STREET TALK (1997)(日本語)

STREET TALKの1997年当時の新作は”COLLABORATION”で、Göran Edman、Kristian Andrèn、Conny Törnell、Christian Johansson、Daniel Jonsson、Jörgen Anderssonを迎えて制作されました。

 

 

 

1998年発行の弊誌S-ROCK vol. 3に掲載された、1997年当時のSTREET TALKの質問状回答を掲載します。

 

 

1997年当時のSTREET TALKのメンバー:

Fredrik Bergh (Key/Vo)
Tomas Olsson (G)
Andreas Lidberg (G/B/Key)
Jon Persson (Ds)

 

 

(質問)
1.最近はどんな事をしていますか?アルバム製作?コンサート?それとも休暇中?
2.最新アルバム/デモテープについて教えて下さい。どんな所に注目して欲しいですか?好きな曲は?
3.「日本」という言葉から連想するものは?
4.ミュージシャンとしてのゴールを教えて下さい。貴方自身はどうですか?
5.貴方の音楽キャリアとどんな音楽を演ってきたのか教えて下さい。
6.音楽的嗜好と好きなミュージシャン、バンドを教えて下さい。
7.S-ROCKの日本のファンにメッセージを下さい。サインもお願いします。

 

 

 

STREET TALK FACEBOOK: https://www.facebook.com/sttalk

Jon Persson (Ds) – STREET TALK (1997) (日本語)

STREET TALKの1997年当時の新作は”COLLABORATION”で、Göran Edman、Kristian Andrèn、Conny Törnell、Christian Johansson、Daniel Jonsson、Jörgen Anderssonを迎えて制作されました。

 

 

 

1.音楽の勉強をしているよ。

2.STREET TALKの”COLLABORATION”アルバムさ。2曲目の”If You Say It’s Over”と3曲目の”Standing In The Rain”が好きさ。

3.カメラと笑顔の人々!

4.自分が演る音楽を通じて自分の考えや感情を表現出来る様になる事。

 

 

5.若かった時はDEEP PURPLEやTOTO等の音楽を演るのが好きだったな。今はJohn ColtraneからJOURNEY迄何でも演るよ!

6.DEEP PURPLE、THIN LIZZY、John Coltrane(素晴らしいDsのElvin Jonesと共に)、Sting、Peter GabrielやJOURNEYがほんの一部だよ。

7.Carpe Diem(1日の花を摘め)

Andreas Lidberg (G/B/Key) – STREET TALK (1997)(日本語)

STREET TALKの1997年当時の新作は”COLLABORATION”で、Göran Edman、Kristian Andrèn、Conny Törnell、Christian Johansson、Daniel Jonsson、Jörgen Anderssonを迎えて制作されました。

 

 

 

1.最近は音楽教師として働いているんだ。空いた時間で次のアルバムの為の曲作りをしているよ。

2.最新アルバムはSTREET TALKの”COLLABORATION”さ。素晴らしい曲と素晴らしい演奏、素晴らしい歌に注目して欲しいね。好きな曲は、”If You Say It’s Over”、”Borrowed Time”さ。

3.忠実な人々、音楽ファンとしても労働者としてもだけど、を連想するね。ワクワクする様な文化も考えるな。大事な事を最後に言うけど、最先端のテクノロジーの国だと思うよ。

4.ミュージシャンとしては、興味深い音楽を書き続ける事、俺の内面の感情をギターを通じて表現出来ればいいなと思うね。

5.10歳の時にTHE BEATLESのレコードに合わせてオルガンを弾き始めたよ。その後13歳でギターに転向したんだ。15~17歳迄音楽学校に通って、ギター、ピアノ、ドラムを習ったんだ。それから17歳でギターの先生になったよ。色々なバンド(AMBO、UPTOWN DOWN、SOLITUDE…)を始めて、オリジナルから、Joe Satriani、Yngwieのカヴァー迄演っていたインスト・バンドのSOLITUDEでは俺の仕事に好意的な反応を得ていたんだ。

 

 

19歳の時にミュージシャンとしての自分を高める為にL.A.に移住した。20歳の時にスウェーデンに戻って、VoのDaniel Jonssonと共にSUPERFREAKというバンドを始めたんだけど、STOCKHOLMレコードが接触してきて大いに興味を示したのさ。でも契約が成立する前にSUPERFREAKは解散してしまうのさ。17歳からずっと自分のスタジオでレコーディングやアレンジをしているよ。STREET TALKのデビュー・アルバムの為の多くの曲やアレンジもそこで完成したんだ。24歳の時にはG/B/Key/Dsの教師としてロックの音楽学校で働いていた。GとKeyを俺が担当していた9人編成のソウル・グループを始めたのもこの時さ。その後ソウル女性VoのTalithaから、彼女のデビュー・アルバムで演る様に誘われたよ。何千人の前でストックホルムのショーで演奏した事もあった。これ迄俺が演ってきた音楽は、AMBO(15歳)ではHR、UPTOWN DOWN(16歳)ではAOR、SOLITUDE(18歳)ではインスト・ロック、SUPERFREAK(20歳)ではウエストコースト・サウンド、ASSOUL BAND(24歳)ではソウル、Talitha(25歳)ではソウル、音楽学校ではブルース、ジャズからHR迄演っていたよ。

6.好きなミュージシャンは、Michael Ruff、ROBBEN FORDとNeal Schon、特に好きなのはブルース、ジャズ、ウエストコースト、ソウル的な音楽さ!

 

 

7.君達が俺達のアルバムを気に入ってくれるといいな。早く君達に逢いたいよ!元気でね。

Tomas Olsson (G) – STREET TALK (1997)(日本語)

STREET TALKの1997年当時の新作は”COLLABORATION”で、Göran Edman、Kristian Andrèn、Conny Törnell、Christian Johansson、Daniel Jonsson、Jörgen Anderssonを迎えて制作されました。

 

 

 

1.今大学で勉強しているんだ。自分の時間の大半をホームスタジオでのギターの練習や音楽制作に費やしているよ。その中からいい作品が生まれるといいけどね。

2.”COLLABORATION”アルバムの中の曲は全部好きなんだ。1つ選ぶのは難しいよ。でもそうしないとならないなら、”Where Does Love Go”かな。いい歌詞が付いているし、いい歌メロがあるからね。

3.日本という言葉を聞くと、何千年も続く伝統のあるエキゾチックな国で、同時にハイテクと品質の国だという事も考えるね。ワクワクする様な所なんだろうね、本当に行きたい所だよ。

4.俺のゴールは、前進して、ギター・プレイを出来るだけ素晴らしいものにする事。他の楽器にも挑戦したいと思ってるんだ。個人的には、音楽で生計を立てられる様になりたいね。

 

 

5.色々なローカル・バンドで、あらゆる種類の音楽を演ってきたよ。でも最後には俺が演りたいのはより洗練されたロックなんだ。だから俺はSTREET TALKに参加したんだし、それが正しい事だったと思っているよ。

6.RUSH、DREAM THEATERやJOURNEYの様な素晴らしいミュージシャン達が居るロック・バンドが好きだ。他にはMike Stern、Dave Weckl、John Scofield、Scott HendersonやSANTANAの様なジャズ・ミュージシャンのものも沢山聴くよ。

7.アルバムの曲を楽しんでくれた事を祈ってるよ。それと、いつか君達に逢って飲みにでも行けたらいいね、それ迄元気でね!

 

 

(彼は手書きしたものをタイプ&印刷したものも送ってくれました)

Fredrik Bergh (Key/Vo) – STREET TALK (1997)(日本語)

STREET TALKの1997年当時の新作は”COLLABORATION”で、Göran Edman、Kristian Andrèn、Conny Törnell、Christian Johansson、Daniel Jonsson、Jörgen Anderssonを迎えて制作されました。

 

 

 

1.今はSTREET TALKの次作のアルバム用の新曲を書くのにとても忙しくしているんだ。1998年1年丸ごとかかるだろうね!STREET TALKの2ndアルバムに入る事になる、最近書いた曲の幾つかのタイトルを挙げるよ。”I’ll Be There For You”、”If Ever You Need Someone”さ。1998年の初めには2、3週間休暇で出掛けられるといいなと思ってるんだ、アメリカに旅行出来たらいいね。

2.STREET TALKが一番最近発表したのは、勿論新譜の”COLLABORATION”さ。日本のメロディック・ロックやAORの全てのファンにはこのアルバムをチェックする事を勧めたいね。何故なら、この作品は全ての年齢の全ての職業の人々にアピールすると思うからさ。このアルバムではどんな人にも何かを感じて貰えるんだ。いいプロダクションに支えられた素晴らしいメロディックな曲の数々、と同時に演奏者の印象的な演奏がね。チェックしてくれ!

 

 

アルバム全体が好きだから、”COLLABORATION”アルバムから好きな曲を選ぶのは難しいけど、この4曲が特別なお気に入りさ。”Walk Away From Love”、”Standing In The Rain”、”If You Say It’s Over”と”Could You Be The Only One”だよ。

3.日本という言葉を聞くと、とても働き者で信頼出来る素晴らしい人々が居る国だと思うね。日本は音楽に関しても素晴らしい国だよ、日本のファンはしっかり教育を受けているし、好きなアーティストに応援を惜しまない。オーディオやビデオ製品等のハイテクについても日本はとても優秀な国だね。

4.俺のゴールは、俺の活動の産物を楽しんで敬意を払う人々の為に好きな音楽を書き続け、演奏し続ける事さ。ミュージシャンとしては、前進し、出来る限り上手く演れる様に努力する事。将来他にやりたい事は、他のアーティストやバンドの為の作曲者、ミュージシャン、プロデューサーとして働く事さ。

 

 

5.音楽のキャリアで様々な種類の全ての音楽を演ってきているよ。9歳の時にバイオリンを始めて、バイオリンの個人レッスンを1年位受けた後、10歳でトランペットに転向したんだ。トランペットは大体2年位やって、その後に2つのビック・バンドでブラス・セクションに所属していたんだよ。13歳の時にロックにハマってトランペットは止めて、ギターの個人レッスンを受ける事になったのさ。

6.音楽的影響となると、唯一無二の作曲者やミュージシャンに影響を受けてきていると言えるね。Don Henley、Prince、Peter Gabriel、John Waite、JOURNEY、挙げればもっとあるよ…。

 

 

7.S-ROCKのメンバーとファンのみんなへ!新譜を楽しんでくれ!早く日本へ行って、みんなの為に何回かライヴを演れたらいいな。

 

 

 

 

STREET TALK FACEBOOK: https://www.facebook.com/sttalk

Steven Anderson (G) (1996) (English)

The latest album in 1996 was his 2nd album “MISSA MAGICA”.

 

 

Autographed answers for our questionnaire in 1996 for S-ROCK vol. 2 (published in 1997). The original paper is missing and a scanned file is online, sorry that it’s hard to read what he wrote.

 

 

 

 

 

 

Steven has changed his name to Steven Kautzky Andersson and is working for his comeback album which will be released later this year, together with the band GIPSY POWER. He had problems with his arm for 10 years and couldn’t play guitar.

 

GIPSY POWER – Electric Threads

Steven Anderson (G) (1996)(日本語)

1996年に発表された2ndアルバム”MISSA MAGICA”。

 

 

1997年発行の弊誌S-ROCK vol. 2に掲載された、1996年当時のSteven Andersonの質問状回答を掲載します。

原本が見当たらない為、冊子をスキャンしたものを掲載します。原文が読み辛くて申し訳ございません。

 

 

 

1.”MISSA MAGICA”という最新アルバムのミックスを終えた所さ。結果には満足しているし、聴く人達もそうだといいなと思っているよ。より深い意味と思いと、ハード・オリエンタル・フュージョン・ミュージックを演る事の両方にね。このアルバムには、(解読不能)フルート&ストリングスや、北欧の太陽の下の自然からの雰囲気の様な、新しくて異なる素晴らしい要素が含まれているのさ。

2.俺のゴールの1つには、聴く人々に恍惚的な精神世界の旅を広く体験して貰う、というのがあるんだ。音楽が人々の心と精神に到達出来ればと願っている。決して簡単な事ではないけれど、この新しい音楽で俺は人々のより広いエリアに遭遇出来ればいいなと思っているんだよ。

3.素晴らしい精神、美しい伝統、最高の食べ物、親切な人々、美しい自然、素晴らしい音楽嗜好、沢山の人々…日本に行って演りたいんだ!!!

4.俺のゴールは、僕の内なる子供に表現する為には何が重要と感じているかを常に尋ねる事なんだ。聴き手に、彼等が関わる事が出来て、彼等自身が精神的欲求を表現出来る何かを与えられたらと思っている。そしてインスパイアし、もっと独自の方法で違った事をしてみたい。簡単ではないけれど、旅する時に作曲したいという欲求が起こると、それはそれぞれのアルバムとは少し違って聞こえるものだと信じているんだ。そしてもっとスタジオでの作業をしてみたいし、俺の持つスタイルのギタリストを求めているバンドの手助けもしてみたいね。

 

 

5.リズム&ブルース、ブルース、ロック、フュージョン、ポップ、ディスコを演ってきたよ。ファンク・バンドもね。生活の為や、もっといい機材を買う為のお金を得るのにトップ40を演るライヴも沢山やったしね。18~20歳の時には20人の生徒を教えていたんだけど、その後L.A.へ2、3年移住したんだ。でも4年前から自分自身を自分の音楽と方向性でサポート出来る様になってラッキーだよ。

6.俺自身がどういう気分か、というのにもよるんだけど、精神瞑想音楽が好きなんだ。Al Di Meola、SANTANA、RAGE AGAINST THE MACHINE、John Norum、Yngwie Malmsteen、SIMPLE MINDS、Jimi Hendrix、DEEP PURPLE、Ritchie Blackmore、スウェーデンの民謡、東欧のジプシー音楽、アジアの音楽、Neil Young、MEGADETH、アシッド・ジャズのMOTHER EARTH、URBAN SPECIES等…。

7.本物であってくれ、今を生きよう。ありがとう。そしてKeep grooving.

 

 

 

現在彼はSteven Kautzky Anderssonとして活動しており、GIPSY POWER名義のバンドで今年「復活」アルバムを発表する予定です。腕にトラブルがあり、約10年ギターが弾けなかったそうです。

 

GIPSY POWER – Electric Threads

Erika – E-mail Interview (2019) (English)

 

S-ROCK: Last time when we met in Stockholm in 2001, you told you worked as a journalist. And in 2016 you released the album “DEAF, DUMB & BLONDE”. What did you do during these 15 years?

Erika: I have been working w/ my podcast ROCK BÖTTOM (www.acast.com/rockbottom) where I interview international rock stars.
Also, I took a lot of time off to be w/ my three children when they were young.
Now they are grown up, we hang out a lot when I have time off but I can start touring again. I just did a few festivals etc last year on the heel of my last album “DEAF, DUMB & BLONDE”, which was released 2016 on an English label.
2019 has been all about writing, recording, mixing and doing the podcast. Also squeezing in some kind of quality time w/ my boyfriend when he’s not touring. Which he is on average 150 days of the year…

S-ROCK: Back to late 90’s, you released “PLANET X”, “RIPE” and “SUPER TRAX”. “RIPE” was out only in Japan from
D:POP RECORDS, and “SUPER TRAX” was out only in Japan as well from TSUTAYA RECORDS (are they what D:POP changed their name or sold their company to TSUTAYA?). Why did those 2 albums got released only in Japan? MUSIC ON LINE RECORDS ever released several materials besides yours and seemed to be closed…..

Erika: This was a sign of the times in Sweden at the time. Japan was very influential in the music business over here.

S-ROCK: Guess you didn’t have an interview for “DEAF, DUMB & BLONDE” album for Japanese market, do you mind talking about the album? “PLANET X” and “RIPE” are rock albums with more pop and punk elements, “DEAF, DUMB & BLONDE” album is melodic with more AOR elements.

Erika:  “DEAF..” is the heaviest album I ever made, not surprisingly since I co-wrote it w/ members from IN FLAMES, CANDLEMASS etc. But yeah, some AOR elements for sure since I also co-wrote w/ Mic from EUROPE.
I like to try new things, new co-workers etc.

 

 

S-ROCK: You’re working for your 7th/new album, would you tell us what it is like and who work for you this time? What is a big difference from “DEAF, DUMB & BLONDE” album?

Erika: “REMEDY FOR SOBRIETY” is a lot more melodic and less production-based compared to “DEAF..”. Very much an album to have a drink too, sing along too and enjoy live🤘🏻

S-ROCK: And would you tell about the promo video for your new single “Death Defying Heart” which was released last December?

Erika: It was an idea I developed w/ filmmaker Henrik Perälä. The funniest video is the documentary of the making of the video. It was shot in my penthouse starring my entourage, friends and my boyfriend (Stam, of Swedish band MUSTASCH). Everyone got hammered and we had a blast. I felt sorry for my cleaning lady the next day though🙈

 

 

S-ROCK:You’re the producer and one of the hosts of the very successful rock podcast ROCK BÖTTOM. Any interesting
stories about it?

Erika: A few months ago I managed to snag the headliners at SWEDEN ROCK FESTIVAL to ROCK BÖTTOM podcast, although they actually did not do any media then. Much to the surprise of major radio channels, TV shows etc. I’ve had pretty much everyone from DEF LEPPARD and RAINBOW to Lzzy Hale and RIVAL SONS visit the podcast (which I host alone since last year).  Sometimes we record at home in my sofa, sometimes backstage.

S-ROCK: In Japan elder people still prefer CDs to streaming/downloading, actually Japan is still the 2nd biggest music market, but CDs are still about 70% of all music sales here. I actually buy CDs, not using Spotify, Apple Music for example. Young people listen to music by their smartphone (in Japan “smartphone” means almost iPhone) and buy CDs only for something special like a free ticket of meet & greet. I guess in Sweden people don’t buy CDs like before any more, what do you think about it?

Erika: The CD market is close to zero here. Vinyl has a small revival now and I think that’s very cool, I love the way cover artwork can be displayed that way. Overall though I am very much an “onwards, upwards” person; I accept change and roll w/ the punches. No use complaining over loss of income because of streaming. At least more people get to hear my music that way.
Instead we are focusing on special treats for die hard fans at our upcoming tour, such as golden circle, meet and greets etc. So I hope Japanese promoters will understand how much my fans mean to me and co-work on these things. I truly love my fans and want them to feel as a major part of the mayhem that is the Erika circus!

 

 

S-ROCK: Would you give messages to your Japanese fans who visit S-ROCK website? Tack så mycket!

Erika: Make sure to download/buy a shitload of “REMEDY FOR SOBRIETY” so I can come visit you again soon!
Let’s have a party in Japan that is worth a massive hangover! 🥂🍾🥂🍾🥂🍾🤘🏻🤘🏻🤘🏻
Lots of love,
Erika

 

 

 

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ROCK BÖTTOM podcast: https://play.acast.com/s/rockbottom

Erika – E-mail Interview (2019)(日本語)

 

S-ROCK: 前回2001年にストックホルムで再会した際、ジャーナリストとして働いているというお話でした。そして2016年には”DEAF, DUMB & BLONDE”アルバムを発売しましたね。その間の15年間は何をしていましたか?

Erika: 世界的なロック・スターをインタビューする場としてのポッドキャストのROCK BÖTTOMの仕事をしてきたわ。それと3人の子供達が小さかった頃は、彼等と一緒に過ごす為の時間をたっぷり取っていたわ。
今は彼等も成長したから、私がオフの時は一緒に飲みに行く事が多いし、ようやくツアーに出られる様になったの。私の前のアルバム”DEAF, DUMB & BLONDE”、イギリスのレーベルから2016年に発売されたものよ、に続いて昨年は2、3のフェスティヴァル等に出演したわ。
2019年は作曲、レコーディング、ミキシングにポッドキャストに明け暮れる年ね。それと、ボーイフレンドがツアーに出ていない時は、ある種の質の高い時間をぎゅっと詰め込むわ。年平均で150日位はツアーに出ているかしら…。

S-ROCK: 90年代終わりに話を戻します、貴女は”PLANET X” 、”PLANET X”と “SUPER TRAX”を発売しました。”RIPE”は日本のみの発売でD:POPレコードさんから、”SUPER TRAX”も日本のみでTSUTAYAレコードさん(D:POPさんの社名変更によるもの?)から発売されています。それらは何故日本のみの発売となったのでしょうか?MUSIC ON LINEレコードは貴女の作品を含めてこれ迄何枚かを発売しただけで、どうやら閉鎖された様ですが…?

Erika: これはあの当時のスウェーデンでの世相を反映したものよ。日本はこちらの音楽業界で影響力が大きかったの。

S-ROCK: 日本のマーケット向けには”DEAF, DUMB & BLONDE”についてのインタビューは受けていない様ですね。今このアルバムについて語るのは嫌ですか?”PLANET X”と”RIPE”はよりポップスとパンクの要素が強いロック・アルバムで、”DEAF, DUMB & BLONDE”アルバムはよりAOR色が強いメロディックな仕上がりになっています。

Erika: “DEAF…”はこれ迄作った作品の中で最もヘヴィーなものだわ、IN FLAMESやCANDLEMASS等のメンバーと共作したから驚くべき事じゃないの。でもそうね、確かに幾らかのAORの要素はあるわ、だってEUROPEのMicと共作したんだもの。
新しい事に挑戦するのが好きなのよ、新しい共作者とかね。

 

 

S-ROCK: 現在貴方は新譜となる7枚目のアルバムの制作中ですね、どんなアルバムになり、今回誰が参加しているか教えて頂けますか?”DEAF, DUMB & BLONDE”アルバムとの大きな違いは何でしょうか?

Erika: “REMEDY FOR SOBRIETY”は、”DEAF…”と比べてずっとメロディックで、プロダクションを基にする事を減らした仕上がりになっているわ。飲みのお供にとても良くて、一緒に歌うのも良くて、人生を楽しむアルバムね。

S-ROCK: 昨年12月に発売された貴女のニュー・シングル”Death Defying Heart”のプロモーション・ビデオについて教えて下さい。

Erika: 映像制作のHenrik Peräläと一緒に作ったアイディアだったわ。一番面白いのはビデオの制作過程のドキュメンタリーよ。私の側近、友達、私のボーイフレンド(Stamっていうの、スウェーデンのバンドMUSTASCHのメンバーよ)を起用して、私のペントハウスで撮影されたわ。みんな酔っぱらって、とても楽しかった。翌日のお掃除の女性に申し訳なかったけどね。

 

 

S-ROCK: 貴女は、とても成功しているロック・ポッドキャストのROCK BÖTTOMのプロデューサーで、司会者の1人ですよね。何か面白い話はありますか?

Erika: 2、3か月前、ROCK BÖTTOMのポッドキャストの為にSWEDEN ROCK FESTIVALのヘッドライナー達を捕まえるのに何とかして成功したの。彼等はどんなメディアにも対応しようとしなかった状況だったんだけどね。有名なラジオのチャンネルやTVショーには大きな驚きだった筈よ、DEF LEPPARDやRAINBOW、Lzzy HaleにRIVAL SONSがポッドキャストに出てくれたわ(昨年から私1人で司会をしているのよ)。時には私の自宅のソファーで収録したり、時にはバックステージで、って事もあるわ。

S-ROCK: 日本では年齢が上の人達はストリーミングやダウンロードよりCDを好んでいます、実際日本は今でも世界で2番目に大きな音楽市場ですが、今も売り上げの7割を占めるのがCDだそうです。私自身もCDを買いますし、SpotifyやApple Music等は使っていません。若者はスマホ(といえば、日本ではほぼiPhoneの事を指します)で音楽を聴き、CDを買うのはミート&グリートに参加する為の招待券を得る手段等としての特別な場合だけです。スウェーデンでは以前の様に人々はCDを買わなくなったと思いますが、それについてどう思いますか?

Erika: ここではCD市場はゼロに等しいわ。レコードはちょっと復活していて、それはとてもイケてると思うの、ジャケットを飾る事が出来るあの感じが大好きなのよね。全体的には私は「未来志向で、上向き」な人間なの。変化を受け入れて、柔軟に対応するわ。ストリーミングのお陰で収入が減った事に対して文句を言うのは無意味よ。少なくともそんな方法でも私の音楽を聴こうとしてくれる人達が増えるって事だもの。
その代わりに、私達の次のツアーでは辛抱強い長年のファン達に特別なおもてなしをする事に注力しようと思っているわ、VIP用の最前列の席を用意するとか、ミート&グリートとかね。だから日本のプロモーターが、私にとってファンがどれ程大切で、これらの事柄を共同作業するのが重要か理解してくれるのを祈っているのよ。ファンのみんなが大好きだから、Erikaサーカスの騒乱の重要な位置に居る事を感じて欲しいと思ってる!

 

 

S-ROCK: 弊サイトを訪問して下さる貴女のファンにメッセージを頂けますか?ありがとうございました。

Erika: “REMEDY FOR SOBRIETY”を沢山ダウンロード・購入するのを忘れないでね、そうすればすぐにまた貴方達の所へ行く事が出来るのよ!日本でパーティーしましょう、重度の二日酔いの価値があるわよ!沢山の愛を込めて、Erika

 

 

Erika Official FACEBOOK: https://www.facebook.com/erikaerika666/

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