのタイトル曲”When Sorrow Comes Alive”は、乳児の時逝去したDieselの愛息Dennisに捧げられています。

 

 

 

1.俺達の新譜”WILLPOWER”を完成させた所さ。シングルの”Love Has Got It’s Hold”のプロモーションをTVでやっているよ。もうすぐツアーに出る予定なんだ。
2.一番新しいアルバムは”WILLPOWER”さ。みんながアルバムの曲を気に入ってくれるといいな。好きな曲は、”Love Has Got It’s Hold”、”Dancin'”と”Hangin’ ‘Round The Angels”さ。
3.国や家族や文化にとても心を配る働き者の人達。
4.(ミュージシャンとしては)生活が成り立つ様にプレイする事。(自分自身としては)他人に対して親切である事。

 

 

5.Diesel:激しいドラマーで、働き者で、とても親切な奴。Frode:親切で、いい親父で、魂のこもった歌を歌ういいシンガー。Jon:俺の親友の1人。俺達の中で何事をも管理している奴。Sid:滅茶苦茶いいミュージシャンでいいシンガーでもあるよ。俺の兄弟になれそうな奴なんだ。俺自身:他の奴等と同じ位いい奴になろうとしているんだ。
6.TOTO、LOS LOBOTOMYS、Steve Lukather、MR. MISTER、Michael McDonald、TUBES、Gary Moore等。
7.早く逢えるといいね。

Jon Johannessen (G) – DIEZEL (1995)(日本語)

2ndシングルのタイトル曲”When Sorrow Comes Alive”は、乳児の時逝去したDieselの愛息Dennisに捧げられています。

 

 

 

1.最近は自分自身で、あるいはバンドと一緒にこの夏のギグの為のリハーサルをしているよ。俺は落ち着きが無さ過ぎて休みが取れないんだ。だからどっちつかずでホームスタジオで時間を潰しているのさ。
2.最新アルバムは”WILLPOWER”さ、俺達は、強力な売れ線の曲と伝統的なHRの間の完璧なバランスを発見したと思うよ。好きな曲は、”Love Has Got It’s Hold”、”In The Wilderness”、そして”Hangin’ ‘Round The Angels”さ。
3.強烈な文化、働き者の人々、俺がまさに訪れたい所なんだ!
4.ミュージシャンとしてのゴールは、自分で作り得る最高の曲を書く事と出来る限り学ぶ事さ。俺個人のゴールは、大家族を持つ事の他に、料理番組のホストとして日本でTV番組を持つ事(冗談なんかじゃないよ!)。今こそ西洋の俺達が素晴らしいレシピのお返しをする番さ!

 

 

5.Diesel:正直で、激しいドラマーで、常に何かに忙しい奴さ。俺達のクオリティーを管理しているんだ。Frode:かっこ良くて穏やかで、俺が常に求めていたシンガーなんだ。Tom:まさにミュージシャン。素晴らしいギタリスト、そして素晴らしい友達さ。Sid:素晴らしいミュージシャンで楽しい奴さ。こんな兄弟が居たらいいなぁと思う様な奴なんだ。俺自身:音楽の為に1日25時間生きる男さ。
6.好きなミュージシャンはPat Travers、Ted Nugent、Steve Vai、そしてFrank Zappaさ、好きなバンドは、AEROSMITH、VAN HALENとTHE ROLLING STONESなんだ。俺達のプロデューサーのLeif Johansenは、PHENOMENAや21 GUNSの仕事でも分かる様に常に上位に居るよ。
7.俺達の新譜”WILLPOWER”を楽しんでくれ。出来るだけ早くそっちへ行って君達の為にプレイするよ!

Frode Henriksen (Vo) – DIEZEL (1995)(日本語)

2ndシングルのタイトル曲”When Sorrow Comes Alive”は、乳児の時逝去したDieselの愛息Dennisに捧げられています。

 

 

 

1.俺は次のアルバムの曲作りを始めているよ。バンドとしてはライヴのリハーサルの真っ最中さ。休暇と言う程の時間はないけれど、時には太陽の下でリラックスする様に心掛けているんだ。
2.最新アルバムはDIEZELの”WILLPOWER”さ。強力なメロディーといい歌詞が入っていると思うよ。みんなには俺の歌に注目して欲しいな、ハハ!好きな曲は(この質問は難しいよ、全部素晴らしいからね!)は”When Sorrow Comes Alive”かな。
3.訪れたいと思っているエキサイティングな国。
4.ミュージシャンとしてのゴールは、好きな音楽を出来るだけ作る事かな。俺自身本当に音楽の為に生きている様なものだから、俺自身のゴールも大体同じだろうなぁ。

 

 

5.Diesel:独自のドラム・スタイルを持ったカリスマ的存在。何かに集中すると大抵成し遂げてしまうんだ。凄い奴さ。Jon:俺の知る限りまとめ上手な奴の1人さ。いいソングライターで、素晴らしいギタリストで本当の友達なんだ。Tom:奴は本当にギターの扱いを良く知っている男だ。良い曲を書くし、ユーモアのセンスもある。全体としていい奴さ。Sid:本当にいいミュージシャンさ。マズい気分になったりしないし、いつもいい話を持って来る。居てとても楽しい奴だよ。俺自身:積極的になる様にしているし、まずマズい雰囲気に陥らない。歌う事が好きで、曲を書く努力もしているよ。
6.俺の音楽の好みは幅広いよ。好きなのは、NIGHT RANGER、TOTO、FOREIGNER、VAGABOND、Mr. BIG等幾らでも続けられるよ。強力な曲がある限り好きになっちゃうんだ。
7.俺達のアルバムを買って、聴いて、君の友達にどれだけ素晴らしいかを伝えてくれ。君達みんなに逢えるのを楽しみにしているよ。取り敢えずはさよならさ。

Dag Stokke (1996) – TNT/VAGABOND (English)

In memory of Dag Stokke, 1967-2011. We all love and miss you, Dag.

 

Taken after the gig of TNT in Nagoya 1997. The photo of him in 1996 when we got his message is missing, instead we get this one online.

 

 

 

From S-ROCK vol. 2 (published in 1997). The original paper of this message is missing, and we got the issue scanned instead.

 

 

Dag Stokke (1996) – TNT/VAGABOND(日本語)

Dag Stokke(1967-2011)の思い出に寄せて。

 

1996年にメッセージを書いて貰った際の写真が見当たらない為、1997年のTNT名古屋公演終演後に撮影した写真を代わりに掲載します。

 

 

 

弊誌S-ROCK vol. 2(1997年発行)に掲載した自筆メッセージを掲載します。原本が見当たらない為、冊子をスキャンしたものを掲載しています。

 

 

名古屋、1996年10月25日

S-ROCKの全てのメンバーのみんなへ。
元気?俺は元気だよ。3回目の来日だ。前回のTNTのツアーから4年振りになるね。今回は俺の友達Trine Reinと演るんだよ。出来るだけ早くTNTやVAGABONDと一緒に(日本に)戻って来れるといいな。Keep On Rockin’! またすぐ逢おうね!!!